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Diary
クニ子の日記

2001年

2002年
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2002年10月31日(木)
「早いもので、もう10月も終わりだなー」
「最近、めっきり冷え込んできましたね」
「こういうときは危ないんだ。つい、“寒いからカロリーとらなきゃ!”とか言って余計なモン食ってしまう」
「ご主人様ってば、暑い季節だってそうだったと思いますけど……?」
「ま、まあね。でも、コンビニに中華まんがあるかどうか、これは大きいんだぞ。つーか、あったら買っちゃうだろ、誰だって」
「それは言い過ぎですよ」



2002年10月30日(水)
「十光土佐さまのサイト『もんどり小屋 電悩館』へのリンクを貼らせていただきました!」
「今後とも、よろしくお願いいたします〜!」



2002年10月29日(火)
「休みを取ると次の日仕事に行くのがかったるくてかなわんです」
「いろいろとゼイタクなこと言ってますねえ」
「まーね。ただ、オレ、子供のころ“学校にいくのがかったるい”って気持ちは、不思議となかったんだよね。だから、このかったるさは何だか新鮮というか、ビックリと言うか」
「それは、学校ではボーっとしてたから、っていうことですか」
「かもね。さすがに、仕事場ではあんまりボーっとできないし」



2002年10月28日(月)
「運良く代休を取ることができたよーん」
「よかったですねえ」
「つーわけでアキバでマンガとか買ってきました。で、『ぴたテン』の6巻を買ったんだけど……まさか紫亜ちゃんが経産婦だとは思わなかったなあ」
「驚きのポイントはそこですか」
「あと『エロボン』の2巻も買ったんだけど、雑破業センセのショタ描写は本当に素晴らしいです。脱帽です」
「ご主人様、最近、そっち方面にハマってません?」
「なんて言うか、可愛ければ性別なんてどうでもよくなってきたのは確かだね」
「危ない兆候ですねえ」
「もしポルノが書けない世の中になったら、ショタホモでも書いて鬱憤を晴らそうかなあ」
「あのー、ショタホモも立派なポルノですよ」
「あ、そうか」



2002年10月27日(日)
「万能無敵/ミルク・エンジェル』の第7話をアップいたしました!」
「お疲れ様です。でも、ちょっとずつ週刊ペースが崩れているような」
「いや、やっぱり難しいもんだよ。これから、諸般の事情でまた遅れ気味になるかもしれないし」
「何ですか、事情って?」
「えーとね、今はまだ秘密」



2002年10月26日(土)
「最近、表のメアドの方にもウィルスメールが来るようになってね」
「へえー、一時、なりを潜めたと思ってたんですけどね」
「また多くなってきた感じかな。プロバイダーなんかで、“無料ウィルスメール・チェック”をウリにしてるところがあったけど、あれって自分のとこのサーバを守るためだろうからなあ」
「まあ、それでも、ウィルスによる被害が減れば、ネット全体にとっていいわけですから」
「まーね」



2002年10月25日(金)
「職場の近所の回転寿司屋で夕食を食べました」
「どうせ、ご主人様のことですから、また食べ過ぎちゃったんでしょォ」
「そうだよ、悪いか」
「いえ、そんなふうに開き直られると」
「だって、一皿100円なんだもん。つい食っちゃうだろ」
「チリも積もれば山となる、ですよ」
「まあ、確かにね。お勘定の時には、ちょっと考えちゃいました」



2002年10月24日(木)
「……スーツの冬服を着始めたんだけど、お腹んとこがちょっときつい感じ」
「なるほど」
「人の腹見て納得するなー!」
「でも、どうするんです? ご主人様、ダイエットとかできるような性格じゃないですよね」
「とりあえず、明日からコーヒーに砂糖入れるのやめようかな」
「……ぜったい、効果無いと思いますよ」



2002年10月23日(水)
「これから寝ようって時にふと気付くとお菓子を食べていた」
「子供ですか」
「いやー、つい、ね」
「午後9時を過ぎてからものを食べるのは肥満のモトだって言いますよ」
「いやでも、オレって他の人より夜更かしだし」
「あまりいい言い訳じゃありませんね、それ」



2002年10月22日(火)
「ご主人様、今日はいい天気でしたねー」
「それはよかったんだけど、鼻がぐずぐずいいだした」
「カゼですかあ?」
「軽い鼻炎みたいな症状だったね。だもんで、すぐクスリ服んじゃったけど」
「最近、クスリに頼り過ぎのような気がしますよ?」
「かもねー。でも、服むと安心しちゃうんだよね」



2002年10月21日(月)
「おかげさまで、90万ヒットを突破することができました!」
「皆さん、ありがとうございます〜♪」
「というわけで、記念絵をアップさせていただきました」
「うわーっ、あたし、きちんとした服着てる〜♪」
「前だって着てた絵あったじゃないか」
「だってあれは……お尻、見えてるんですもん
「というわけでナース服です。BBSでリクエストもあったことですし……。でも、なんだかコスプレって言うより、イメクラっぽいなあ」
「ヒ、ヒドいこと言いますね」
「だって、生足だし、スカート短いし」
「スカート長いと尻尾が出ないんですよぉ」
「そもそも、尻尾が出てるってことは、下はノーパンだったの? それとも穴あきパンツ?」
「し、知りません!」



2002年10月20日(日)
「先日の予告通り、休日出勤です」
「お疲れ様です」
「まあ、うちの事務所が一枚噛んでるイベントの雑用係だったんだけどさ、かなり長時間、何もしないでぼけーっとしていなくちゃならなかったのが辛かったかな」
「うーん、ちょっとゼイタクなような」
「確かにそうだけどね。でも、バイトのお兄ちゃんを雇った方が絶対に安上がりだと思うんだけど……浮世のしがらみってヤツがなあ」
「世の中そんなもんですよ」
「う、犬に世間を教えられてしまった」



2002年10月19日(土)
「てなわけで、『万能無敵/ミルク・エンジェル』第6話をアップいたしました」
「お疲れ様です」
「それはそれとして、明日は早朝から出勤しなくてはならないのでブルーです」
「これまたお疲れ様です」



2002年10月18日(金)
「すいません、今日はこれで寝ます。おやすみなさいー」
「えーと、ご主人様、おやすみなさい」



2002年10月17日(木)
「『けがれた英雄』ってエロゲーをインストールしようとして、またもや何度も何度もモー子をハングアップさせてしまいましたー」
「大変ですねえ」
「まあ、ウェブ上の噂では、インストールにちと難のあるゲームではあったらしいんだけどね。ただ、サポートで公開してるインストーラをつかってもうまくいかなかったんで、ちょっと涙目に」
「いい大人がそんなことで泣かないで下さい」
「いや、だって、つらいもんだよ。ま、それはそれとして、解決方法、見つかったんだけどね」
「え? すごいですねえ」
「いや、実はさ、うちのモー子はHDDを2台積んでるんだけど、そのうち新しいSeagate製のヤツが、どうもおかしいんだわ」
「え? 新品なのに?」
「そう。ある程度以上の大きさのファイルを読みこもうとすると、途中で力尽きるの。で、スレイブにしてる昔のHDDにインストールしてみたら、嘘みたいにするっと入っちゃった
「なーんだ……って、それはメインのHDDに障害があるってことですか?」
「うん」
「うわー、すっごい不安ですー!」



2002年10月16日(水)
「最近、ブラウザはDonutPってやつを使ってます」
「タブブラウザのDonutをカスタム化したのですね」
「そうそう。操作に慣れてきたら、こっちの方が使いやすいような気がする」
「ご主人様って、IEとか、実はあんまり使ってないんですよね」
「うん。ところでさ、“タブブラウザ”って言いにくいよね」
「文章にしても、ちょっと違和感がありますね」
「あと、たまに“タグブラウザ”っていう表記を見つけるんだけど、あれは誤字なのかな? それとも、そういうのがあるのかな? まさか、正式には“タグブラウザ”なのかな?」
「さああ?」



2002年10月15日(火)
「今日の発見。立ち食いそば屋さんで食べるなら、そばよりうどんの方が美味しい」
「はあ?」
「いや、オレって、今までずっとうどんって頼まなかったんだよ。そばの方が好きだから」
「はあ……」
「けどさあ、立ち食いそば屋のそばって、あんまり美味しくないじゃん。で、今日、ためしにと思って頼んだうどんは美味しかったんだ」
「それって、今日はたまたまお腹が空いてただけなんじゃないですか?」
「かもしんないけどさ。でも、モノの味を決める要素として、本人の思い込みってのはけっこう大きいよ。だから、明日以降も、けっこううどんを美味しく食べられるような気がする」
「幸せな人だなあ、ホント……」



2002年10月14日(月)
「結局、この3連休はどこにも出かけなかったよー」
「まあ、お金を節約するためにはいいんじゃないでしょうか?」
「で、一日中、ネットでエロいCGを漁ったりネット雀荘で麻雀やってたりしてました」
「聞くからに不健全ですねえ」
「で、その素晴らしいエロCGに触発されて、らくがき描いてみたんだけど、なかなか思い通りにはいかないやね〜」
「え、えーと、これは……まあ、うまく描けるように練習してはどうでしょう?」
「そだね」



2002年10月13日(日)
「自炊しました」
「何を作られたんですか?」
「豚肉とエリンギの炒め物。けっこう美味しくできたよ♪」
「まあ、あんな簡単な料理でしたら……」
「勝因は化学調味料をけっこう使ったことかな」
「貧乏舌のご主人様らしいですねー」
「ただね、ご飯炊くので失敗しちゃった。どうやら水が多すぎたらしい。べちょべちょになっちゃったんだよねー」
「普通、そういうこと失敗します?」
「どうも、米びつのレバーの操作を間違えたみたい。明日の朝の分も合わせて炊いちゃったから、べちょべちょご飯が確定なんだよね〜」
「ガマンするしかないですね」



2002年10月12日(土)
「『万能無敵/ミルク・エンジェル』第5話『狼藉! 母子家庭』アップいたしましたー」
「お疲れ様です」
「それはそれとして、『天空の城ラピュタ』をDVDにて観賞しました」
「うわー、これって1986年の作品なんですねえ」
「そうなんだよねー。なのに、全然色あせて見えなかったよ。それに、きちんと主人公の声を声優さんが当ててるのもイイね」
「ご主人様って、声優オタクでしたっけ?」
「いんや、ぜんぜん。ただ、“声優初挑戦”とか言ってそこらの俳優さんが声を当てると、やっぱ、下手なこと多いから」
「なるほど」
「というわけで、宮崎作品では一、二を争うくらい好きなラピュタなんだけど、お話の完成度としては、他の作品にちょっと劣るかな、と思うんだよね」
「え、そうですかあ?」
「ストーリー、っつうかラストがね。結局、あの後、ラピュタがどうなったのか、何となく最初に見たときからスッキリしなかったんだよねー」
「エンディングで、ぽわーんと浮かんでるじゃないですか」
「いやあれは、イメージ映像だろ? 地面が極端に丸いし、空にわっかのある星が浮かんでたりするしさ。だから結局、ラピュタ、というか根っこに飛行石を抱え込んだあの大樹は、ロボットやヒタキやキツネリスなんかを乗せたまま、成層圏まで上がっていっちゃったのかなーなんて思うと、ね」
「うーん、そこは流すとこだと思うんですけど」
「かもね。ちなみに、ラピュタで一番好きなメカは『飛行中のロボット』、一番好きなセリフは『見ろ、人がゴミのようだ!』、一番好きなシータは『ムスカにお下げを吹っ飛ばされた後のシータ』です」



2002年10月11日(金)
「つーわけで昨日早めに寝たらウソみたいにスッキリしました」
「よかったですねえ」
「ただ、そのせいで小説書くヒマがなかったよ〜」
「まあ、これから3連休ですから、その間にはアップしましょう」
「そだね」



2002年10月10日(木)
「頭痛〜」
「どんな理由で寝不足だったんですか?」
「決め付けるなよ。いや、そうだったんだけどさ」
「たぶんHゲーム関係でしょ?」
「その通りさ。何度も何度も何度も何度もインストールに失敗してな」
「へえー」
「途中から、意地になっちゃったよ。どうやら、オープニング・ムービーが物凄いでかいサイズのファイルだったからみたいだけど……」
「でも、度重なる改造手術でモー子さんの中身が半分逝ってるって可能性もあるわけですね」
「そう。うーん、ディスクドライブ買いかえれば、マシになるのかな〜?」



2002年10月9日(水)
「では、続きをどうぞ」
「昨日のおさらい。ポルノが犯罪のきっかけになったという人もいれば、ポルノがなかったら犯罪に走ってたと証言する人もいる。しかし、どちらの効果が大きいかなんて、科学的に証明することは不可能である。以上」
「えーと、定量的な考え方、ってのは、どうなったんですか?」
「だからあ、状況が複雑過ぎて、どちらとも言えないんじゃないかってことさ。これもまた一つの科学的結論だよ」
「うーん……。でも、そうかもしれませんね。そもそも、その時代や文化によってぜんぜん変わってくるかもしれませんし」
「そうそう」
「じゃあ、ポルノは規制しても解禁してもいい、ってことなんでしょうか?」
「性犯罪の原因となるか否か、という点においては、そうだと思う。その一方で、オレたちみたいなのがこれほど無修正ポルノを見たいと熱望してるんだから、見せてくれたっていいだろうよ」
「はあ……。でも、他の点についてはどうでしょう?」
「青少年の健全育成を阻害するって言うなら、専門店で大人だけに売ればいいだろうね。オレとしては、そんな世の中はまっぴらなんだけど、まあそこは妥協してもいいかな」
「存在自体が不快だって言う人もいますよね。ポルノは、全女性に対するレイプだっていう」
「そんなヤツには甘えるなと言っておけ。と、いうのは冷静な意見じゃないから、ちょっと言及しとこう」
「はい」
「世の中には、ある人によって存在自体不快なものなんて、ゴマンとあるわけだ。結局は、どっちがどこまでガマンするかってことだよ。喫煙や飲酒だって、他人を不快にすることは往々にしてある。正直な話、オレだって、つまんない職場の飲み会でエロ小説書く時間を削られた日には、アルコールってものの存在自体を深刻に憎みもするさ」
「でも、それはガマンする、ってことですか?」
「まあ、こっちも大人だからね。そもそも人が快楽を追求するに当たっては、多少なりとも人に迷惑をかけてしまう可能性があるわけだ」
「そうですね」
「だからって、全面的に否定するってのは乱暴すぎる。お互い様なんだから多少はガマンしないと。例えば、禁酒法制定後のアメリカで、どれだけヤミ酒が出回って、犯罪組織の資金源になったことか」
「歴史から学ぼう、ってことですか?」
「そうそう。今だって、たかがモザイクがないだけの出来の悪いエロビデオが、どれだけ我々の懐を搾取していることか」
「ちょっと私怨が入ってません?」
「そだね。話を戻そうか。とにかくオレはポルノを見たい。それが無修正であればなお結構」
「うわ、ストレートな言い方」
「ちなみに、日本国憲法第13条には、“生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする”って書いてある。で、幸福追求ってのは、つまり快楽の追求でもあると思うんだよね」
「相変わらず、ミもフタも無い言い方ですねえ」
「でもさ、人によって幸福のカタチは様々なんだし、それがいわゆる“高尚”かつ“健全”なものでなくてはならない、なんてことはないでしょ」
「それは、そうかも。懐石料理よりファーストフードが好きな人だっていますもんね」
「そういうこと。よって、ポルノは、その内容および流通方法が明らかに個人の尊厳や公共の福祉を侵害しているのでない限り、規制されるべきではない、というわけだ」
「つまり、ご主人様が言いたいのは、ポルノが無修正であるだけでは、個人の尊厳や公共の福祉を侵害するものじゃない、ということなんですね」
「うんうん。さらには、フィクションにおいていかなる犯罪的な展開があったとしても、それによって考慮に値する実質的被害が生じるとは考えられない、ってことだね」
「もともと犯罪的性向を有していた人が性犯罪に走っちゃったり、うっかり子供が手に入れてしまったり、目にしただけで不快になったりってのは、考慮に値しない、と」
「だって、そりゃみんな自己責任だろ。何もかも他人や社会のせいにしちゃいかん」
「そろそろまとめですか?」
「うん。ぶっちゃけた話、ポルノなんて、規制するほど大したモンじゃない。アメリカの銃規制の問題とは違うんだからさ。でも、オレは無修正ポルノが見たいし、安心してロリマンガを読みたい。さらに、そういうふうに思ってる人はたくさんいる。だったらガキみたいなワガママでジャマをするな。とまあ、そういうことだな」
「それ、ぶっちゃけすぎですよー」



2002年10月8日(火)
「てなわけで、昨日の続き」
「うーん、日記でもなんでもないですねえ」
「今さら何を言うか」
「で、昨日はご主人様が早々と白旗を上げてしまったところで……」
「別に、ポルノ規制派に屈したわけじゃないよ。ポルノが性犯罪のきっかけとなることもありうる、と言っただけで」
「えと、可能性の問題、ってことですか?」
「そう。そもそも、正月の餅が窒息死の原因になることだってあるんだ。だからって餅を規制するか否かは、危険性の度合いの問題でしょ」
「はあ……」
「例えば、物凄い性犯罪を犯したヤツの家に、過激なポルノがあったとしよう」
「ありがちな感じがしますね」
「で、犯人は、そのポルノに刺激されて犯罪に走ったんだと釈明したとしよう」
「これまたありがちな話ですねえ」
「じゃあ、悪いのはポルノだから、その犯人を許そう、って気になるかい?
「いえ……それは、そのー」
「普通、ならんでしょ。まあ、本人やその身内だったら、ポルノを罰して自分を許してくれって主張することもあるかもしんないけど、それって明らかに甘えだよね。結局、犯罪に対する責任の度合は、圧倒的に犯人個人の人格に帰せられると考えるのが妥当だろ?」
「確かにそうですねえ」
「性質だけでものを考えて、分量、度合、数値なんかのことを考えない態度を、定性的って言うんだけど、ポルノ規制派の論拠ってのはこういうのが多いんだよね。物事は定量的に、つまり、性質のみだけじゃなくどれくらいの大きさの効果を与えるのか、ってこととかをも考えないと」
「えーと、それは、どうやって? 統計とかとるんですか?」
「話の流れとしてはそうなんだよね。でも、この件に関しては無駄に終るだろうね」
「えええ?」
「だって、そもそも、統計ってものは、複雑になればなるほど、どのようにでも解釈できるもん。“それが人間のある種の行動の原因となったか否か”なんて複雑な命題を、統計によって証明することは不可能だと思うよ。そもそも、どうやって統計取るのさ。どっかの市だけポルノ解禁にして、そこの犯罪発生状況でも集計する?」
「いろいろな意味でムリな話ですねえ」
「でもね、こうやって、予想がつかないって段階で、ポルノがそんなに人の行動に影響を与えるようなものじゃないってことを示してると思うんだよね」
「う、それは、ちょっと牽強付会と言うか、我田引水と言うか……」
「そうかなあ? ポルノって、人を興奮させるっていう性質があるから、その是非を考えるときについ熱くなりがちだけど、そんなに危険なもの? 落ち着いて考えたら、んな大した物じゃないでしょ?」
「え、えーと……」
「そもそも、性的興奮状態なんて、ポルノなしでも毎晩あちこちで発生してるじゃん。それを単純に犯罪に結びつける方が、よっぽど強引かつ飛躍だよ」
「……と、いうことは?」
「続きはまた明日」
「うわあ、連載になってます〜」



2002年10月7日(月)
「昨日の日記に関連して、秋葉原で、問題のエロマンガを買ってきました」
「へえー」
「絵柄とかはあまり好みじゃなかったんだけど、中身を見たらそれなりによかったです。でもまあ、これは政治活動の一環ということで」
「何言ってるんですか」
「軽く流しやがったな。じゃあ、ここで一発、冷静にポルノ規制の是非について語ってやろうじゃないか」
「冷静に、ですかあ?」
「うん。昨日の日記は、我ながらあんまり理性的な文章じゃなかったからね。相手をバカだバカだと言ってるだけじゃ、何も進展しないよな。ま、バカには違いないんだけど」
「すでに冷静じゃなくなってますよ」
「すまんすまん。というわけで、まず、なんでポルノ規制派の人たちがポルノを規制しようとするのか、考えてみようか」
「そうですねー。やっぱり、風紀を乱すからってことですかね?」
「何とも曖昧な言い方だね。要するに、風紀が乱れてる状態ってのは、どんな感じなんだろう?」
「うーん……何となく世の中がHっぽいってことでしょうか?」
「それじゃ訳が分からないなあ。ポルノ規制派の人たちはこのサイトに来たりしないだろうから、参考意見も聞けないし。ここは一つ、性犯罪を助長するから、ってとこで行ってみようか」
「まあ、妥当な線かな、と思います」
「では、はたしてポルノは性犯罪を助長するか否か」
「けっこう、これって争点になってますよね。規制派の人たちは、過激なポルノを見ることで興奮して犯罪に走る場合がある、って主張するんですけど」
「一方、ポルノ解禁派は、ポルノを見ることで発散するから、むしろ性犯罪の防止に役立ってる、って言うことが多いんだわな。確かに、上連雀三平センセが言うように、“どんなに盛りあがってても射精するとサメちゃう”ってことはある」
「うーん、実際のところは、どうなんでしょう?」
「はっきり言うと、ケース・バイ・ケースだと思うよ」
「そ、そんなあ」
「だってそうでしょ。ポルノは星の数ほどあるんだし、人の捕らえ方なんてのは様々なんだからさ」
「じゃあ、ポルノが性犯罪の原因になりうる、ってことですか?」
「まーね。正直言えば、人を犯罪的にコーフンさせるポルノってのが書けたら素晴らしいと思うねー。まあ、そのままオカズにしてもらってスッキリしてくれれば最高なんだけど」
「でもでも、そのまま犯罪に走っちゃうケースもありうるってことですよね」
「ありうるかどうか、と言うなら、そうでしょ」
「ご、ご主人様、早くも敗北宣言ですかあ?」
「それについては、また明日」
「続くんですか、これ?」



2002年10月6日(日)
「某出版社社長や作家さんが、3日、“わいせつなコミック誌を販売したとして”タイホされていたのを今日知りました」
「成人コミックの摘発は全国で初めてだそうですね」
「その作家さんのマンガを買ったことはないんだけど、問題の出版社から出てるマンガは、何冊か持ってるんだよねー。成り行きが心配だなあ」
「まあ、最近のHなマンガって、修正が入ってないも同然のものがありましたしたからね」
「読んでるんだね」
「そ、それは……だって、ご主人様の部屋にあるから」
「まあいいや。しかし、そもそもなんで“局部”に修正をしなくちゃいけないのか、はっきり言って謎だよね」
「青少年の健全育成とか、見たくない人がそういうものを見ちゃうとか、そういうことじゃないですか?」
「でもそれは、きちんとパッケージングされて子供に売らなければすむだけの話でさ。そもそも、健全なんて言葉自体が、胡散臭いフィクションみたいなものだし」
「人間さんの理想とするところは、そういう胡散臭さと切っても切れない縁があるんだと思いますよ」
「まあ、誰がどんな気色悪い理想を抱いていてもいいんだけどさ。ただそれを、普遍の真理だと無批判に思いこんで、何のてらいもなく人に押し付けようとする連中のバカさ加減にはうんざりだよ」
「人は、なかなか他人の考えとか、分からないものですから」
「まーね。要するに、エロはバカの目の届かないところに、ってことなのかな?」
「どういうことですか?」
「つまり、書いてあることにそそのかされて実際にレイプに走っちゃうようなバカとか、ポルノを規制することが善いこと、正しいことと思いこんでるようなバカの近くには置かないこと、っていう意味」
「うーん、ちょっと後向きな結論ですねぇ」



2002年10月5日(土)
「実は現在、10月6日の午前4時10分だったりします」
「夜更かしにもほどがありますよ」
「つーか、そろそろ完徹状態……凄く眠い」



2002年10月4日(金)
「友人バレ第3号〜!」
「ぞくぞくとバレてますねえ」
「まーね。覚悟の上なんだけどさ。うーん、こうなると、表の方でもバラしたくなっちゃうなあ」
「え、そうなんですか?」
「基本的に、サイト経営なんて自己顕示欲によるもんだからねえ。少なくとも、オレはそう」
「ふーん。だったら、そうなさったらいかがです?」
「でも、一応、表の女性の知り合いに知られるとなあ〜」
「すでに、ご存知かもしれませんよ。言ってこないだけで」
「そうかな?」
「“実は気付いてました”って言いづらいですよ。だって、18禁サイトだし」
「そういう感覚がだんだんマヒしちゃうんだよね〜。あ、それはそれとして、短編『首輪の彼女5』アップいたしました」



2002年10月3日(木)
「今日は、PCを立ち上げっぱなしで出勤しました」
「なぜそんなことを?」
「WinMXでいろいろとDLするために」
「なるほどー。どうせ、Hなファイルばっか探してるんでしょ?」
「そうそう。でも、仕事してても何となく不安でさ。エラー起こしてないかとか、火ぃ吹いて家が火事になってないかとか」
「パソコンて、そんな簡単に火の元になったりするもんなんですか?」
「いやまあならないだろうけど。でも、“熱暴走”って言葉だけ見ると、すごい熱くなってる感じだよね。基盤とかどろどろに融けちゃいそうな」
「そんなの販売許可が下りるわけないじゃないですか」
「いやー、わからんぞ、何でも、FDDやメモリを逆差しすると、ほぼ確実に煙を吹くらしいし」



2002年10月2日(水)
「ふと気が付くと部屋のカレンダーが8月のままだった」
「え、8月? 9月じゃなくて、ですか?」
「8月」
「ずぼらにもほどがあると思うんですけど」
「まあね〜。でも、いっそこのまま11月にしようかなあ。そうすればしばらく忘れてても大丈夫だし」
「だったら最初から貼らなきゃいいと思うんですけど」
「それもそうだねー」



2002年10月1日(火)
「台風が関東地方を直撃〜」
「でも、きちんと帰ってこれましたね」
「まだ、完全に上陸する前に帰れたから。でも、オレの使ってる通勤電車って、悪天候にコトのほか弱いんで、ちょっと心配だった」
「ただ、明日の朝になってダイヤが乱れてる、ってパターンもありますよね」
「そうそう。中途半端に遅れて、ものすごい混雑するってことがあるんだよなー。それはイヤだ。いっそ止まってくれた方が仕事がサボれる」
「サボった分だけ後で辛くなりますよ」



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