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Diary
クニ子の日記

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2002年


2001年12月31日(月)
「え、こんな時間に日記更新ですか? まだ午前10時30分ですよ」
「いや、いろいろとね。午後からも用事入ってるし、今年中に家に戻れるか分からないし」
「だからって……それじゃ日記でもなんでもないじゃないですか」
「でも、今年の日記を来年に書く、というのもねえ……」
「はいはい。あ、ところで、クリスマスのイラスト、アップされましたね」
「うん。そろそろいいかな、と思って。時期的にはアレだけど、向こうさんじゃもうクリスマスから新年までは一続きのイベントらしいしねえ。“Merry Xmas & Happy New Year”とか言って」
「いや、そんな理屈言わなくても……」
「まあ、何はともあれ、今年1年、世話になったね」
「あ、はい、こちらこそ、来年もよろしくお願いいたします」
「こちらを読んでくださってる方ほか、来訪者すべての皆さんも、よいお年を〜♪」



2001年12月30日(日)
「ふー、今日はムチャクチャ濃ゆい一日だったよ」
「コミケ二日目ですもんね。ご主人様お待ちかねの」
「それだけじゃないんだけどね」
「え?」
「まあ、順を追って説明するとだね、まずは徹夜でオールナイト映画鑑賞なわけだ」
「始発で会場に行くまでの時間つぶしでしたっけ?」
「最初はそのつもりだったんだけど、その時観た『バンディッツ』って映画、けっこうおもしろくてさあ、一睡もできなかったんだよ」
「へえー」
「斜め後ろの席のオヤジとかはいびきかいて寝てたけどね。ま、それはそれとして、依然として寝不足のまま、始発でコミケ会場まで直行」
「はい」
「で、行列すること約5時間。吹きっさらしの駐車場でさあ、沈む満月がけっこう綺麗だったのが印象的でした」
「なんか詩的なこと書いてますけど、周りは、そのう、参加者の人ばっかりなんですよね」
「もう、だだ広い駐車場の見渡す限り。で、入場してからはもう次々とエロな同人誌をゲットしまくり。ただ、今回、お金を下ろすのをサボってて、経済的なリミッターがかかっていたけど」
「どれくらいお買いになったんですか?」
「カバン一杯。途中、カバンの口がしまらなくなったりしたけど、それ以外は大過なくすごすことができました。で、それはそれとして、どうにか会場を脱出して、ひーひー言いながら帰宅して……」
「それから、仮眠してから日記更新、と?」
「うんにゃ。再び一睡もせず、オフ会に参加すべく赤阪まで」
「……ご主人様、そんなにタフでしたっけ?」
「好きなことをする時はね。まあ、確かに電車で移動中は居眠り状態だったけど、オフ会では楽しませていただきました!」
「あれだけお酒キライって言っておきながら……」
「だからあ、自分のペースで飲めればOKなんだってば。ただ、その“自分のペース”ってのが、世間的にかなり少ないってだけで」
「まあ、楽しかったんでしたらいいんですけど」
「いや、実はキミもつれてったんだけどね」
「ええ? 聞いてませんよ!」
「正確にはB5ノートの珠子もってって、場合によっちゃあオフ会レポート更新とかしようと思ったんだけど、うっかりクロークに預けちゃった」
「あーあ」
「オフ会では、シャロンちゃんや陽子先生の生イラストなんかも拝めて、嬉しかったよ〜。それから、やっぱ皆さんと直にお会いできて、それがたまらなく楽しかったです」
「あたしも会いたかったな〜」
「機会があったらね。ともかく、参加者の皆さん、本当にお世話になりました!



2001年12月29日(土)
「コミケ1日目しゅうりょう〜」
「どうでした?」
「いや、今日は特にお目当てのものなかったから。でも、1時前に行ったのに、まだ行列ができてた」
「毎年スゴイですねえ」
「で、今は午後10時なんだけど、このあとちょっとしたら、有楽町にオールナイトの映画を見に行きます」
「はあ」
「で、そのあと始発に乗って行列に」
「……夏もやったパターンですね」
「うん」
「えーと、寒いですから、気をつけてくださいね」
 もう若くないんですから、という言葉を飲みこんだエラいあたしでした。



2001年12月28日(金)
「『Master-Slave/encountering』あっぷ〜!」
「また番外編ですか?」
「そう。本当は、お披露目はもっと先になると思ってたんだけど、人気投票の結果がああだったから」
「それで由奈さん大活躍なわけですね」
「そーだよ。ちょっと季節的には先のお話だけど、気にせずに読んでいただければ幸いであります」



2001年12月27日(木)
「I'veとP.O.Rって人たちが出してる“G-Mix”ってアルバムを最近聞いてます」
「どういうグループなんですか?」
「主に、エロゲーとかの音楽やってる人」
「はあ……」
「言っとくけど、バカにしたもんじゃないぞ。けっこうイイ歌作ってるんだから」
「そうなんですか?」
「うん。特に、このアルバムの中では“君を思い出す”って曲が、なんか切なくていいんだ♪」



2001年12月26日(水)
「べる様からお返しのイラストをいただきました〜♪」
「“頂きもの”の所にアップさせていただいてます♪ ……えっと、ところで、お贈りしたイラスト、うちでは飾らないんですか?」
「いやあ、せっかく奇特にも飾ってくださってるところがあるから、しばらくはやめとこうかな、と」
「しばらくって……?」
「一週間くらいかな? 大晦日あたりにアップしたりして」
「すっかり時期から外れてますが……」
「あ、それと、“捜索系”のサイトで閉鎖中らしいところのリンク、切らせていただきました」
「けっこうありましたねえ」
「やっぱ、ネット界って回転速いよなあ」



2001年12月25日(火)
「さて、今日はクリスマス。あのちょっとアグレッシブでエキセントリックな大工さんのお誕生日なわけだ」
「でも、実際はこの日かどうか分からないらしいですね」
「そりゃそうだろ。でも、やっぱお誕生日当日は、前夜ほど派手じゃないよなあ」
「なんでですかね?」
「実際、救世主の誕生だってんで前の晩は浮かれて大騒ぎしたけど、生まれてみればただのガキでなーんだ、ってことだったんじゃないの? 東方三博士だってどっか行っちゃうしさあ」
「バチ当たりな言い方ですねえ」
「だってオレ、キリスト教徒じゃないしねえ。ま、ユダヤ人なのに“ウチの神サマはユダヤ人しか救わないような、そんなケツの穴の小せえ方じゃねえんだ!”って主張しちゃうところは、けっこう好きなんだけど」
「そんな風な物言いの人だったんですか?」
「さあね。あ、あと、映画『ベン・ハー』に磔刑直前のイエスが登場するシーンがあるんだけど、あれはよかったです。素直に名シーンだと思うね」



2001年12月24日(月)
「クリスマス・イブですね」
「何も予定ないけどな」
「あ、そうなんですか?」
「結局、ヒマにあかせてクリスマス・カード描いちゃったよ。いや、間に合ってよかったよかった」
「そんな、当日になって……もっときちんと準備したものでないと、相手方に失礼じゃないですか」
「はう、正論……。それはそれとして、夕飯は、予定のない友人三人とファミレスでバカ話……何か、今考えると空しさ百倍だあ」



2001年12月23日(日)
「一日早く自分にクリスマスプレゼント〜!」
「いったい何を?」
「モー子改造のためのグラフィックボードだよん」
「あ、Gatewayマシンのことですね。3Dゲームするわけでもないのに、なんでまた……」
「いやあ、少しでも速くなってくれたらな〜、と思って。それに、絵を描くのにも関係あるんじゃないの?」
「ないの? って……ご主人様にわかんないことは、あたしにもわかんないですよ〜」
「そりゃそうか。で、早速差し込みました!」
「あ、そうなんですか? で、どんな感じです?」
「気持ち、速くなったような気がする」
「それはよかったですね」
「でも、ハードディスクの設定を“ネットワークサーバー”にした時の方が劇的だったような気がするなあ」



2001年12月22日(土)
「『School-mate』第8作『謎の提示』アップ〜!」
「とうとうやっちゃいましたね、ミステリー」
「はてさて、きちんとミステリーになってくれるかどうか不安だなあ」
「相変わらず頼りないですねえ」
「あと、検索エンジン2つに新規登録しましたよ〜。あーもう、一日中ディスプレイにらみっぱなしで、目が疲れたあ!」
「その上、ずーっと寝巻ききたままだったんですよね」
「寝巻きっていうか、スウェットスーツな」
「そのまま寝てるんだから寝巻きと同じですよ」



2001年12月21日(金)
「お恥ずかしながら、鼻血を出してしまいました」
「えっと、別に恥ずかしいことじゃないと思いますけど」
「いや、それが、今度の更新用のエロ小説を書いてる最中だったんだよ」
「うわ、それは恥ずかしいです」
「しかも、ちょうど濡れ場を書いてるところで!」
「“濡れ場”って言葉からして、おじさんぽくて恥ずかしいですけどね」
「あ、そう? オレの周りの連中は小学生のときから使ってたぞ、この言葉」
「……ある意味、エリート集団ですか?」



2001年12月20日(木)
「いよいよ今年も残すところ十日余り」
「ご主人様、年賀状書いてます?」
「やばいよ。まだだよ」
「そろそろ準備しないと」
「ま、職場の人たちには、親父が刷った味も素っ気もないヤツでお茶を濁すとして……」
「このサイトの年賀状は、どうするんです?」
「一応、ネタだけはあるんだけどね〜」
「またあたしのハダカじゃないでしょうね?」
「君はいつも裸じゃん」



2001年12月19日(水)
「今一つ風邪がすっきり治らないなあ」
「つらいんですか?」
「いんや、ぜんぜん。ただ、たまーにちょっと咳が出るだけ。でも、このままぶり返したりするとやだなあ、と」
「そうですよね〜」
「コミケも近いことだしな」
「……なるほど」



2001年12月18日(火)
「いよいよ本格的に寒くなってきたなあ」
「もうすぐ冬至ですからね」
「カボチャにユズ湯……確かにクリスマスに比べると派手じゃないよなあ」
「いっそ合併しちゃえばいいと思うんですけどね」



2001年12月17日(月)
「PS2の『ガンダムDX/連邦VSジオン』、楽しんでます」
「本当に、がんだむ好きですねえ」
「特に、ガンダムハンマーで敵をぶったたくのが楽しいんだ♪」
「でもあれ、いわゆるモーニングスターってやつですよね。ハンマーじゃなくて」
「厳密には、あのスパイクのついた鉄球のことをモーニングスターって言うんだけどね。鎖の先端だけじゃなく棒の先にあってもモーニングスターだよ。ちなみに、いわゆるウォーハンマーは、ツルハシみたいな外見をしているそうで、トンカチ型ではないそうです」
「武器マニア、ですか?」
「これくらい、男ならたしなみだよ」
「はあ……」



2001年12月16日(日)
「ご主人様、そう言えば、昨日、日記では更新のお知らせしてませんでしたね」
「本当だ。えーと、『School-mate』第7作『昔の約束』アップいたしました〜」
「……なんか、元気ないですか?」
「うーんとね……高校のときからやってきたTRPGのサークルが、解散しちゃったのさ」
「あ、そうなんですか」
「何て言うか、前々から、自然消滅の気配はあったんだけどね。オレ自身も、TRPGやってるより、こっちのサイトの活動してる方が楽しくなっちゃったし」
「あ、うーん。そう言われると、あたしなんか、ちょっと複雑な気持ちですね」
「未練が無いわけじゃないし、寂しくもあるんだけど……ホッとしていることも確かなんだよね。で、そういう自分自身が、余計に寂しいような……」
「えっとまあ、元気出してくださいね」
「ん。まあ、やる気が出たら、ネット上でRPGとかするかもしれないしね」



2001年12月15日(土)
「グイン・サーガの新刊読んだんだけど、あいかわらずしっくりこないよなあ〜」
「そうなんですか?」
「何て言うか、女性キャラの扱いがヒドいと思うんだ。女性キャラが絡んでこないうちはまあいいんだけどね」
「はあ」
「作中で最も聡明で人を見る目があることになってるリンダってキャラは、自分の夫の正体も見極めきれんくせに、やたらとエラそうな口きくしね」
「旦那さんは、たしかナリスってキャラでしたよね」
「そう。稀代の謀略家にして作中最高の頭脳の持ち主、ということになってるんだけど、少なくとも謀略に関してはワンパターンなんだよね。つまり、死んだフリ。性格も、欺瞞と虚飾に満ち満ちている上に不誠実で、全くもって困った男だよ」
「それは、やっかみですか?」
「あの男、作中ではかなり人望があるし、作者にも気に入られてるみたいだけど、別に、やっかんでません。キライなだけ。それはともかくとして、どうも女性の作家ってのは、女性の描き方にみもふたもないところがあるよね」
「逆を言えば、男の人の考えてる女性像が、あまりにファンタジーなんだと思いますよ」
「それこそみもふたもない物言いだなあ」



2001年12月14日(金)
「久々に実家に戻ってきた弟と話をしました」
「どんなお話を?」
「仕事のグチとか、映画の話とか、K−1グランプリの話とか」
「エッチな小説の話とかはしないんですか?」
「さすがにそこまでオープンな兄弟でいではない!」



2001年12月13日(木)
「皆さん、お騒がせいたしました。体調は戻りました。本調子の75%くらいの感じですが」
「昨日のは、ちょっとおーげさでしたか」
「いやあ、あの時はマジで辛かったんだってば」
「でも、一晩で治っちゃうんじゃあ……ねえ」
「ひでえコト言うなあ。若くて体力があったから短時間で回復したのかもしれないだろ」
「自分で言うことですか。だいたい、自慢できるほど体力あるんですか?」
「んなわけないだろうが。これだけ運動と摂生に縁の無い生活してるのに」
「……そういうこと言ってると、今に、誰からも心配されなくなりますよ」
「へーい。あ、そうそう、頂きもの、アップいたしました」
「ぱるぷまがじん様、べる様、ありがとうございました〜♪」



2001年12月12日(水)
 すいません。今日のご主人様、マジメに体調悪そうなんで、お話できません。
 これだけ書くのにもミスタイプの連続なんですもん。



2001年12月11日(火)
「通勤に使ってる自転車のタイヤに久しぶりに空気入れたら、ものすごく快適になったよ」
「要するにそれだけ今まで空気入れるのサボってたってことですよね」
「まあそうだけど。でも、こういう日常のささいな出来事をつづるのが日記ってもんだろーが」
「そう……なのかなあ?」



2001年12月10日(月)
「今日こそは早く寝よう、といつも思うんだけど、そのたびにココを更新していないことに気付いたりすんだよね」
「えっと、もしかして、あたしのせいだってコトになるんですか?」
「そう警戒すんなって。でも、眠いのにわざわざ会いに来てもらってる、って思ってくれてもよくない?」
「どうせなら、眠くなる前に来て欲しいですよ」
「うーん、正論かな」



2001年12月9日(日)
「一樹様のサイト“ジュブナイル!!”とリンクさせていただきました〜♪」
「これからもよろしくお願いいたしますね〜!」
「ところで、映画『ハリー・ポッター』を鑑賞してきました」
「へえー、御主人様もそういう映画観るんですか。で、どうでした?」
「いろいろモンスターが出てきて、そこらへんはまあまあ楽しかったよ。ゴブリンとか、頭の三つある犬――つまりケルベロスとか、トロールとか、ドラゴンとか、ユニコーンとか、ケンタウロスとか……」
「相変わらず、怪物が好きですねえ」
「まーね。登場するのが有名どころばかりなんで、その点は物足りなかったけど」
「すのっぶって言うんじゃないですか? そーいうの」
「ヘンな言葉おぼえやがって……。あ、あと、ストーリー自体は、特に見るべきものはなかったよ。その点は、もともと期待してなかったんだけどね。いかにも子供向けな話だったなあ」
「要するに、御主人様みたいな人はターゲットじゃないんですよ」
「だろうね。でも、原作はどうなのかな? もし原作もああなんだったら、ちょっと分かり易すぎないかなあ」
「分かり易いのは、別にいいことだと思いますよ」
「そうかもしんない。『ゲド戦記』とか『はてしない物語』とか『ホビットの冒険』とか、今考えても、子どもが読むにしてはかなり難解だったもんなあ」



2001年12月8日(土)
「えー、またも“管理人完全自己満足企画”『第二回羊頭狗肉キャラクター人気投票』を開催いたしました〜♪」
「嬉しそうですねえ」
「あ、そう?」
「はい、すごく。と言うわけで、これで盛りあがらないと御主人様ちょっと可哀想なんで、投票してあげてくださいね〜」
「ひっかかるなあ、もう」
「あ、あと、あたしも“キャラクター”として投票可能ですんで、よろしく♪」
「けっこう自分でもノってるじゃないか」
「えへへ」



2001年12月7日(金)
「『首輪の彼女 2』アップいたしました」
「あんまりヒネリのない題名ですねえ」
「まあそう言うなって。でも、もしかしたらオレ、お話に題名付けるの苦手なのかも」
「そうなんですか?」
「ムチャクチャ悩んでコレだからなあ。今までも、だいたい半分くらいは妥協して付けてる感じだし」
「へえー、弱音モードですか」
「キャラどもの名前には、それなりにみんな愛着があるんだけどね」
「あたしの“宇藤クニ子”ってのも、ですかあ?」
「うん」
「ダジャレなのにー」



2001年12月6日(木)
「雑破業センセの『雨のちカゼ』を読了し、司馬遼太郎センセの『街道をゆく【第3巻】』を読んでます」
「見事に共通点のない2冊ですねえ」
「あえてあげるなら、読みやすい、ってとこかな。でも、『雨のちカゼ』の方は、バリバリのジュブナイルなんで、職場の人に“何読んでるの?”って訊かれたらどーしよーかと思っちゃったよ」
「確かにまあ、三十近い男のヒトの読む本じゃないかもしれませんね」
「ヒロインの中学生の女のコが車の中でオシッコ我慢してるシーンなんか超萌えなんだけど、職場じゃあ、そんなこと話題にできないしね」
「職場以外でもしないで下さいよ」



2001年12月5日(水)
「やべ、喉が痛くなってきた」
「風邪ですかあ?」
「わかんないけど……今夜は早く寝とこう」



2001年12月4日(火)
「『最終兵器彼女【第6巻】』読んだんですが……不安だ」
「不安、ですか?」
「なんか、オレの萌えるツボを、微妙に、微妙に、外している」
「はあ……」
「なんだその“あんたの萌えポイントなんか知ったこっちゃないよ”という顔は」
「えーと、大筋では、そのう、そういうふうに思ってるんですけど」
「まあいいや。どっちかってえとマンガ版『新世紀エヴァンゲリオン【第7巻】』の方が、心安らかに読めるな」
「そうなんですか? アニメやってたころは大騒ぎしてたのに」
「熱が冷めた分だけ冷静に見れるんだよ。でも遺憾ながら戦闘シーンはアニメの方がかっこいいやね」



2001年12月3日(月)
「……別に動作に不満や不安があるわけじゃないんだけど」
「はい?」
「マシンのマザボを交換したくなってきた」
「なんでですか?」
「いや、改造手術みたいでカッコイイし、どうせモー子はGatewayのサポートを受けられない身だし」
「痛いメ見ますよ、絶対。御主人様、ドシロートなんですから」
「まったくその通りだな。なんか、周りの友人は煽るばっかなんで、キミくらいはそう言ってくれないと」
「……何か調子狂うなア」



2001年12月2日(日)
「友人が池袋でコンピュータのケースを購入するのに付き合ってきました」
「そうですかあ」
「で、その際、ついでとばかりによーやくアンチウィルスソフトを購入しました」
「ついで、ですかあ?」
「うん。その友達には、“遅すぎる!”って叱られちゃったよ」
「そうですよねえ」
「でもって、ただ今、珠子に予防接種中」
「タマコさんて……ああ、Let'S-noteのあのコのことですね。今日、イラストをアップした」
「そ。こう言っちゃなんだけど、CPUのパワー不足は否めないね」
「ウィルススキャンに、かなり時間かかってるみたいですね」
「うん。でもまあ、あの機械はトラックボールに惹かれて買ったやつだからねえ」



2001年12月1日(土)
「おかしい……」
「どうしました?」
「いや、3冊ほどマンガを買うつもりでアキバに出かけたんだけど」
「ここんとこ、ヒマさえあれば行ってますねえ」
「気が付かないうちに、マンガを9冊、あとエロゲーを1本買っていた」
「……御主人様、かなり経済観念とかがおかしくなってますよ」



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