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クニ子の日記
2001年
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2002年
2001年3月31日(土)
「さみーなあ。なんだか冬に戻ったみたいだ」
「そうですね」
「クニ子くんは平気だろ。犬だし」
「ひどいなあ」
「……って、おい、雪が降ってるよ!」
「えーっ? あ、ホントだあ。雪って言うよりみぞれですけど」
「よろこんで庭かけまわったりしない?」
「しません!」
2001年3月30日(金)
「桜は綺麗だったけど寒かったよ〜」
「大変でしたね」
「しかも、また終電で帰っちった」
「帰れただけよかったじゃないですか」
「まあね。それに、“仕事で終電”よりはナンボかましだ」
2001年3月29日(木)
「さーて、とっとと日記書いて寝るか!」
「だーかーらー、更新はどうなったんですかあ?」
「準備はしてるってばあ。あ、でも、明日は花見なんだよなあ」
「お酒飲むのは嫌いじゃなかったんですか?」
「今の職場のヒトたちと飲むのはね。明日の花見の面子は前の職場関係の人たちだから。……でも、できることなら飲まずに済んだ方がいいんだけど」
「そんなこと、あたしに言われても……。ところで、明日の夜も冷えるんじゃないでしょうか?」
「そりが一番心配だなあ。寒空の中の酒盛りって、精神的にも寒いからねえ。それに、オレって酒飲んでも体あったかくならないんだよ」
「そうなんですか?」
「度を越すと寒くなったりする。なんでだろね?」
「さああ?」
2001年3月28日(水)
「……特に書くことないなあ」
「更新準備の方はどうなんです?」
「昨日といい、ずいぶんからむね」
「一応、このサイトのますこっとなんでしょ、あたし」
「だからって、ンな張り切らなくても……えーっと、小説の方は書いてますよ」
「何よりですね♪」
「明日は無理だけど……金曜か土曜にはアップしたいなあ」
2001年3月27日(火)
「BBS巡りが終わったら、もうこんな時間か」
「あの……小説の方は、どうするんですか?」
「チャットもお邪魔したいんだけど、明日もあるしなあ」
「えーと、ご主人様? 話を」
「あ、もう今日か」
「もしもーし、前回の更新から一週間経って」
「今夜はちょっと冷えるし、熱めの風呂浴びて寝るか」
「だから、小説」
「じゃね」
「……」
と言いつつも、裏ではしこしこ書いてるみたいですので。一応。
2001年3月26日(月)
「また終電で帰宅〜!」
「おかえんなさーい」
「もう、風呂浴びて寝る!」
2001年3月25日(日)
「……天気が曇ると、心まで晴れないなあ」
「……」
「……」
「……あの、ひょっとして今日はそれだけですか?」
「うん、それだけ」
「……」
2001年3月24日(土)
「……胃が痛い」
「もっとゆっくりよく噛んで食べないと」
「だって、食事に時間をかけるなんて、なんだか時間がもったいなくて」
「時間貧乏なんですね」
2001年3月23日(金)
「職場の上司と先輩がケンカしてな」
「憂鬱な話ですね」
「しかも原因はすげー下らねえの」
「ますます憂鬱ですね」
「その上、職場に人少ないから、このことを愚痴る相手もいないのさ」
「で、あたしに愚痴を言ってるんですね」
「悪い?」
「いえ、別に。あたしでよければ」
「明日も出勤だしなあ……もう、寝ちゃおう」
「歯磨き忘れないで下さいね」
「へーい」
2001年3月22日(木)
「あー、やっと帰ってこれた」
「おっかえんなさーい♪」
「終電で帰ってしまった。もう日が変わってるよ〜」
「そのわりに、あまり眠そうじゃないですね」
「帰りの電車の中で、ずっとゲームボーイ・アドバンスドやってたから」
「いい年して……」
「年は関係ない! ……それはそれとして、いきなりさくらネットから約款の直リンクが送られてきたんだけど……ヤな予感がするなあ」
「そうですね」
「海外移住準備をしといたほうがいいかもしれない」
「明日はわが身ですね……」
2001年3月21日(水)
「ぐうぐう」
ご主人様は日記もつけずに眠ってしまいました。
2001年3月20日(火)
「読み返してみると恥ずかしいな、昨日の日記」
「そうですか?」
「早いトコ整理して、奥のほうに隠しとこう」
「いっそ削除……したくないんですね」
「したくないの」
……腰の定まんないヒトだなあ。
2001年3月19日(月)
ご主人様は珍しく(でもないか)不機嫌そうでした。
「どーしたんですか?」
「S.T.さまこと諸尾拓さまの『studio SubTeen』が閉鎖の追い込まれたのだ」
「……」
「確かに、“炉”専門のページだけど、小説メインで写真なし。何ら違法性のないサイトだったのに」
「……」
「いや、違法性云々じゃないんだ。アダルトをアダルトであるというだけで全ていっしょくたにして、とにかく禁止しておけばイイだろうという思考停止的な風潮が問題なんだ。思想、空想、幻想、妄想は全て自由であるべきだし、その内容がいかに鬼畜で破廉恥なものでも、それを規制することは何の問題解決にもならないんだ」
「……」
「“青少年の健全育成”とかいう、気持の悪い無内容な型枠にとって有害な表現というのは、確かにある。だからと言って、それを規制し、追放すればいいんだという考え方は、表現の受容者そのものを馬鹿にした考え方だ。要するに、“キミにはソレがイイかワルイかハンダンできないだろうから、かわりにワタシがハンダンしましょう”という、傲慢で独善的で、なおかつ無根拠な意識の現われだ」
「……」
「もし仮にその“青少年の健全育成”が成功したとして、できあがるのは、外界に対しての判断を停止させられ、何事に対しても自分の意思や責任を持ち得ない、大人の形をしたガキだけだ。さらに言うなら、結局それは“健全な人間”なんかじゃないんだ。もともと、万人が納得する“健全”なんてものは、ありはしないんだから」
「……」
「そして、人間がどうしても抱えている心の中の闇が、そういった精神的抵抗力の薄弱な馬鹿ガキのすかすかの心を無制限に侵食し、本人とその周囲を不幸にする可能性を高めるだけなんだ」
「……」
「好きなひとを犯したい。美しい偶像を汚し、支配化に置きたい。可憐で無力な少女に性の悦楽を教え込んで淫乱な奴隷にしたてあげたい。年端もいかない可愛い少年少女を、むりやり性の奈落に突き落としたい。性別、年齢差、血縁関係といった、様々な性の禁忌を超越したい。人間らしい倫理観から解放され、野獣や悪魔のように人の体を弄びたい。転落し、高貴なものの下僕となり、そのひとに淫靡な奉仕を捧げたい。何も考えず、ただただ快楽の海に溺れていたい。愛する人の与える苦痛に、悦びの悲鳴をあげ続けていたい。哀れな愛玩動物のように扱われたい。人間をやめてしまいたい。地獄に落ちたい。それが叶うなら死んでもいい」
「……」
「そういった、程度の差こそあれ誰の心にもあるであろう闇の部分を自覚することが不快だからと言って、それを忌み嫌い、目をそらし続けるのは、よくない」
「……」
「世の中にいろいろな考え方があるし、そういう闇を嫌う人の方が、もしかしたら世間では多いのかもしれない。そのことは、別にいい。でも、まるで部屋の中のゴミを片付けるようなつもりで、闇をなかったことにするのは、よくない。よくない、と、思う」
……あたしは、ちょっと茫然としながら、ご主人様の話を聞いてました。
自分が、ご主人様の言う「闇」から生まれたモノだということを自覚しながら……。
2001年3月18日(日)
昨日に同じ、です。
あー、もう、グレちゃおうかなあ。
2001年3月17日(土)
これからTRPGのシナリオを書くとか書かないとかで、ご主人様はあたしにかまってくれませんでした。
こうなるとちょっと寂しいのはなぜ?
2001年3月16日(金)
「あ、もうこんな時間だ」
「そうですよ。ちなみに、17日の午前1時50分」
「これからBBS巡ろうと思ってたのに……」
「“実録戦後殺人事件帳”なんて読んでるからですよ」
「えーい、聞く耳もたん! ではっ♪」
2001年3月15日(木)
「ああああああ」
「どうしたんですか?」
「ラーメンに半チャーシュー丼喰っちまっただあああああ」
「なんだ、そんなことですか。今さら太ったってどうってことはない、っていつも言ってるじゃないですか」
「あれは強がりなんだよおおおおおお」
「妙な声あげないで下さいよ」
「そもそも、大して腹なんか減ってなかったのに、なんで頼んじまったのかなあああああ」
「知りませんよ、もう」
2001年3月14日(水)
きょうのご主人様は、なんだか晴れ晴れとした顔をしています。
「何かイイコトあったんですか?」
「んー、あえて言うなら、急な仕事が入って職場の飲み会に遅刻できたことかな?」
「……ソレって、いいこと?」
「いいこと。私ゃ仕事は嫌いだけど、それ以上に酒は嫌い。下戸だからね。公然と飲み会に遅刻できるなら、ナンボでも仕事するさ」
「はあ」
「しっかしまあ、なんでビールってのはあんなに臭くて苦いんだろうね。日本酒も焼酎もそうだけど。ありゃ典型的な、“モノの腐った匂いと味”だと思うんだけど、どうか?」
「どうって……チーズや納豆だってそうじゃないですか」
「浅はかな反論だな、クニ子くん。そりゃ、世の中の発酵食品はおしなべて腐ってる。それに対する好みが分かれるのも、周知のことだ。しかるに、少なくとも現代日本においては、酒のみが、周囲から口にすることを強制されうる発酵食品なのだよ」
「まあ、確かに、お酒を飲む会合はたくさんありますけど、チーズや納豆をえんえんとみんなで食べる会合はないですねえ」
「チーズや納豆が嫌いな人に、それを無理やり食わしたら、えらいコトだぞ。なのに、下戸だけは差別されてる」
「最近はそういう傾向も薄れてるんじゃないですか?」
「ま、何だかんだ言っても、人が酒を飲まないと不満がるのは年配の連中さ。でもうちの職場は、そーいうインポ世代が多いんだよ〜」
たしかに、しらふでこんな下品な人には、お酒は必要ないかもしれません。
2001年3月13日(火)
「こっちに戻ってくる、と言えば……」
「あ、昨日の繰り言の続きですか?」
「繰り言とはなんだ、繰り言とは!」
「はいはい。で、誰が戻ってくる話なんですか?」
「早くも環境になれやがって……いつか、ちょっときつく折檻しないとアカンなあ」
「え?」
「何でもない。佐野タカシせんせの話だよ」
「ああ、こっちに戻ってくる話ですね」
「そう。佐野センセもイイぞっ! 初期の百合系作品もヨシ♪ その後の美少年系もヨシ♪」
「でも、最近は青年誌オンリーな感じですね」
「そうなんだよ〜。しかも、そこで、挿入シーン無しのエロコメとか描いてるんだから、コッチは蛇の生殺しでさあ」
「確かに……最近の『イケてる刑事』なんて、これで挿入シーンがあったらただの成年コミック、って感じの回も多いですねえ」
「ま、基本的に作家のヒトが描きたいもの描けてるんなら、それはそれでいいわけなんだけどね」
「読むか読まないか、買うか買わないかは読者の自由ですもんね」
「そう……でも割りきれないよなあ」
2001年3月12日(月)
「雑破センセが……(涙)」
「は?」
「雑破業センセがミステリ書いてる……」
「新刊出たんですね。よかったじゃないですか」
「よかないよ。だって、ミステリだよ。富士見ミステリー文庫。バリバリのジュブナイル。無論、一切Hなし。買ったけど」
「“ミステリー”や“ファンタジア”がつかない、ただの“富士見文庫”だったら、ライトHだったんですけどね」
「そもそも、“富士見文庫”の存在自体、歴史の闇に抹消されつつあるけどね。あー、でも哀しいなあ、このままセンセがエロ書かなくなったらと思うと……」
「そんなに気落ちするようなことですか? 執筆活動やめたわけじゃないんだし」
「だって、ナポレオン文庫の『ゆんゆん・パラダイス』のころから、コンプリートで読んでるんだぜ。あれは衝撃だった。若年層向けポルノなのに、エロ描写がきちんと書きこまれてるんだから。目標のひとりだったのにな〜」
「きっとこっちに戻ってきてくれますよ」
「そう信じたい!」
2001年3月11日(日)
実は、現在、3月12日(月)午前0時30分くらいです。
「……とうとう、毎日更新の夢は破れたか」
「まあ、気分的には“今日の日記”なんですけどね」
「まだ眠りについてないからね」
「ただ今までだってあんまり日記って感じじゃないですけどね」
「そうだなあ……今日、じゃなくて昨日の出来事と言えば……PILのネコミミ調教SLG『ねこえすえむ』が、期待ほどのモノでなかったことかなあ」
「はあ」
「まだ最初の方をやっただけなんで、何とも言えないんだけど……ちょっとね。いわゆる“萌え”な展開にならないんス」
「はあ」
「ゲームの中でまでわざわざ風俗店行く、っていう基本設定に問題があるのかもしれないんだけど……ミンクの『Lovely Angels』はそれなりに面白かったんだけどなあ……」
「はあ」
どう返事していいか分からないあたしでした。
2001年3月10日(土)
「らくがき1つ追加〜♪」
「嬉しそうですね」
「今まで知らなかったグラフィックソフトの機能が、いくつか判明したから」
「はあ……」
「あと、やっぱベタベタ色を塗るだけなら、きちんとペン入れしたものをスキャナ取り込みしたほうがラクだ」
「ラクとかそういうことじゃなくて、もっときちんとした絵を描けるようにした方がいいんじゃないですか?」
「はっきり言ってくれるね。ま、たしかにそうなんだけど」
「ところで、あのミミコさんの髪の毛の立ってるの、あれ何なんですか?」
「あれは『マリオネットカンパニー』のヒロインがああだから、というだけで、特に意味はナシ。もしかしたら、秘密通信用アンテナかもしんないけど」
「……それって、伏線なんですか?」
「まさか。あ、でも、ネタに困ったらそうするかも」
「ところで、もうすぐ今日も終わりですよ」
「今日は久々にTRPGして遅くなっちゃったんだよ〜。じゃあ、早速アップすっか!」
2001年3月9日(金)
「あー、危なかった、更新サボるとこだった」
「今日って、あと15分しかありませんよ」
「BBS巡りとかしてる間に、すぐ時間が経っちゃってさ」
「まあ、このコンテンツ、そんなにムキになって毎日続けるものじゃないんじゃないですか?」
「……もう寝る」
「おやすみなさい♪」
2001年3月8日(木)
「『ミミコちゃん血風録』始動である!」
「……“ミミコちゃん”はいいとして、どこが“血風録”なんですか?」
「どこが、と言われても……まあ、おいおいそうなるんだよ」
「『血風録』と言えば、『新撰組血風録』ですね」
「あれは、司馬遼太郎の小説にしては、キャッチーな題名だよな。何のどんな話かすぐ分かるし」
「そうですね」
「『世に棲む日日』とか『坂の上の雲』なんて、誰の話かさっぱりわかんねーぜ」
「『花神』なんてのもありましたね」
「アレは、そもそも“花神”が何なのか分からなかったから、二重に分からなかったよ」
「あたしも、村田蔵六あらため大村益次郎がなんで“花神”なのか、あとがき読むまで分かりませんでした」
「ま、そこらへんの飾らなさが司馬センセの味なんだけどな」
「ところで……あたし、犬の割にはけっこう本読んでるんですね」
「私と話を合わせるためにはしょうがないだろ。本当に犬並の知能と経験しかないコと話してても、寂しいじゃん」
「……」
2001年3月7日(水)
みっかぼうずには、ならなかったみたいです。
「というわけで、今日から私のことは『ご主人様』と呼んでくれたまえ」
「はあ……」
「不満?」
「別に、不満はないですけど。えっと……その、ご主人様は、恥ずかしくないんですか? そんなふーに呼ばれて」
「やや照れは残るけど、まあいいじゃん。外ではそういうふうに呼んでくれるヒト、いないんだし」
「寂しい話ですね」
「まあね。あー、現代日本じゃ、どんなに金持ちになっても、メイドさんなんて持てないだろうしなア」
「それで、そのメイドさんに『ご主人様』って呼んでもらいたいんですか?」
「メイドさんだったら『旦那様』かな? あ、だとすると、『ご主人様』って呼んでくれる奴隷少女も必要だなあ」
「あたし、奴隷じゃないんですけど」
「そりゃそうだ。キミは犬だもんねえ。でも、多分、犬が喋れたら、飼い主の事『ご主人様』って呼んでくれるよ」
「それは勝手な思い込みじゃないですか?」
「まあまあ。あ、そう言えば、唐突に思い出したけど」
「なんです?」
「SM系のエロ漫画で、『お前は犬なんだから片足上げてションベンしろ〜♪』なんてシーンがよくあるけど」
「よくあるんですか?」
「あるの。でも、片足上げてオシッコすんのってオスだけなんだよねえ」
……ご主人様は、いっつもこんなことを考えてるヒトだということでした。
2001年3月6日(火)
「……明日が勝負、だな」
「なにがですか?」
「明日、日記の更新を忘れると、伝説の『三日坊主』になってしまう」
「別にいいじゃないですか。こんな、誰が読んでるかも分からない日記」
「そうだけどさあ、キミがそれを言ったらお終いだよ」
「そうですか?」
「ま、もしこの日記が終わりになったら、キミ主演でエロ小説でも書くさ」
「えええ?」
「きっつい獣姦モノとかでね」
「えええええ?」
2001年3月5日(月)
「とういうわけで、本サイトのコンテンツは見て回ってくれたかな」
「一応は……。あたし、こんなトコのマスコットなんですねえ」
「ため息つくな」
「受け入れるには、ちょっと時間がかかりそうです」
「そうか。ま、人生諦めが肝心だ。というわけで、本日はここまで」
「え、もう終わりなんですか?」
「女性にそう言われるのは辛いが、“一応メイン”である小説書きが楽しくてな。では」
……勝手な人です。
2001年3月4日(日)
気が付くと、あたしはここにいました。目の前に、知らない男の人が立ってます。
「あの……ココ、どこですか?」
「おはよう、クニ子くん。ココはきみの犬小屋であり、私は君の飼い主で巽ヒロヲというものだ」
「はあ……」
「んな、不思議そうな顔すんなよ」
「えっと、あんまり突然だったものですから」
「無理もない。キミは今さっき生まれたばっかだからな。絵はもーちょい前に描いてたんだけど」
「えーと」
「要するにきみはこのサイトのいわゆる“ますこっときゃら”で、あと私が日記を書くダシでもあるわけだ」
「……やっぱ、よく分かりません」
「まあ、そこらへんはおいおい自分で学習してくれたまえ。私にだって、これからこのコンテンツがどーなるか予想がつかないし」
「適当ですねえ」
「多分、毎日の愚痴とか、ちょっと思ったこととか、BBSに書き込むのはためらわれるような陰口とかがメインになると思うけど」
「ところで、そもそも、あたし、なんでハダカなんですか。首輪なんかはめられてるし」
「犬だから」
「えー?」
「耳と尻尾が犬だろ」
「それにしたってえ……」
「ま、そこらへんに関しても、後々語ることもあるかもしれん。ではっ」
「あー、ちょっと、待ってくださいよ〜」
これから、どうなっちゃうんだろう?