MENU

Diary
クニ子の日記




2008年8月31日(日)
「で、体調の方は大丈夫なんですか?」
「まあ、それなりに。というわけで、短編『S×M』アップしました」
「えーと、『アマイクスリ』の方はどうなっちゃったんですか?」
「いや、もちろん続いてるけど……でも、いろいろ忙しかったりで、続きが書けてないんだよ」



2008年8月30日(土)
 体調を崩して日記がつけられませんでした。



2008年8月29日(金)
「今度、『20世紀少年』が映画化するっていうんで、予習のために単行本を友達に借りてイッキ読みした」
「ああ、昨日言ってたのはその件でしたか」
「というわけで、感想を書こうと思う」

『20世紀少年』ネタバレ感想
 自分がそうしたから言うわけじゃないじゃないんですが、この作品は、単行本を揃えて一気に最初から終わりまで通読するのが、一番楽しめる読み方なんじゃないかと思います。
 というのは、雑誌連載をずっと読むとか、一巻一巻単行本が発売されたときに買って読むという、そういう読み方をした場合、最後で明らかになる「2人目の“ともだち”の正体はカツマタ君」という真相に対し、「そいつ誰だっけ?」ってことになると思うからです。少なくとも、自分だったらそうなってたでしょう。何しろ、本編の中で、カツマタ君というキャラクターは、途中まで名前だけしか出てきませんでしたし、その際も「噂の中の、自殺した子供の幽霊」として扱われていました。実在するかどうかすらあやふやな存在だったわけです。
 そういうわけで、2人目の”ともだち”の正体はカツマタ君、というラストに対し、「納得いかない!」という意見が出るのは無理もないかな、とも思います。
 ですが、幸運にも初読がイッキ読みだった自分は、非常に爽快な驚きを感じました。
 2人目の“ともだち”の正体については、ラスト近くになって存在が明らかになった、2人目のお面の少年(1人目はもちろんサダキヨ)であることは明らかでした。しかし、この少年の名前は分かりませんでした。一方で、カツマタ君は、名前は登場しているけど、その外見や容姿については(マンガなのに)描写されていませんでした。名前の無い少年と、顔の無い少年が、同じ時代の同じ場所に存在しているという伏線が張られてるわけですから、それが同一人物であるという展開は、特に無理があるとは私には思われなかったのです。さらに、カツマタ君は、「存在感の希薄な、実在しているのに幽霊だと噂されるような子(これはカツマタ君へのイジメの一つなのでしょうが)」なわけですから、ラストで名前が出てきて「そいつ誰?」って思われるくらいの方が逆に成功だと思うのです。何か、言葉にすると擁護に見せかけた皮肉みたいに思われそうですが、私は、本当にカツマタ君はよくできたキャラだと思っています。
 この作品のテーマの一つは、記憶の曖昧さです。記憶は、昨日までの自分が今日の自分と同じであるということを保証する、アイデンティティーの最大の拠り所のはずなのですが、あまりにもあやふやで、簡単に改変されてしまいます。人は記憶し、そして忘却する生き物です。そして、ある人に記憶されていない人間というのは、その人にとって死人も同然となります。少年たちの間で、死者として、幽霊として扱われていたカツマタ君。彼が抱く、みんなのリーダーでありカリスマでもあり、そして自らを無実の罪に陥れた存在でもあるケンヂへの羨望と憎悪。そして、ケンヂのネガ的存在であり、自らを虐待する暴君であり、そして友達になってくれるかもしれない存在でもあるフクベエへの、憧憬と怨念。ケンヂとフクベエの2人が考えた終末の予言の焼き直しである、実に子供っぽい反陽子爆弾による人類滅亡計画……。私もそういうところがあったんで共感するところがあるんですが、影が薄くて苛められがちな子供は、世界なんて爆発してしまえとよく妄想するもんなんですよね。まあ、私の場合は、小学校高学年くらいから人類滅亡計画よりもエロマンガに夢中になってしまったので、“ともだち”にならずに済みましたが。ともあれ、ラストまで読み終わった後、作品の中に散りばめられた彼の痕跡から、カツマタ君という存在をプロファイリングすることは、なかなかに楽しい作業です。
 ところで、このお話、多くのキャラクターの少年期、壮年期、中年期の顔をそれぞれ書き分けられないと、書くことはできなかったと思うのですが、そういう意味でも、浦沢直樹にしか書けなかった物語だと思いました。




2008年8月28日(木)
「どうして昨日、日記をつけ忘れたんですか?」
「友達に借りたマンガを読むのに夢中になってて……」
「…………」



2008年8月27日(水)
 日記つけ忘れました。



2008年8月26日(火)
「パソコンだけど、もう、自作じゃなくてBTOでいいかなあ、と考えてる」
「あ、そうなんですか?」
「そりゃあ、それだけのヒマと気力があれば自作した方が愛着湧くんだけど、パーツの相性やインストールの手間のことを考えるとねー」
「まあ、確かにそうですね」
「これは、もしかすると恋愛結婚をの幻想から覚めて見合結婚をしようとする心理に似てるのかもしれない」
「ご主人様みたいな縁遠い人が言っても……って感じです」



2008年8月25日(月)
「パソコンがぶっ壊れた……」
「あれ? でも、この日記は更新できてるじゃないですか」
「サブマシンがあるからね。でも、ちょっとだけバックアップをサボってたせいで、データの復旧に手間取っちゃったよ」
「そうですか」
「それはそれとして、サブマシンで作業するのはいろいろ面倒だし、CPUのパワーやHDDの容量に不安もあるし、早いところ、新しいマシン組まないとなあ」
「また自作ですか」
「実は、もう既製品を買ってもいいかなあ、とも思ってるけどね。何しろしばらく自作をしてないんで、浦島太郎状態だし」



2008年8月24日(日)
「“クオリア”と“テロメア”がたまに頭の中でごっちゃになるんだ」
「“ア”の1文字しか共通してないじゃないですか」
「しかも、両方とも意味をきちんとは理解していないんだ」
「どうしてそんな単語を覚えてるんですか。日常生活で使う言葉でもないでしょうに」
「いや、ファンタジー世界なんかの女の子のネーミングに使えないかなー、とか思って」



2008年8月23日(土)
「久しぶりにTRPGのプレイヤーをやったよ。ちなみにシステムは『ソード・ワールド2.0』」
「どんなキャラですか?」
「エルフのシューター兼コンジャラー兼スカウト」
「マルチな感じですねえ」
「もともと比較的少人数でプレイすることが前提な割に、スキルの数が増えてるんで、マルチになるのは必然のような気がするね。まあ、それはそれとして、プレイヤーは初体験だったんだけど、いろいろな意味で“遊びやすさ”を意識したシステムだなー、と思ったよ」



2008年8月22日(金)
「何か急に肌寒くなったなあ」
「最近、天候が極端な気がしますね」
「毎日、夕立があったりするしな」



2008年8月21日(木)
「北京五輪の女子ハンドボールの決勝戦に見入ってしまった」
「金メダル取れてよかったですねー」
「アメリカチームは色々と理不尽を感じてるかもね。何しろ、2回も日本には勝ってるんだし」



2008年8月20日(水)
「寝坊した」
「って、遅刻ですか」
「いや、いろいろ努力してそれは免れたけど……」



2008年8月19日(火)
「腰が痛い……」
「コミケの後遺症ですか?」
「まあ、そうだろうね……」



2008年8月18日(月)
「昨日買った同人誌の一部をさっそく裁断してスキャンした」
「え、もうですか? 何かもったいないです」
「でも、本のままだともう置く場所がないんだよ。過去に買った奴だって、まだ半分くらいしかスキャンしてないしね」



2008年8月17日(日)
「コミケ3日目に行ってきました〜」
「今日は涼しくて良かったですね」
「暑さ対策が空回りしちゃった感じだったね。中身を凍らせたペットボトルを2本持ってったんだけど、1本で充分だった」
「なるほど」
「でもまあ、中での行列中は暑かったけどね。むしろ、外周サークルに並んでるときの方が涼しかった」
「晴れてたらそんなことは言えなかったでしょうけどね」
「あ、ところで、コミケと言えば“創作物の規制/単純所持規制に反対する請願署名”の用紙をもらったんで、さっそく署名して郵送したよ」
「この問題、まだ続いてたんですねえ」
「児童ポルノ法自体、3年ごとに見直しするってて話だから、それを機にまた改悪しようと表現規制派の莫迦どもが考えてるんだよ。まあ、俺の署名なんて一市民のささやかな意思の表明でしかないんだろうけど、それでも、正義の実現のためにはできることからやっていかないと」
「正義、ですか」
「性的に虐待・搾取されている実在の児童を救済するための法律の主旨を歪曲・変形して骨抜きにしようとしているのは、表現規制派の莫迦どもの方だからな。だから、それに対して明確な反対の意志を表明し、行動することは、そりゃあ正義だろう。政治的定見のまるでない、社会的知識もおそまつな俺の信じることのできる、ほとんど唯一の正義だぞ」
「ご主人様って、この件については本当に人が変わったようになりますねえ」



2008年8月16日(土)
『アマイクスリ』第七章アップしました」
「お疲れ様です」
「さあ、この後は明日の出陣の準備だ!」



2008年8月15日(金)
「仕事終わった後、『スカイ・クロラ』観てきた」
「では、ネタバレ感想など、どうぞ」

『スカイ・クロラ』ネタバレ感想
 実は、という程のことではないんですが、私は、自分が大人であるという自覚を持ってません。
 感覚的には、中学生くらいのメンタリティーのまま年を重ね、そのまま二十歳を(そして三十歳を)突破してしまったような気がします。まあ、いい年こいてアニメ映画の感想とか書いてる辺りが、そこらへんを客観的にも証明していますが。
 そういう自分にとって、この『スカイ・クロラ』は、身につまされるようなつまされないような、そんな感じのお話でした。
 曖昧な過去と曖昧な未来に挟まれて、果たして意味があるのかどうか判然としない戦いを、緊迫感も使命感もなく繰り返す、永遠の子供――このお話の主人公たちを見て、「これってオレのことか?」と思うことができたら、その人はオタクという“大人になりきれない人種”だと言えるかもしれません。
 では、そもそも、大人とは何なんでしょうか。
 仕事に就いてれば大人でしょうか。酒や煙草をたしなめれば大人でしょうか。セックスができれば大人でしょうか。どうも、そうではないんじゃないかと、このお話は主張しているように思えます。
 では、子供を産めば大人でしょうか。これは、多分、半分だけ正解のようですが、それでも充分な回答ではないようです。(どうでもいいけど劇中の「子供が子供を産んだのよ!」というセリフには、洒落にならないエロさがあると思います。)
 過去の経験を我が物とし、それを活かして確固とした未来を築き上げるのが、大人――おお、何だか、ちょっと正解に近付いたような気がします。
 このお話の主人公たちは、どうやら、その手段を色々な形で封じられているようです。茫漠とした過去。日常性の希薄な現在。閉塞感に満ちた未来。それらは、彼らの経験を、何の役にも立たないガラクタにしてしまいます。乗機にキルマークを刻むことすら無意味。そして、まるで繰り返し同じ面に挑むゲームキャラのような輪廻の構造から解脱しようと試みると、そこに大人の象徴である“ティーチャー”が現れ、完膚無きまでに叩きのめされ――死ぬ。
 それでも、主人公が最後に自ら“ティーチャー”に挑んだこと。それが――たったそれだけのことがカタルシスらしきものだという、何ともやりきれない物語。それが、私がこのお話を観て抱いた感想でした。
 現実世界において、我々は、キルドレだからではなく、世間の動きのあまりの速さ、激しさによって、経験を無意味なものとされています。過去のノウハウがほんの短い時間のうちに無価値となり、そして、未来の読めない時代。そんな、日常の閉塞感や無力感をわざわざ再認識させてくれなくてもいいのに、イジワルだなあ、もう。
 ところで、中盤、ちょっと展開がだれてきたとき、イビキの音が聞こえて「無理もない」と思ったら、お話の中の犬の寝息でした。
 関連して、押井カントクにとっての犬は、巷のアニメやゲームにおいて物語上の必然性がないのに登場する美少女キャラみたいなもんなのかなー、とか思いました。




2008年8月14日(木)
「暑い、ってこと以外、特に書くことがないや」
「いや、暑いってこともわざわざ書かなくていいのでは……」



2008年8月13日(水)
「今、ファースト・ガンダムをリメイクしたら、キシリア様も巨乳になるのかなあ」
「さあ……」



2008年8月12日(火)
「昔は冷やし中華ってあまり好きじゃなかったけど……いつの間にこんなふうに普通に食えるようになったのかなあ」
「さあ……。ところで、どうして冷やし中華が苦手だったんですか?」
「うーん、外見的に、ラーメンみたいな味を期待してたんだと思う。そしたら、甘酢の味がしたんでビックリしたんじゃないかな」



2008年8月11日(月)
「いないことを証明するのって難しいよね」
「“悪魔の証明”でしたっけ?」
「それと同じように、虫除けスプレーとかの効果を実感するのもちょっと難しいと思うんだ」
「虫寄せでしたら何匹集まったかで分かりますけど、虫除けの場合、本当に薬が効いてるのか、それともたまたまいないだけだったのか、区別つきにくい、ってことですね」
「まあ、そういうこと。まあ、右手だけにスプレーして比較する、って方法もあるけど……そこまでして確かめたくはないなあ」
「ですね」
「あと、平衡世界のオレに訊いてみるって方法もあるな」
「そもそもその手段がないでしょうに」



2008年8月10日(日)
「友人宅で麻雀した」
「徹夜でとかはもうしないんですか?」
「いやー、さすがにもうそんな体力ないなあ」



2008年8月9日(土)
「『ドラクエV』が微妙に行き詰ってる……」
「あれ? 一度クリアしたんじゃないんですか?」
「そうなんだけど、やっぱ昔のことなんで忘れてるんだよねー」



2008年8月8日(金)
「仕事終わってからレイトショーで『崖の上のポニョ』を観てきた」
「では、例によってネタバレ感想など、どうぞ」

『崖の上のポニョ』ネタバレ感想
 まず、このお話を見ている間に感じたのは、台風や洪水のような天変地異に遭遇したときの子供っぽいワクワク感でした。お話の中では街が水没してかなりの被害が出ているはずなのですが、何となく避難している人達はお祭騒ぎを始めているような感じで、天災がもたらした非日常がそのままファンタジーになっているようにも思えました。5歳の子供なんかは「フキンシン」なんて言葉は知らないわけで、そういう意味では非常に主人公くらいの子供の目線のお話だと感じました。
 ところで、本作品を観る前に、友人から「たけくまメモではこの話を“宮崎駿のアヴァンギャルドな悪夢”と称しているよ」と教えてもらい、そのような心積もりでいたわけですが、鑑賞後の感想は概ねそのとおりだなというものでした。まあ、「悪夢」は言いすぎかなあ、とは思いますが、それでも、夢特有の取りとめのなさというか、印象的な個々のシーンをまとめようとするためにストーリーが無理しちゃってる感じというか、そういうのをたっぷりと味わいました。
 私自身はそういうテイストが好きなので、けっこう楽しめたんですが、『カリ城』や『ナウシカ』や『ラピュタ』みたいなのを期待していた人はガッカリしたと思います。でも、事前に未就学児同士のラブストーリーだってことは嫌というほど宣伝されていたわけで、それなのに「期待していたのと違う!」と言うのはいささか酷かなあという気もします。ちなみに、お話の内容はセカイ系で、ヒロインの一人であるトキお婆さんはツンデレでした。ただし、宮崎カントクが昨今のオタク界のムーブメントを取り入れてそうしたのかどうかは私には分かりません。
 それはそれとして、オタク界一般の萌えとは別次元で、宮崎カントクがポニョに萌え萌えであろうことは全編から嫌というほど伝わってきましたね。特に、幼女形態になってからのポニョの動きは本当に生き生きとしていて、よほど好きでないとこうは動かせまい、と感じました。なお、主人公の2人が、やけにのん気に手漕ぎ舟で避難している赤ん坊を連れた若夫婦と出会う場面があるんですが、これなんかは、ポニョに「おっぱい」という単語を連呼させたいがために挿入したエピソードなんじゃないかと私は邪推しております。
 ( ゚∀゚)o彡゜おっぱい! おっぱい!




2008年8月7日(木)
「親がやってる家庭菜園に、全長約50センチのばけものみたいなキュウリがなってた」
「召し上がらないんですか?」
「いや、見るからに不味そうだし……」



2008年8月6日(水)
「夕立が降っても涼しくならない……」
「ひたすら蒸し暑いですよね」



2008年8月5日(火)
「DSの『ドラクエV』やってる最中、スリープ中なのに間違って電源OFFにしちまった」
「あー、ご愁傷様です」
「どうせヒマ潰しみたいなもんだから時間がもったいないとは言わないけどさ……でも、せっかく新しいモンスターが仲間になってくれてたのにな〜」
「まさに一期一会ですね」



2008年8月4日(月)
「雷すごかったなー」
「だいぶ近くで落ちたみたいでしたね」
「うん。稲光と雷鳴がほとんど同時だったときはマジでビビったよ」



2008年8月3日(日)
「『ソード・ワールド2.0』のマスタリングした」
「どんな感じでした?」
「まあ、やってて楽しいシステムだとは思ったね。ちょっと旧版との違いに戸惑うこともあるけど……。あと、シナリオを作るときに、モンスターの強さの目安が分からなくてちょっと困ったかな」
「そこらへんは慣れですかねえ」
「あと、結局はPCの命中力とモンスターの回避力で目星をつけるしかないかな」
「確かに、2d6のシステムだと、数値が1違うだけでかなりの差ですものねー」
「あと、リプレイとかもっと読んで世界観に慣れれば、もっと楽しめるようになるかなー、と思うね」



2008年8月2日(土)
『アマイクスリ』第六章アップしました」
「お疲れ様です」



2008年8月1日(金)
『18's Summer』管理人の木暮かおる様からの暑中見舞いをアップさせていただきました!」
「ありがとうございました〜!」



過去の日記

MENU