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Diary
クニ子の日記




2005年8月31日(水)
「数日前にMGアッガイを買ったんだけどぜんぜん組んでない」
「って言うか、ジム・クゥエルも組んでないじゃないですか」
「買うと安心しちゃってね……。にしても、この二つを見ると、最近のMGってずいぶんとサイトでの扱いがぞんざいになってるなあ」
「黙ってても売れるからですかね?」
「いや、さすがにそんな殿様商売じゃないでしょ」



2005年8月30日(火)
「朝晩が涼しくなってきたせいか、朝起きるのがつらいんだよ」
「ちょっと前までは、寝苦しくて寝不足で朝がつらくありませんでしたか?」
「寒けりゃ寒いで布団から出るのはつらいしね……。要するに朝起きるのはいつだってつらい、と」
「そういうことになりますね」
「うーん、だったらいっそ起きるのをやめるか」
「永眠するつもりですか?」



2005年8月29日(月)
家庭用ロボットが売り出されたらしいですよ」
「ふーむ。こいつこうなるのに30年かからなかったわけだし……還暦前にはマジで美少女メイドロイドに出会うことができるかも……」



2005年8月28日(日)
「エロマンガのジャケ買いって危険だよねー」
「……失敗したんですね」
「うん」



2005年8月27日(土)
「足の親指を深爪してしまった」
「ちょっと痛そうです」
「しかし、どうして爪って伸びるんだろうなあ。はっきり言って邪魔だよ」
「でも、もし伸びなかったら、爪がはがれたとき一生そのままですよ」
「ひいいいい! やめてくれ。想像しちまったじゃないかあ」



2005年8月26日(金)
「学生でなくなったせいでまとまった夏休みが取れなくなったわけだけど、そのせいで“夏の終わる寂しさ”が半減しちゃったような気がするなあ」
「まあ、確かに夏休みって楽しいですからねー」
「それに、実際は9月になってもなかなか涼しくならない、ってことを経験してるってこともあるんだけどね」



2005年8月25日(木)
「『ふらっと・はーれむ』第11話アップしました」
「お疲れ様です」



2005年8月24日(水)
「ちと古い話題だが、“「オタ」「きもい」──スタッフのブログ発言、企業を巻き込む騒動に”だそうだ。ちなみにここがまとめサイト
「何と言いますか、これもIT社会の弊害ってやつですかねー」
「口調が棒読みだぞ。まあ、当日汗だくになってエロ同人誌を買いあさってたオレが言うのもなんだが、確かにあの光景は一般的な女性が見たらかなり引くと思うよ」
「あ、ご主人様はこのブログ書いた人の擁護派なんですか? 意外です」
「いやいや、別に擁護するつもりは全くないよ。“オタはきもい”と思うのは勝手だし、また、ある種の人たちにとっては自然なことかもしれんとは思うけどね。まあ、同様に、コミケ参加者であるオレがこのブロガーに内心どんなマイナス感情を抱いたとしても、それはやはり無理もないことと思ってほしいかな」
「回りくどい言い方しますねえ」
「ともかく、不特定多数の人の悪口をインターネット上で世界中に発信しちゃうってことの意味について、このブロガーはあんまりにも無思慮・無用心だったんじゃないかなあ、と思うわけ。あっけらかんと企業名や個人の写真を晒してるし……慌てて削除してもどこかにログが残っちゃったりするわけだしね」
「要するに、自業自得と」
「うん。このブロガーがどんな不利益こうむったのかは知らないし、詮索するつもりもないけどね。ともあれ、ネット社会における危機意識とか私人と公人の区別とかいろいろ考えさせられることはあるけど、何よりも思うのは、オレも気をつけなきゃってことだなあ」
「ご主人様はうっかりさんですからねえ」



2005年8月23日(火)
「へー、『X-MEN』って“3”が撮影されるんだ。ちょっと楽しみだな」
「ご主人様、アメコミとか好きなんですか?」
「いや、ぜんぜん原作の方は読んでないけど……でも、映画の方は楽しく観させてもらってるよ」
「それって、ちょっと邪道な気もしますけど」
「かもね。それはそれとして、“2”では色々とネタフリがされてたからなあ。伏線がどれだけ回収されるかも興味あるなあ」
「でも、公開は来年の春みたいですよ」



2005年8月22日(月)
「iPod mini……いい機械だと思うんだけど、リモコンにつながるコードが長すぎないか?」
「余ったら切ればいいじゃないですか」
「ムチャクチャ言うな」



2005年8月21日(日)
「今日の夕食は回転寿司だったんだけど、注文用の機械のタッチパネルに“マダラ”って表示されてて、いったいどんな斑模様の代物が出てくるのかとビビってしまったよ」
「えーと、それは“真鱈”ですよね?」
「うん」
「…………」
「ところで、スシネタと言えば、“ほっき貝”って字面だけ見ると、これまたちょっとどっきりするんだけどさ」
「……あ、オチは言わなくていいですから」



2005年8月20日(土)
「iPod miniを購入した」
「お店で散々迷ったそうですけど、その割にはヒネりの無い選択ですね」
「……キミって、どーして敬語キャラのくせにそんな口が悪いの?」
「すいません。――でも、いっつもご主人様ってよく分からない基準で機械買って自滅するじゃないですか」
「うんまあ……別に、俺だって好きで地雷踏んでるわけじゃないんだけどね」
「で、どうですか? 使い心地の方は」
「電源OFFがボタンの長押しってとこと、上下キーにあたるのがタッチパネルってとこが実は気に食わないんだけど、それ以外はけっこうイイかな? 何よりも、周辺機器が充実してるのが嬉しいね」
「まあ、最大手の一つではありますからねえ。サードパーティーもけっこう参入してるみたいですし」
「あと、やっぱデザインが洗練されてるよねー」
「あ、ご主人様でもそういうの気にするんですか?」
「するよー。って言うか、俺は単にシンプルで機能的なデザインが好きなの。ヘンに工夫したりゴテゴテしたりするのがヤなんだよ。なのに、最近はボディの色数とかステッカーとかで出来合いの個性を演出したりしてて……悪いとは言わないけど、もーちょっと他にやることあるんじゃないかって思うわけよ」
「オジさんぽい話になってきました」
「しょうがないだろ、現にオジさんなんだから。ともかく、パソコンと接続することが前提の機械なんだから、クレードルくらいは用意してもらいたかったんだよね。大手メーカーのでもそれがないのが多くて、選択の幅が狭まっちゃったよ」
「まあ、市場としてはまだまだ新しい部類なんでしょうねー」



2005年8月19日(金)
「あっついですねえ」
「もう立秋を過ぎてるから残暑のはずなんだけどね」
「何て言うか、秋になってからの方が夏本番って感じですよね」
「言いたいことは分かる」



2005年8月18日(木)
「肉を焼いたフライパンを耐熱プラスチック製のフライ返しと一緒に流しに置いておいたら、フライ返しが溶けてた」
「危ないですねえ」



2005年8月17日(水)
「ハードディスク・プレイヤーがぶっ壊れた」
「あれ? 前も壊れたとか仰ってませんでしたっけ?」
「いや、何か、今回は本格的にダメになったっぽい。……しょうがない、新しいの買うか」
「そんなお金あるんですか?」
「コミケ資金の残りが……あれ? あんまり無いな」



2005年8月16日(火)
「今日の地震、おっきかったですねー」
「震度としてはそれほどでもなかったのかもしれないけど、ずーっと揺れてて不気味だったな」
「震源近くの方ではもっと大変だったんでしょうけど」
「それはそれとして押入れの中のエロ本の山が崩れてないか心配でしかたなかったよ」



2005年8月15日(月)
「『ふらっと・はーれむ』第10話をアップ」
「お疲れ様です」
「あと、『ひぐらしのなく頃に解/罪滅し編』のネタバレ感想……っつーかチラシの裏など書いてみる」

『ひぐらしのなく頃に解/罪滅し編』ネタバレ感想
 プレイ直後の余熱を言葉にするならこうだろう。
 これは少年少女の贖罪のお話である。
 罪びとである子供たちが各々の罪を懺悔し、許しと救いを得る。
 これは血まみれの活劇小説である。
 古臭い良識を嘲笑うかのような、悲劇にして喜劇、残酷にして痛快、酸鼻にして放埓、典型的にして破天荒、荒唐無稽にして精密細緻なエピソードが展開する。
 これはシンパシーと友情の物語である。
 主人公たちは、自分と他人、自己と世界の接点を探り、もがき、苦しみ、挫け、そしてセクシャリティーすら超越したかに見える奇跡のような関係に到達する。
 これはストイックでないミステリである。
 ノックスの十戒のうち第二戒、第三戒、第四戒、第六戒、及び第十戒その他を破っている可能性が濃厚であり、ヴァン・ダインの二十則のうち、第一則、第二則、第三則、第四則、第六則、第八則、第九則、第十二則、第十四則、及び第十六則、並びに第二十則のうちの二項目に違反している恐れがあるものの、「読者を驚かせるのがミステリ」という個人的な定義に従うなら、非常に良質なそれである。
 これはイモータルの登場するメタ・ゲームである。
 一人の少女がその役割に倦み疲れたとき、新たなイモータリティーを獲得した少年がオルタナティブ・ワールド・ゲイトを開き、勝利条件と基本攻略方法――人を殺さず仲間を信じることを習得し、ダイス目の偏向を頼りに“ラプラスの魔”たるゲーム・マスターに宣戦布告する。
 これは不完全な永劫回帰への挑戦の記録である。
 日常のかけがえのなさと人生の一回性を訴えるこのシナリオの存在を前にして(しかも読みもしないで)「ゲームをリセットする感覚で自殺/殺人」などという腐った常套句を吐くような人間はエンジェルモートの鍋コーヒーで顔を洗っておととい出直してくるべきである。
 ――希望が、見えた。
 そして、それでも、悪魔のシナリオは続く。
 だが敢えて言おう。
 前原圭一、お前、男の中の男だッ!(ここで言う「男」とはイデアであり実在のジェンダー及びセックス等とはいっさい関係ありません)
 全8話中第6話にして自らが主人公であることを証明した彼に、ポップコーンを床にぶちまけながら惜しみない賞賛の拍手を送りたい。
 遅すぎということはけしてない。
 次もガンガレ。超ガンガレ。

 さて――さらに、チラシの裏状態のメモなど。

圭一の過去について
 何か問題起こして都会にいられなくなったとは想像してたが……ここまでとは……。ともあれ、それでも縁日での射的勝負や今回の水鉄砲勝負にのめりこんでるあたり、ちょっといかがなものか。でもまあ、それこそリセットということなのかも。
 にしても、レナは“罪”に対してたいへんに厳しい。あやふやにしない。魅音とは違う意味で男らしい。でも、ちょっと恐い。

レナについて
 「普段と違う何だかおっかないレナ」の実像が見えてきたような気がする。また、茨城時代のレナの奇行についてはほぼ理由が判明したと思う。細部についてはまだ情報不足だけど。まあ、不幸属性な俺としてはちょっとぐっと来るものの、この方面についてはやはり沙都子の方に分があるような……。ラブコメキャラとしては魅音、神秘イメージでは梨花に負けてるし……物語のシンボルとしてのメインヒロインであるがゆえに、やや中途半端な印象を受ける。でもまあ、ゴミ捨て場での号泣シーンは個人的にかなり萌えますた。
 あと、彼女の“天然ボケ=演技”については、ちょっとショックを受けた俺ガイル。まあ、さすがに演技で鼻血までは出せないと思うので、実際はかなり地が混じってるんだと思うけど……。一人称文書なのでちょっとカッコつけちゃったかな? ただ“ロマンス免疫無し”と“男家畜化発言”のイメージギャップは……うーん……要するにHなことで頭がいっぱいなキャラなのか? えっちなのはいけないと思います!(嘘だッ!!) まあ、女の子が頭の中で考えてることって実はあんな感じかもしれないけど、ファンタジーが欲しいのも事実。

鷹野三四のファイルについて
 もともと鵜呑みにするつもりはなかったんだけど、にしてもあのチープなトンデモっぷりはあんまりと言えばあんまりでは……。人殺しして普通でなくなってるレナはともかく大石まで信じんなよ。と学会の『トンデモ本の世界』百回読み返せ!(まだ発売されてません)
 しかし、こうなると、今までのTIPS等で紹介されていた彼女のノート等は、真面目っぽく見える部分だけを抽出したものなのだろうか? それともトンデモ部分は彼女の遊び心なんだろうか?
 何にせよ、彼女の言動はどんどん信憑性が薄れているような……。ただ、現代に関する陰謀論もどきについてはトンデモでも、今回の寄生虫説(風土病説)については一考の価値があるかも。「うじ湧き病」についてはまるっきりヨタではないどころか、梨花の発言の中にもあったし……ノドカキムシール説に軍配か? ううむ。
 あと、彼女のドッペルゲンガーは……単なる鑑識ミスということになってしまうんだろうか? 個人的には最初から抱いていた鷹野犯人説の(ほとんど唯一の)根拠が崩れてしまうのがなんとも……。

古手梨花の二重人格について
 古手梨花の“怪死事件の連続性に対する発言”については、彼女にメタ記憶を有する別人格がある(それとも全くの別人? 双子? 詳細不明)ことから、根拠なしとなってしまった。赤坂モツカレ。また、圭一の「大石は事件の連続性にこだわりすぎる」という発言も見逃せない。最後の追加TIPSから考えると、エンディングに向けて解くべき謎は「富竹ジロウ殺人(?)事件」「鷹野三四(?)殺人事件」「入江京介自殺(?)事件」「古手梨花殺人事件」「雛見沢大災害事件」のみということに……って、「のみ」と言いながら結構多いな

園崎家犯人説について
 園崎家(または狂信者集団)によるオヤシロ様信仰復活のための宗教儀式説は、なんか最近マイナス情報ばかりが出ているような気がする。『目明し編』のラストの魅音の告白(園崎家無罪説)については、いくつかの矛盾点から反対する方もいらっしゃるようだが、ストーリーの構造上、無罪説をひっくり返すのは困難な気がする。邪道なメタ推理だが。

政府の対応について
 最終追加TIPSにおいて鬼ヶ淵をコンクリで埋め立ててしまったのは、なぜか……? やや政府陰謀説に有利な気がしてくる。もし鬼ヶ淵の中に毒ガス兵器などの投棄が行われたとしたら……?

魅音パパについて
 この期に及んで(?)出てこないところが怪しい。茜を巡る葛西との三角関係も、もしかしたら本当は精算してないかも……。




2005年8月14日(日)
「夏コミ行って、アキバ行って、予約した『ひぐらしのなく頃に解/罪滅し編』を買って、徹夜してプレイ」
「……タフですねえ」
「いやもうフラフラだよ? まあ、それはそれとして、感想は明日ね」



2005年8月13日(土)
「お墓参りにいってきました」
「暑い中お疲れ様です」



2005年8月12日(金)
「けっこう雨が激しく降ってるなあ」
「カミナリもすごいですね。コンピュータの中に住んでる身としては心配です」
「確かに、あんまり対策してないなあ。まあ、ネット上のサーバに置いてあるファイルがバックアップだと思ってよ」



2005年8月11日(木)
「えーと、また日記つけるの忘れられちゃうと寂しいんでネタフリしますけど、“枝豆大好き、ピーマンは嫌/子どもの食育アンケート”だそうですよ」
「俺も枝豆好きだけどさ……。あれって野菜か?」
「えーと、農林水産省の定義によると“一般に、野菜とは食用に供し得る草本性の植物で加工の程度の低いまま副食物として利用されるものをいう”そうですよ。まあ、これは、果物と野菜を区別するための定義だと思うんですけど」
「なるほど……。米や麦は主食だから野菜じゃないわけだ。じゃあ、トウモロコシはどうなのかなあ。コーンフレークとか主食だと思うんだけど」
こちらのページによると、もともとは主食扱いだそうですけど、スーパースイート種とかは野菜、ってことになるみたいですね」



2005年8月10日(水)
 というわけでご主人様は日記をつけるのを忘れてます。



2005年8月9日(火)
スペースシャトルが無事帰還したのは嬉しいんだけど、X線天文衛星“すざく”が故障しちゃったのは残念だなあ」
「一勝一敗って感じですか」
「スペースシャトルの方は相乗りさせてもらっただけだけどな。それはそれとして、宇宙開発関係で何かが失敗した時、幾らかかった、ってことを記事に盛り込んで暗に批判したりするのはやめてほしいなあ」
「まあ、もとは税金ですから……」
「学術目的、しかも基礎研究分野ってのは、もともとお金にならないもんだろ?」
「それは開き直りです」



2005年8月8日(月)
「なんか政局が騒がしいですね。参院否決で衆院解散とか」
「ウチのサイトにとってはあんま縁の無いトピックだなあ」
「でも、今の首相さんが辞めちゃって、次の首相さんになった人がすごくポルノに厳しい人だったらどーするんです?」
「いやまあ……ありえなくはないだろうね。そういうシナリオは」
「あ、そうなんですか?」
「えっと、俺も政治に詳しくないし、あてずっぽ言っても恥かくだけだからこれ以上は言わないけどね。まあ、杞憂に終わってほしいよ」
「にしても、ご主人様って本当にそーいう視点でしかモノを見れないんですねえ」
「呆れたように言うな」



2005年8月7日(日)
「コミケのカタログチェックしたんだけど、気が付いたら印刷手段が無かったよ」
「あれ、カラープリンタ、持ってらっしゃいませんでしたっけ?」
「あれは、紙送りのところが歪んでおかしくなってたんだ。だから、買ってきた」
「うわぁー、そういうことには手間暇とお金を惜しみませんねえ」
「いや、お店で一番安い奴だったし、本気出してエロ関係のモノを買ったときよりは安く済んだよ」
「それにしたってですねえ……」



2005年8月6日(土)
「『スター・ウォーズ/エピソードIII』を観てきたよー」
「じゃあ、例によってネタバレ感想ですか?」
「うん」

『スター・ウォーズ/エピソードIII』ネタバレ感想
 えーと、結論から申し上げますと、やっぱ自分はエピソードIV、V、VIの三部作の方が、I、II、IIIの三部作よりも好きなようです。
 そもそも、IVからVIまでって、まず敵がダース・ベイダー1人というふうに一貫してるんで、それを軸にしてすごく感情移入できるんですよね。まあ、途中から皇帝とか出てきますけど。
 でも、ルークにとっては、敵対者の中心は常にベイダーですし、またそのベイダーが父親ということが判明して、そのベイダーを救済しようとする、と……非常に、お話にまとまりがあるように思えるんです。
 また、主人公機(?)がミレニアム・ファルコンとXウィング・ファイターというふうに共通しているのも、個人的には好みです。
 一方、IからIIIは、もともと誰が真の敵なのか分からない(いやまあパルパティーン自作自演乙ってことは誰でも知ってるんですが)というお話の構造上、どうしてもそこらへんが散漫になってしまうような気がするんです。
 結局IIIでは冒頭であっさりドゥークー伯爵やられちゃいますし……これだったら、Iのダース・モールを、IからIIIを通じての悪役にしても良かったんじゃないかなあ、と思いましたです。
 まあ、それはそれとしまして、“ダース・ベイダー誕生秘話”であるところの本作なんですが、アナキン役のヘイデン・クリステンセンの演技もあって、かなり雰囲気出てました。っつーか、ダーク・サイドに堕ちたときとか、ホント目付き悪いんですよ。瞳も金色になったりして(それは演技力によるものじゃないけど)。ラスト近くの火達磨なシーンとか、かなり衝撃的でした。
 それと、チャンバラがカッコ良かったのはヨーダ様でしたね。前回の対ドゥーク伯爵戦も凄かったですが、今回の対ダース・シディアス戦もよかったです。ライト・セイバーを構えて見得を切るところとか、シリーズを通じて殺陣が最も上手なのはヨーダ様なんじゃないかと思います。やっぱり、大騎士の称号は伊達じゃありません。
 とまあ、ヨーダ様がそうであるように、SFXの方はもう本物としか思えない質感ですね。むしろ「宇宙空間でこんなに宇宙船が密集しているのはいかがなものか」といったところでしかツッコミ入れられないんですよ。ただ、衣装とか小道具とか、なんかキレイすぎる感じがしたのは、個人的に残念でした。IVからVIまでの生活感のあるビンボ臭い小道具が好きなんで……。
 自分の感想を総括しますと、要するに、スターウォーズという話はダース・ベイダーの物語だったんだなあ、ということに尽きますね。IからIIIを観てから、IVからVIを観ると、ダース・ベイダーの行動にいろいろと新しい発見があるんだろうな、と思います。
 ――なんてことを思いながらパンフを読み返すと、冒頭で、ルーカス監督が全く同じようなことを書いてらっしゃいました。
 ところで、IVで、死んだオビ=ワンの服をベイダーが踏んづけるシーンがありますが……うーん、かなり根に持ってたんだなあ、アナキン。




2005年8月5日(金)
「人気投票の結果発表と、あと『ふらっと・はーれむ』第9話をアップしました」
「お疲れ様ですー」



2005年8月4日(木)
「人気投票の方、各部門でデッドヒートが繰り広げられてますねえ」
「ありがたいことにね」
「まあ、あたしは蚊帳の外ですんで、どってことないですけど」
「……ひょっとして拗ねてるのか?」



2005年8月3日(水)
「ぐは! 人気投票のデータが電子の海に消えた……!」
「あーあ、ダイジョブですか?」
「一応、復帰しといたけどね」
「って、これ、昨夜のデータですね」
「バックアップ、その時のしかなかったからね。うう、今日一日投票してくださった皆さん、申し訳ありません」
「ところで、あと一日の予定ですが……もちますかねえ?」
「不吉なことを言うんじゃないっ!」



2005年8月2日(火)
「ところで、太陽系第十惑星のこと、ぜんぜん話題になんないね」
「まあ、まだ惑星と呼ぶかどうか決まったわけじゃないみたいですしね」
「もし、本格的に惑星ってことになったら、占星術師の皆さんが“自分は以前からこの惑星の存在を予言していた”とか言いそう」
「えーと、それは予言ですか」
「経験による予測」



2005年8月1日(月)
「ううう、しかし蒸し暑いなあ」
「ですねえ」



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