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ご主人様との生活は、調教中、私が密かに期待していたよりも、はるかに素晴らしいものでした。
「オウ、ユリカ……」
「ご主人様……ん、ちゅっ……」
夜、お仕事から帰ってきたご主人様を、私は、キスでお出迎えします。
私は、服を、着ています。ご主人様は、普段、私が恋人か奥様のように振る舞うのがお好きなのだそうです。
もちろん、ご主人様の気が向いた時は、全裸やランジェリー姿、またはボンデージファッションで一日を過ごすこともありますが、基本的には、普通の服装です。
「ん、んちゅ、ちゅっ、んふ……ちゅ、ちゅっ、ちゅ、んちゅううっ……ぷはっ、はふぅ……」
たっぷりと口付けを交わした後、私達は、そのまま、寝室に向かいます。
ご主人様は、とある国において、社会的に非常に高い身分にある方で、日本では外交関係のお仕事に従事されています。そのため、大変に多忙で、私が住むことを許されているこのマンションを訪れる際は、ほとんど、食事を外で済まされているのです。それもあって、ご主人様が私と過ごすために割いてくださる貴重なお時間は、ほぼ全てが、セックスのためだけに使われます。
「ユリカ……今夜ハ、イツモ以上ニ可愛ヨ……トテモ会イタカッタデス……」
「私もです、ご主人様……」
実際は、たった二日振りの逢瀬なのですが、私とご主人様は、廊下を歩きながらそんな言葉を交わしてしまいました。
「オウ、ユリカ……」
「ご主人様……」
予め用意しておいた官能的なアロマオイルの匂いで満たされた寝室に入り、私達は、互いの体をまさぐりながら、服を脱がせていきます。
全裸になった私の恥部は、既に、蜜を滲ませ、そして、ご主人様の巨大なペニスは、雄々しく勃起していました。
「ユリカ……今夜モ、コレデ天国ニ連レテ行ッテアゲマス」
そんなご主人様の言葉は、私にとって、少しも大袈裟ではありません。
「お、お願いします、ご主人様……」
私は、ご主人様の引き締まった胸に頬を寄せ、乳首にキスをしながら、硬くなったペニスをシコシコと扱きました。
「オウ、オウ、気持チイイヨ……フウウ……ユリカ、上手デス……」
優しい声音で紡がれる賞賛を証明するように、ペニスの先端が、お汁を溢れさせます。
それを、潤滑液に、ひとしきり手で奉仕すると、ご主人様が、私の耳元に口を寄せました。
「ユリカ、モウ我慢デキナイヨ……口デシテクダサイ」
「はい……」
私の返事を待って、ご主人様が、ベッドに腰掛けます。
私は、ご主人様の開いた脚の間に正座し、ペニスの先端に唇を寄せました。
つん、とした独特の匂いが鼻孔を刺激し、私は、それだけで新たな蜜を溢れさせてしまいます。
「んく、失礼します……あむっ」
「オッ、オッ、イエス……オウ、ユリカ……」
ペニスの亀頭部分に唇を被せ、唾液でぬめらせた口腔から喉奥へと、お迎えします。
最近では、こつをつかんだことで、性奴隷にしていただいたあの日よりも、ずっと滑らかにディープスロートができるようになりました。
「んむむむっ、ちゅぶぶぶ、ちゅぼぼぼっ……んふ、んふぅ、ちゅぶぶぶぶ……んむむっ、ちゅぶ、ちゅぼぼぼっ……!」
「フウ、フウ、オウイェ……イエス、イエス、フムム……オッ、オッ、オッ……」
私の唾液にまみれたご主人様のペニスが、口の中で、ぴゅっ、ぴゅっ、ときつい匂いのするお汁を飛ばします。
それを、誇らしく思いながら、私は、肉棒全体に舌を絡め、唇を隅々にまで滑らせました。
「オオオッ、ユリカ……素晴ラシイデス……フム、ンフゥ……」
声を上げながら、ご主人様は、私の左右のおっぱいに、両手を伸ばしました。
そして、乳首に嵌められたリング状のピアスに下から中指を通し、くいっ、くいっ、と引っ張ります。
「ぷはっ、はうっ、んああン……あ、あっ、あふ、ああぁン……」
私は、あっと言う間に乳首を硬くさせてしまいながら、ご主人様の指に導かれるまま、二つの胸の膨らみで、もうヌルヌルになっているペニスを挟みました。
「ハフゥ……トテモイイ眺メデス……ユリカノ胸、トテモ美シイ……」
リングピアスから中指を抜き、乳首を捏ねくり回すようにして刺激してくださいながら、ご主人様が言います。
「あううっ、んくぅ……あ、ありがとうございます……あっ、あっ、あっ、気持ちいい……」
お礼を言いながら、私は、快感に思わず涎を垂らしそうになってしまいました。
このピアスをご主人様にしていただいてから、私の乳首は、確実に感度を上げてしまっています。
ピアスが嵌まっているのは乳首だけではありません。私は、左右のラビアにリング状のピアスを、お臍とクリトリス、そして舌の真ん中に、バーベル状のピアスを施されています。
クリトリスのピアスは、その部分を常に剥き出しにするため、何かの拍子に勃起してしまうと、ショーツに擦れて大変なことになってしまいます。一方、舌のピアスは、ご主人様にお口でご奉仕する時に、大変いいアクセントになっているとのことで、お気に入りです。
さらに、私の体のあちこちには、ご主人様の所有物であることの証しとして、民族的な文様の――いわゆるトライバル・タトゥーを入れていただいています。背中には手の平くらいの大きさのコウモリの翼を文様にしたものを、左右の胸元には対になる蝶と蜘蛛を文様にしたものを、お臍の周囲には燃え盛る太陽を文様にしたものを、恥丘には枝を左右に広げた薔薇を文様にしたものを……という具合です。
そんな体でありながら、私は、今も、ご主人様の命令で、黒髪のままの髪を三つ編みにし、野暮ったい眼鏡をかけ、お化粧もほとんどしていません。何でも、ご主人様は、日本で生活しているうちに、そういったギャップを非常にお好みになるようになったのだそうです。
「はぁ、はぁ、ああン、ご主人様ぁ……んふ、そ、そんなにされたら、上手にパイズリご奉仕できません……」
私は、そう言いながらも、上半身を動かし、胸の谷間でご主人様のペニスを扱きました。
「フフフ、ゴメンナサイ、ユリカ」
そう言いながらも、ご主人様は、私の乳首に悪戯することをおやめにはなりません。
私は、乳首だけでなく、乳輪までぷっくりと膨らませながら、パイズリを続けました。
「んんっ、んふ、あふン……はっ、はっ、んううっ……ねっ、えろぉ~っ」
時折、口の中に溜めた唾液を垂らしながら、ご主人様の猛々しいその部分に、おっぱいでご奉仕をし続けます。
「フウ、フウ、イエス……気持チイイヨ、ユリカ……フムム……オッ、オッ、オッ……」
さらに硬くなっていくご主人様のペニスの先端に、私は、唇を押し付け、吸引を始めました。
「じゅるるるるる、んっ、んふっ、ちゅずず……! ふぅー、ふぅー、んちゅちゅ……じゅずずずずずずずっ……!」
「オオオッ、イエス……! オウ、オウ、ナイス……!」
ご主人様が、声を上げながら、乳首だけでなく、私の乳房全体を、捏ね回します。
「んんんっ、んふー、んふー、んちゅちゅちゅちゅ……! じゅずずっ、んちゅ、んちゅうっ……! ぢゅぢゅぢゅぢゅぢゅ……っ!」
私は、下品に音を響かせながら、ご主人様のペニスを吸い、おっぱいで揉みくちゃにしました。
「オオッ、待ッテ、待ッテ、ユリカ……! 最初ノ一発ハ、ユリカノプッシーニ出シタイヨ」
「えっ……?」
「今日コソ、ユリカヲ妊娠サセタイデス……オーケー?」
「は……はい、もちろんです……!」
もし、私が本物の牝犬だったら、嬉しさのあまり尻尾を千切れるほどに振っていたでしょう。
私は、息が荒くなるのを抑えることができないまま、ご主人様に導かれ、その腰を正面から跨ぐ格好になりました。体面座位です。
「ハァ、ハァ、んく……ご主人様……ん、んっ……んちゅ……」
ご主人様が、私を抱き締め、情熱的なキスをしてくださいます。
私は、差し出される舌に舌を絡めながら、ご主人様のペニスに割れ目をぬるぬるとはしたなく擦り付け、しとどに溢れる愛液を塗りたくりました。
「んちゅ、ちゅ、ちゅぶ、ちゅば、ぶちゅっ……ぷふ、ぷはぁ……ハァ、ハァ、ご主人様のコック……とっても硬くて、男らしくて……す、素敵です……」
「ユリカノファックホールモ、トテモ素敵ヨ……フウフウ、入レルヨ、ユリカ……!」
「は、はいっ……あっ、あうううううううン……!」
ご主人様が、私のお尻を両手で抱え、狙い定めたアソコに、ペニスをズブズブと挿入します。
「あ、あっ、あっ、あああぁ~っ!」
体内を満たされ、征服される喜びに声を上げた時――ご主人様の携帯電話が、着信音を鳴らしました。
「オウ、シット!」
罵り声を上げつつ、ご主人様が、私と下半身でつながったまま、携帯電話の表示をご覧になります。
そして、ご主人様は、しばし思案した後、携帯電話の着信ボタンを押しました。
「××××××××××」
私に聞き取れないくらいの早口の英語で、ご主人様がお話をされます。
私は、お邪魔にならないように喘ぎ声が漏れるのを堪えながら、ご主人様に抱き着いていました。
「――――」
お電話が終わった時、ご主人様は――なぜか、奇妙な笑みを浮かべていました。
「ユリカ、Dガ、オ客ヲ連れレテココニ来マス」
Dさんと言うのは、もちろん仮名ですが、ご主人様の腹心のボディーガードです。やはり黒人の方で、ご主人様よりも大柄な、まるでボディービルダーのような体をしています。
「あ、あの、お客様がいらっしゃるんでしたら、その……」
「コノママ、オ客ヲオ出迎エシマショウ」
「そ、そんな……はぁ、はぁ、はぁ……ん、んくっ……は、はふぅ……」
もちろん、ご主人様の命令は絶対ですが――恥ずかしさは、消えません。
ですが、その恥ずかしさが、私の欲情と興奮を高め――私は、熱い喘ぎを漏らしてしまいました。
そして、ドアが開く気配がすると、ご主人様は、私を貫いたまま、すっくと立ち上がりました。
「ああぁン!」
ご主人様の首に両手を回して落ちまいとする私を軽々と抱え、ご主人様が、リビングに向かいます。
「あっ、あん、あふ、あっ、あっ、あう、あん……」
ご主人様が、歩を進めるたびに、甘い衝撃に膣奥を突き上げられ、恥ずかしい声が漏れてしまいます。
――リビングには、すでに、Dさんともう一人の男の方がいました。
「あっ……!」
男の方の顔を見て、私は、羞恥を一瞬忘れ、驚きの声を上げてしまいました。
それは、Aさんでったのです。
しかも、Aさんは、その顔に明らかに殴られたような跡があり、その上、Dさんによって背中に腕を捻り上げられていました。
「ゆ、百合香っ……!」
Aさんが、瞼の腫れた目を私に向け、切れた唇を開けて叫びました。
「畜生っ、やっぱりこーいうことかよ……! テメエ、百合香を離せ!」
私は――Aさんが、何にそんなに激高しているのか、よく分かりませんでした。
「百合香、オ、オレは、オマエを助けに来たんだ! オレはもうどうなったっていい! でも、オマエだけは……! くっ、畜生、離せッ! 離せよッ!」
暴れるAさんを、Dさんが、ドレッドヘアーの髪を乱すことすらなく、押さえ込んでいます。
私は、やっぱり、Aさんの言わんとしていることが、よく分かりませんでした。
「A、君ハ、今サラ何ヲ言ッテルンデスカ?」
「だから、オレは百合香を助けに――」
「君ハ、ユリカヲ立派ナ奴隷ニスルタメニ働イタウチノ一人デハナイデスカ」
「ど、奴隷だと……? テメエ、日本でそんな話が通るとでも……!」
「ソウデスヨネ? フフ、ユリカハ奴隷デスネ?」
そう言いながら、ご主人様は、その逞しいペニスを突き上げました。
「ひううっ……! ハ、ハイ、そうです……んく、百合香は、スケベなセックス奴隷です……あふ、んふぅ……」
たった一突きで陶然としてしまいながら、私は、そう答えました。
「デハ、ユリカハ、今ハ誰ノ奴隷デスカ?」
さらにペニスを下から繰り出しながら、ご主人様が尋ねてきます。
「あうっ、うううんっ……百合香は、百合香は、あン、ご、ご主人様のものです……! ご主人様のセックス奴隷ですぅ……! あっ、あっ、あああ、い、いいっ、んひぃ……!」
AさんやDさんの前で乱れてしまうのははしたないと思うのですが、湧き起こる快楽に逆らえず、私は、ご主人様の動きに合わせて声を上げてしまいました。
「くそっ、やめろ、やめろっ……! ゆ、百合香の初めての男はオレだ! オレなんだぞ!」
「ハハハ、馬鹿馬鹿シイ」
ご主人様が、白い歯を見せながら、Aさんを嘲笑します。
「ソンナコトハ分カッテマス。ソレデモ、私ハユリカヲ愛シテマス。……ン~、ブチュッ」
「んちゅっ、んっ、んちゅうっ……ふぅ、ふぅ、んんん……ちゅぶ、ちゅばっ、はああ、あ、愛してるなんて……み、身に余る光栄れすぅ……ちゅぶ、ちゅばっ……」
私は、しばし、AさんやDさんの存在を忘れ、ご主人様と何度も熱い口付けを交わしました。
「な、な、何が、愛してるだ……テメエ、百合香をオモチャにしてるだけじゃねえか……」
「ソレガ、私ノ愛シカタデス。ユリカ、私ニオモチャニサレテ、嫌デスカ?」
「ああん、い、いいえっ……オモチャでいいです……! ふうふう、ご主人様に……ご主人様のコックにお仕えできるんだったら、オモチャでいいですう……あっ、ああん、いい、いい、気持ちいいぃ~!」
「ハハハ、ソンナニ私ノコックガ好キ?」
ご主人様が、私を大きく上下に揺さぶりながら、さらに質問を重ねます。
「ああん、す、好き、好きです! んふぅ、お、おっきくて、硬くて、おっ、おっ、男らしくてぇ……! あひ、あひん! 百合香、ご主人様のコック、愛してますぅ! あっあっあっあっあっあっ、気持ちいいぃ~!」
「Aノ、ユリカニトッテ、初メテノコックヨリモ?」
「は、はいっ、そうです……! あっ、あっ、あっ、Aさん、ご、ごめんなさい……!」
ご主人様とのセックスに夢中になるあまり、思わずAさんを傷つけるようなことを言ってしまい、私は、慌てて、Aさんの方を向きました。
Aさんは――Dさんに押さえ付けられたまま、がっくりと項垂れています。
「はぁ、はぁ、ああン、Aさん、ごめんなさい……でも、でも、ああン! やっぱり、やっぱり百合香は、もうご主人様のものなんです! あっ、あふぅん! もう、ご主人様から……あああっ! ご、ご主人様のものチンポから離れられないんです……! あううっ、んく、あっ、あひ、あああああン……!」
「ハハハ、ユリカハ優シイデスネ。ジェラシィヲ感ジルヨ」
そう言いながら、ご主人様は、さらにピストンを激しくしました。
「あひっ、んひいいぃ~! あーっ! あーっ! あーっ! すご、すごいぃ! んひぃ! すっ、すっ、すごすぎですぅ! ンあああああ! ご主人様のコック、コックが、おっ、おっ、奥に、当たる、当たるぅ~! はひ、はひぃいいいいいいいいいいいい!」
その時、Aさんが、私かご主人様に何か言っていたようにも思えましたが――自分自身が張り上げる声で、まるで聞こえません。
「あっあっあっあっあっあっ! イク! イクイクイクイク! イ、イクぅうううううううううううううう!」
そして、私は、ご主人様の逞しい体に両手両脚を絡み付かせながら、絶頂に達してしまいました。
「あ、あああぁぁぁ……はぁ、はぁ、はぁ……んああっ、あっ、あふ、んふぅ……はぁ、はぁ、はぁ……」
しばらくして、アクメの波が引き――気が付くと、Aさんの姿はリビングから消え、Dさんだけが残っていました。どうやら、DさんがAさんを部屋の外に追い出してしまったようです。
そして、ご主人様のペニスは、私の膣内で、まだいきり立ったままです。
「あ、あの……ご主人様……」
「××××××××××」
私が、Aさんについて何か言おうとするのを遮るように、Dさんが何か言いました。
「フフ、ユリカ、Dガ、クセ者ヲ見ツケタゴホウビヲ欲シガッテルヨ」
「えっ……ご、ご褒美って……」
「ユリカノアスホールニ入レタイト言ッテマス」
そう言いながら、ご主人様は、私のお尻を左手だけで抱え、右手の指先で、アヌスをマッサージし始めました。
「あああっ、あっ、あっ……そ、そんな……あうっ、んふぅ……ふぅふぅ……あっ、あふぅン……」
お尻の穴に易々と食い込んだ指先を円を描くように動かされ、私は、熱い吐息を漏らしてしまいました。
ご主人様が、結合部から溢れる私の愛液を指で掬い、お尻の穴に塗り込むようにして、愛撫を続けます。
「あううン……んあっ、あっ、あふぅ……! ハァ、ハァ、ハァ……あっ、あっ、そんなにされたら、んく、お、お尻の穴、疼いちゃいますぅ……はひぃ……!」
「ユリカ、期待シテルンデショウ? プッシーノ中ガスゴク動イテイルヨ」
「ああぁ……そ、そんな、期待なんて……んっ、んあっ、あふ……ハァ、ハァ、ハァ……あっ、あああン……」
はしたなく喘ぐ私の顔を見ながら、Dさんは、我慢し切れなくなったように、服を脱ぎ出しました。
「んひゃっ……! す、すご……おっきい……!」
Dさんの股間に屹立する、ご主人様のそれに匹敵するほどに巨大なペニスを見て、私は、声を上げてしまいました。
「ユリカ、彼ノコック、扱イテアゲテ」
そう言って、ご主人様が、私とつながったまま、Dさんの傍らに近付きます。
「はぁ、はぁ、はぁ、んっ、ゴクッ……」
私は、はしたなく生唾を飲み込みながら、Dさんの股間に手を伸ばし、ペニスを握りました。
Dさんのペニスは――ご主人様のもそうなのですが――あまりに太く、輪を作った指が回りきらないほどです。
ご主人様に勝るとも劣らないDさんのものの逞しさに興奮しながら、私は、手を動かしました。
「オゥ、オゥ、オゥ……ンムムムム……オ、オッ、オオォ……」
普段は恐いくらいに無口なDさんが、声を上げながら、ペニスをさらに強ばらせます。
私は、ご主人様のペニスを膣で無意識に締め付けながら、ますます息を荒くしてしまいました。
「オッ、オッ、オッ……フゥ、フゥ……オ、オ、オウ……ンオオ……」
「あふ、はふぅ……ああ、Dさんのオチンポ、すごい……ふぅ、ふぅ、んんんっ……こ、こんなに膨らむなんて……」
「ドウ? ユリカ……彼ノコック、オ尻デ気持チヨクシテアゲタクナッテキマセンカ?」
「は、はい……んんん……Dさんに……百合香のお尻で……き、気持ちよく、なってほしいです……はぁ、はぁ、はぁ……あ、あふぅン……」
「オーケー……ヘイ、ヘイ、D、インサート!」
Dさんは、ご主人様の言葉に無言で頷き、私の背後に回り込みました。
ご主人様が、私のお尻を割り開き、愛液まみれになったアヌスを剥き出しにします。
そこに、膨れ上がったDさんの亀頭を押し当てられ、私は、いつもどおり、おトイレの時のようにいきんで、括約筋を緩めました。
Dさんが、力強く、ペニスを私のお尻に突き入れます。
「きゃひぃいいいいいいいいいいいいいいいッ!」
下半身で二本目のペニスを迎え入れながら、私は、歓喜の悲鳴を上げてしまいました。
膣と直腸が、熱く逞しいペニスによって押し広げられ、どこか切迫したような快感が、腰の中を満たしていきます。
思えば、ペニスとバイブを二つの穴に同時に挿入されたことはありましたが、一度にアソコとお尻でセックスするのは、これが初めてでした。
「オウ、ユリカ……スゴイヨ……思ッタ通リ、トテモ気持チイイデス……」
うっとりとした表情で言いながら、ご主人様が、腰を使い始めました。
「ひ、ひあっ、ああああっ……! あうっ、んぐぅ……! あ、あ、あ、あひぃ……!」
少し遅れて、Dさんも、ピストンを開始します。
「ひああっ、あっ、はぁン……! あああ、いっぱい、いっぱいです……! はひ、はひ、お尻もオマンコもいっぱいぃ……! あううっ、うぐ、あぐぅ……!」
Dさんの荒い鼻息をうなじに感じながら、私は、声を上げ続けました。
膣内と直腸の間の肉の壁を捏ねられる感覚が、妖しい快感となって、私を満たしていきます。
「あっ、あううン、んく、あふぅ! あ、あ、あっ、すご、すごいぃ! んぐ、すごいのぉ! 中で、中で、二人のコック、ゴリゴリこすれてますぅ! あ、あ、あっ、あああああン!」
「×××××! ×××××!」
Dさんが、吠えるような声で、何か叫んでいます。
「フゥ、フゥ、ユリカ、Dガ、コンナ気持チイイ穴ハ初メテダッテ言ッテルヨ」
「ああン、う、嬉しいです……! んふ、んふぅ、もっと感じてください……! 百合香のお尻マンコで、あっ、あっ、アスホールでぇ! んぐぐ、いっぱい気持ちよくなってぇ~!」
私は、そう言いながら、下半身にさらに力を込めました。
「オオオオ! オオオオオオ!」
「オウ! オウッ! ユリカ! グレイト!」
Dさんとご主人様が、大きな声を上げ――ピストンを激しくしました。
「ひぐぐっ! んあっ、あひいいン! あ、あっ、あああっ! あうっ、あぐぐ、んあ! んひぃいいいいい!」
時に、二本の巨大なペニスに同時に突き上げられ、時に、互い違いに出入りするペニスにお腹の中を捏ねくり回されて、私は、急速に高まっていきました。
「んああっ、あっ、あうううン! はひ、はひ! お、おおお、おほぉおおおおおおお! す、すご、すごぉ! あへ、あへ、ああああああ、い、いっひゃうっ、いぐ、いっひゃううううっ!」
「オウ、ユリカ、ソーキュート! イッテ! イッテ見セテ! ユリカ!」
「んひっ、ひぃひぃ! いぎます、いぎますぅ! うあ、うああああああ! いぐぅううううううううう!」
私は、二人のペニスをギューッと締め付けながら、絶頂に達しました。
ですが、ご主人様も、Dさんも、ピストンをやめようとはしてくれません。
「あううっ、んひ、くひぃ! らめ、らめれすぅ! い、い、い、今、いったばかりれ、敏感らからぁ! ああああ、あひぃ!」
「ユリカ、私トDノコック、ドッチデイッタノ?」
腰を動かすとともに、私のお尻を上下に揺すり、大きなストロークで私を追い詰めながら、ご主人様が尋ねます。
「あああン、わ、わ、分かんないれすぅ! んひぃ、両方っ! きっと両方でぇ! あああ、あ、あ、あ、あああああああ! またいぐ! また両方いぐぅ! ひぎぃいいいいいいい!」
「フフフ、イッパイイッテクダサイ、ユリカ」
ご主人様が、そう言って、その大きく膨れ上がった亀頭を膣奥に連続して叩きつけます。
一方、Dさんのゴツゴツとしたペニスは、激しくお尻の穴を出入りし、まるで、太いうんちを無限にしているような快楽を紡ぎ出しているのです。
「ひぃいいいいいいいいい! いぐ、いぐ、いぐ、いぐぅ! ウンチの穴いぐぅ! ウ、ウンチの穴とオマンコぉ! い、い、い、いっぺんにいぐのぉ! いいいいい、いっぢゃうぅうううううううううううううううううううう!」
さっきよりもさらに大きなアクメの大波に飲み込まれ、私は、喉を反らしながら絶叫しました。
それでも、ご主人様とDさんの動きは止まりません。
「んひぃいいい! いぐーっ! いぐぅーっ! おっ、おおおっ、ンおおおおおおおおお! いぐ、いぐ、いぐ、いぐ、いぐっ! はひぃいいいいいン! いっぐううううううううううううううううううぅーッ!」
繰り返される絶頂に激しく痙攣する私の膣肉と直腸が、ご主人様とDさんを、ようやく高みへと導きます。
「ウオオオオオオ! ×××! ××××!」
「オウ、ユリカ! フーッ、フーッ、フーッ! オオオウ!」
「ひぎぃいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!」
ビューッ! ビューッ! ビューッ! ビューッ! と勢いよく迸る熱いザーメンをお腹の内側に大量に浴び、私は、意識を寸断させながら何度も何度も絶頂を極めました。
「あ、ああああああぁ……はーっ、はーっ、はーっ……あうっ、んぐぅうううう……は、はひっ、んひ……あ、あへ、あへぇ……」
私は、絶頂の余韻に浸りながら、全身をぐったりと弛緩させ、もはや、ご主人様の体にしがみつくことすらできなくなってしまいました。
両脚をだらりとぶら下げている私の体を、射精してもなお力を失わない二本のペニスが、支えています。
「フウ、フウ、ユリカ……トテモ素敵デシタ……Dモ、トテモ喜ンデイルヨ……」
「は、はふ、んふぅ……お、お、お二人に、楽しんれいたらけてぇ……百合香、う、嬉ひい、れすぅ……んあ、あああン……」
まだ呂律のまわらない舌でそう言った私を、ご主人様とDさんが、優しく床に下ろしてくださいます。
私は、毛足の長い絨毯の上にぺたんと座り込み……そして、目の前に並ぶ二人のペニスを、交互におしゃぶりし始めました。
「ん、んちゅ、ちゅぶっ……んぶっ、んは、くちゃい、くちゃぁい……んふ、んふぅ……ちゅぶぶ、ちゅぶっ、ちゅぱ……んちゅっ、んちゅっ、んちゅっ……」
オマンコの匂いのするご主人様のペニスと、うんちの匂いのするDさんのペニスを、感謝の気持ちを込め、代わる代わる舐め清めながら、私は、自分が本当に天国に連れてきていただいたのだと思いました。
そして――私の頭の中から、Aさんのことは、すっかり消え失せてしまっていたのでした……。
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