ももえ牝犬生活!
(後編)



 そして萌々絵は、肘と膝のところで、手足を切ってもらいました。
 おじ様がそうした方がいいって言ったんですから、やっぱり、そうした方がよかったんです。
 萌々絵は、おじ様の奴隷なんです。おじ様の言うことには逆らえません。
 おじ様の命令は、絶対なんです。
 それに、おじ様の言う通りにして、ほめてもらえると、萌々絵、それだけでイっちゃいそうになるくらい嬉しくなっちゃうんです。
 手足を切った時、秘密の病室にお見舞いに来たおじ様は、何度も何度も萌々絵に「えらいね」「いいコだね」って言ってくれました。
 「やっぱり萌々絵ちゃんは最高の牝犬奴隷だよ」とまで言ってくれたんです。
 それだけで、萌々絵は報われた気持ちになりました。
 お股がジンジンになって、子宮がきゅーんとなって、キスしてもらっただけで何度も何度もイキました。
 だから、これはいいことなんです。
 でも、やっぱり、傷が治ってから慣れるまで、いろいろと大変でした。
 だけど、エサやシャンプーは、飼い主であるおじ様がきちんと面倒を見てくれるので、だいじょうぶでした。
 残った手足の先っぽは、つるんと丸くなってて、傷痕もほとんど残ってません。
 四つん這いでトコトコ歩くのも最近は全然苦にならないし、仰向けに転んでも、えいって勢いをつければ元に戻れるようになりました。
 ホンモノのワンちゃんみたいに、ぺたんとお尻をついてお座りもできます。
 義手と義足をつけて訓練すれば、普通の人のフリもできるそうです。今、ちょうど色々練習してるところです。 
 けど――困ったのは、オナニーができなくなったことです。
 この家に来てから萌々絵は、おじ様に毎晩のように可愛がってもらうのが当たり前になっていたので、とってもエッチな体になっていました。
 もともと萌々絵はエッチだったんですけど、セックスしてもらえないと体が疼いて眠れないような体になっちゃってたんです。
 だから、おじ様がいないときは、たくさんオナニーして、どうにか自分を慰めてました。
 でも、萌々絵は普通のオナニーができない体になってしまったんです。
 おじ様のオチンポにお口でご奉仕して、ザーメンを頂いた後とかは、すごく体が熱くなりました。
 丸めた毛布を、手足の残ったところで抱き締めて、お股をこすりつけたりしましたが、満足できるほどイクことはできませんでした。
 でも、おじ様は、結婚前の大事な体だから、と、セックスどころかアソコやオッパイを触ることすらしてくれませんでした。
 そして、体がうずうずしておかしくなりそうになった時に、ようやくタロウくんとの結婚式が行われました。

 萌々絵は、きちんとしたウェディングドレスを着せてもらって、タロウくんとの愛を神父さまの前で誓いました。
 人間みたいにドレスを着せてもらえたのは、とても嬉しかったです。
 立会人は、おじ様と、タロウくんを訓練した女の人でした。もちろん、この女の人は、おじ様の部下の人です。
 タロウくんの世話をしたり、萌々絵の代わりにお手紙を書いてくれているのは、この人です。
 そして、萌々絵は、特別に新しく作ってもらった銀色の首輪を交換して、四つん這いでタロウくんと誓いのキスをしました。
 萌々絵は、キスだけで、はしたなくイっちゃって、ぴゅっ、ぴゅっ、って愛液をオモラシしちゃって、床を汚してしまいました。
 頭の高さが同じになったので、キスはし易かったです。
 やっぱり手足を切ってもらってよかった、と思いました。

 おじ様は、萌々絵とタロウくんに、すてきな新居を用意してくれました。
 おっきなマンションの一室で、萌々絵みたいな体でもいろいろ不自由なく生活できるような作りになっている部屋なんです。
 ドアとか、水道の蛇口とか、指がなくても口で使えるようになってるんです。おトイレやオフロも、萌々絵やタロウくんが使いやすいように作られてます。
 床はフローリングで、壁紙も明るい色で、とってもいい感じです。
 そこで、ようやく、萌々絵はタロウくんと二人っきりになりました。
「あぁ……タロウくぅん……♪」
「わうん」
 タロウくんと萌々絵は、二人っきりになってすぐ、熱いキスをしました。
 ぴちゃぴちゃと舌をからめていると、とっても幸せな気持ちになりました。
「タロウくん……今日から萌々絵、タロウくんのお嫁さんだよ……いっぱい可愛がってね……」
「わう、わう、わうっ」
「あぁン、うれしい……はあぁん……」
 萌々絵は、たっぷりとタロウくんとキスしてから、タロウくんのお腹の下に頭を突っ込みました。
 タロウくんのペニスは、もう、すっかり外に出ていました。
 真っ赤で、ビクビクしてて、とってもエッチな匂いがします。
「タロウくぅん……萌々絵に、タロウくんのオチンポ、おしゃぶりさせて……」
 そう言って、萌々絵は、ごろん、と仰向けになりました。
 あんまり犬っぽくないかっこうだけど、こうすると、タロウくんのペニス、とっても舐めやすいんです。
 萌々絵は、タロウくんのペニスを口に含んで、ちゅばちゅばしました。
「わぅっ、わぅ、わぅん」
 タロウくんが、切なそうな声をあげて、腰をかくかくします。
 それが、すっごく嬉しくて、萌々絵は、一生懸命におしゃぶりしてあげました。
「わぅ、わぅん、くぅん……くふーん、くふぅーん……」
 タロウくんが、気持ち良さそうな声をあげてます。
 その声を聞いてるうちに、萌々絵は、もうガマンできなくなりました。
 萌々絵は、タロウくんを誘うように、先が丸くなった短い足を、ぱかっ、と開きました。
 タロウくんの敏感な鼻が、萌々絵のドロドロになったオマンコの匂いをすんすんと嗅ぎました。
「んちゅ、ちゅぶぶ、んじゅじゅ、ぷはぁ……ねえぇ……タロウくぅん……」
 萌々絵は、タロウくんのペニスのキツい匂いに、とぷっ、とぷっ、と愛液を溢れさせながら、甘えた声をあげました。
「わぅっ」
「あきゃあん♪」
 タロウくんは、萌々絵がどうしてほしいのか分かったらしく、お股に顔をうずめ、ぴちゃぴちゃと音を立ててオマンコを舐めてくれました。
 タロウくんとの、初めてのシックスナインです。
 ぴちゃぴちゃぴちゃぴちゃぴちゃぴちゃ……。
「ああぁんっ! き、きもちイイぃ〜ッ! あああぁんっ! ダ、ダメ、すぐイっちゃう! イクう!」
 ずうっと触ってもらえてなかったオマンコをザラザラしたベロで舐められて、萌々絵はすぐにイってしまいました。
 けど、タロウくんは、休まずにクンニを続けてくれました。
 ぴちゃぴちゃぴちゃぴちゃぴちゃぴちゃ……。
「はっ、はひいいい……はあぁ、はあぁーっ……あひいい、ひいひい、っひいいいいいんっ!」
 萌々絵は、喘ぎ声をあげながら、肘までしかない腕でタロウくんの体を抱き締め、思わず口から出してしまったチンポを咥えました。
「んぐっ、ふぐぐ、もごご……んむ、んむむ、んぐぐ……」
 激しいクンニに何度も軽くイキながら、萌々絵は、夢中になってタロウくんの真っ赤なチンポをお口で愛しました。
「わふうっ」
 びゅーっ!
「んぶっ、ふああああんっ、オ、オツユっ! タロウくんのオツユう……ちゅぶぶぶぶ……」
 タロウくんが、最初の汁を、萌々絵のお口の中に発射しました。
 びゅーっ! びゅーっ! びゅーっ! びゅーっ!
 とっても熱くて、臭くて、しょっぱくて……とっても興奮しました。
 萌々絵は、夢中になって、タロウくんのお汁をんぐんぐと飲みました。
 すると、タロウくんのペニスの根元が、むくむくと膨らんできました。
(あ……根っこのコブが、膨らんでる……)
 これは、牝犬のオマンコに蓋をするためのコブです。
 これが膨らみきると、射精が始まるって事を、おじ様は、お嫁さんの心得として、萌々絵に教えてくれました。
「ぷふぅ……」
 萌々絵は、タロウくんのペニスからお口を離しました。
「わうっ、わうっ! わうわうわうわう!」
 タロウくんが、もっとしてくれ、って言うみたいに吠えながら、落ち着きなくそこらへんをうろうろ動きました。
「あぁん、ごめんね……でも、萌々絵、こっちにタロウくんのセイエキほしいの……」
 萌々絵は、そう言いながら、うつ伏せになって、お尻をぷりぷり振りました。
「ね、こっちにちょうだい……オマンコに、いっぱい精液注いで……あ・な・た……♪」
「うわうっ!」
 タロウくんが、余裕のない動きで、萌々絵の背中に乗っかりました。
 かくかくかくかくかく……。
 タロウくんが、激しく腰を振って、萌々絵のオマンコにペニスを入れようとします。
 萌々絵のヨダレとタロウくんのオツユで濡れたペニスが、ピタピタと萌々絵の太腿の内側を叩きます。
「ああん、タロウくん、そこじゃないよ……は、早く、早く入れてェ……!」
 萌々絵は、もどかしくてそう声をあげました。
 でも、萌々絵にはもう肘から先がないので、タロウくんのペニスをオマンコに誘導することができません。
 萌々絵は、お尻を高く上げたり、オッパイを床に押し付けるようにしたりして、どうにかタロウくんのペニスを迎え入れようとしました。
「ハッハッハッハッハッハッハッ!」
 タロウくんも萌々絵のオマンコにペニスを入れようと必死です。
 そして――
 ずるんっ!
「あひいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいンッ♪」
 とうとう、タロウくんのペニスが萌々絵の中に入って来ました。
 嬉しくて、それだけで、萌々絵はイってしまいました。
「わうわうわうわうわう!」
 タロウくんは、余裕のない声を上げながら、ぐいぐいと腰を動かしました。
「はっ、はわわっ、な、何?」
 まるで、タロウくんは、さらに奥へ奥へと、萌々絵のオマンコの中に入りたがってるみたいでした。
「あっ、ああっ、あっ! ああう! あん! あはぁん!」
 ずず、ずず、ずず、ずず、ずず、ずずずずずず……!
 タロウくんのチンポの根元にあるコブが、萌々絵の一番感じる入口のところをずりずりコスりながら入ってきます。
 ずぶうっ!
 コブが、全部、萌々絵の中に入りました。
「ああっ、あは……は、入ったァ……入ったよ……ぜんぶ入ったよ、タロウくぅん……」
 ちょっと苦しかったけど、タロウくんの全部を感じることができて、萌々絵はとても嬉しく思いました。
 と、その時、熱い汁が、びゅうーっ、と萌々絵のお腹の中に発射されました。
 そして、タロウくんのペニスが、さらに形を変えました。
「はわあああっ……ふ、膨らんでるっ! まだチンポ膨らんでる……はひいいいっ!」
 タロウくんの射精が始まり、そして、根元のコブみたいに、さらに大きくなったのです。
「はっ、はひっ! あっ! あはぁっ! す、すごいィ! ダ、ダメェ! 萌々絵のアソコ、壊れちゃうゥ〜ッ!」
 大きくなるとは聞いてましたが、これほどとは思わなかったので、萌々絵はパニックになってしまいました。
 そんな萌々絵にかまわず、タロウくんは、ハァハァと息をしながら、いつまでも射精を続けました。
 ぶびゅーっ! びゅー! どびゅー! びゅびゅー! どびゅびゅーっ!
「はひっ! ひーっ! あああ! イ、イッパイっ! 子宮イッパイになるっ! ハレツしちゃう〜ッ!」
 オマンコがコブでふさがれ、そのうえ、ペニスの先が子宮の中に届いているので、タロウくんの精液は全部が子宮に注がれてしまいます。
「はわっ! あっ、あああっ! もう、もうダメーっ! あ、あやあああああ!」
 萌々絵は、短い手足をバタバタと暴れさせました。
 でも、タロウくんのペニスが、そんなことで抜ける訳ありません。
 どぷぷっ、どぷぷっ、どぷぷっ、どぷぷっ……! と、熱い精液が子宮に溜まっていきます。
 その、ずっしりと子宮が重くなるような感覚に、萌々絵は、わけが分からなくなってしまいました。
(こ、こんなに子宮に出されたら……ニンシンしちゃうっ!)
 本当は、そんなことあるわけないのに、そう思った瞬間、痛さも、苦しさも、全部気持ち良さに変わってしまいました。
「あ――あぁーっ! もう、もうダメぇ! すごい! ああああッ! イクっ! イクうっ! ワンちゃんのザーメンでイっちゃう! 子宮イクうううううう!」
 萌々絵は、ガクガクと体を震わせながらイキました。
 いつまでもいつまでも、波のように絶頂が訪れます。
「あ、あああ、あ、あああああああ……」
 ぐるん!
「あひいいいン!」
 オマンコの中のコブが動いた拍子に、萌々絵はさらにまたイってしまいました。
 タロウくんが、萌々絵の腰から前足を下ろして、床に四つん這いになったのです。
 でも、コブはぜんぜんしぼんでないので、抜けずに中で動いたのです。
 まるで、目から火花が散りそうな気持ちよさでした。
 萌々絵とタロウくんのアソコとアソコは、つながったままです。
 萌々絵は、タロウくんとお尻をくっつけあったまま、ハァハァと気持ちよさに喘いでいました。
(ああン……これで萌々絵、もう、タロウくんの“牝”なんだね……)
 萌々絵は、うっとりとそう思いました。
 萌々絵の新婚初夜は、こんな感じでした。

 それから、萌々絵は、タロウくんとセックスしまくりでした。
 朝から晩まで、いつでもしました。エサを食べながらすることもありました。
 新婚さんだもん、しかたないですよね?
 そして、そんなある日、おじ様が訪ねて来ました。
 おじ様とは、たった三日会わないでいただけなのに、ものすごく久しぶりに感じました。
「ああっ、お、おじ様……こんな格好で、失礼しますゥ」
 萌々絵は、ちょうどタロウくんと濃厚なセックスが終わったばっかりで、まだお尻をくっつけ合ったままでした。
「ふふふ……萌々絵ちゃん、タロウとくっついたまんまだね」
「は、はひぃ……萌々絵、まだ、タロウくんと離れたくないの……ずっとつながっていたいですゥ……」
 萌々絵は、絶頂の余韻でふわふわとした頭のまま言いました。
 でも、しばらくして、ずるん、ってタロウくんのペニスは萌々絵のオマンコから抜けちゃいました。
 ぽっかり開いた萌々絵のオマンコから、だらだら精液が溢れているのを感じました。
「ふふふ、お熱いねえ。おじさん、タロウに嫉妬しちゃいそうだよ」
 そう言いながら、おじ様は、着ていた服を脱ぎました。
 おじ様の股間で、男らしいオチンポが、ボッキしています。
「あぁ……おじ様、萌々絵のお口、使ってくださるんですか?」
「ふひひ……どうしようかなあ」
 しゅっ、しゅっ、って自分でオチンポをしごきながら、おじ様が言いました。
「萌々絵ちゃんのフェラも味わいたいけど、今日は、まず萌々絵ちゃんのお尻にこれを突っ込んであげるよ」
「えっ! いいんですか?」
 萌々絵は、驚いた声をあげました。
 もう、萌々絵は、おじ様にセックスしてもらえなくなったと思っていたのです。
「ああ。タロウ専用になったのは萌々絵ちゃんのオマンコだけだ。ケツ穴は、今までどおりおじさんが犯してあげるよ」
「うっ、嬉しいっ……! 萌々絵、おじ様のオチンポ、一生懸命ケツ穴で締めます。メスイヌケツマンコ穴でオチンポしごいてご奉仕しますゥ」
 そう言って、萌々絵は、おじ様の足にすりすりとほっぺをこすりつけました。
「ぐふふ、萌々絵ちゃんはケツ穴の具合がよすぎるからな。せいぜい手加減してくれよ」
 そう言って、おじ様は、ひょい、と後ろから萌々絵を抱き上げました。
 そのまま、おじ様が、床にあぐらをかいて座ります。
「ああん、おじ様ァ……」
「ふふ、こうやって萌々絵ちゃんを可愛がって上げるのは久しぶりだねえ」
「ぐす……も、萌々絵、もうおじ様に捨てられちゃったのかなあって……おじ様に飽きられちゃったのかなあって、思ってました……」
「バカだなあ、萌々絵ちゃんは。萌々絵ちゃんとタロウを結婚させたのも、萌々絵ちゃんをこんな体にしたのも、ぜんぶ、萌々絵ちゃんを一生おじさんのドレイにするためなんだよ」
 そう言って、おじ様は、後ろから手を回して、萌々絵のオッパイをモミモミしてくれました。
「あん、ああぁん、んくっ、ふにゅうン……」
「ふふふ……オッパイを揉まれるのは久しぶりだろう?」
「ハ、ハイ……あン、ああぁン……!」
 オッパイから、じわあっと温かい快感が広がって、そして乳首がビンビンにボッキしちゃいます。
 おじ様は、萌々絵のオッパイを揉むだけじゃなくて、乳首をぷくぷくした指でつまんでクリクリしてくれたり、ピアスを引っ張ってくれたりしました。
「あん、あはぁんッ! あッ、あーッ……!」
「感じてるねえ。タロウじゃ、こういうことはできないもんね。ああ、相変わらず、とってもいい揉み心地だ。柔らかくて、ぷりぷりしてるねえ」
「あ、あうっ、お、おじ様ぁ……き、きもちイイ……オッパイきもちイイです……あぁ〜ン、イイぃ〜っ!」
「ふふふ、じゃあ、今度はこっちだ」
「あひゃあっ!」
 萌々絵は、びっくりした声を上げてしまいました。
 おじ様の大きな手が、萌々絵の足の先っぽをなでなでしてくれたんです。
 膝のところで足を切ってもらった、その先っぽの丸いところです。
 そこを、優しく撫でられると、じーん、じーん、と、痺れるような気持ち良さを感じるんです。
「あああ、あっ、あはわぁ……はひ、はひぃ……!」
「痛いかい、萌々絵ちゃん」
「い、痛く、ないです……でも、なんだか痺れて……あふ、はふぅ……」
「ここはね、萌々絵ちゃんのからだの中でも、とくに敏感なんだよ。どうだい?」
 今度は、おじ様は腕の先っぽの丸いところを撫でてくれました。
「ふはぁんッ……やっ、な、なんか、ヘンな感じですゥ……ああぁ、でも、でもでも、きもちイイぃ……」
「ふふふ、やっぱりそうなんだね。萌々絵ちゃんのアソコ、ぐちょぐちょになっているよ。これはタロウの精液じゃないだろう?」
 そう言いながら、おじ様は、萌々絵のオマンコに指を潜らせ、くちゅくちゅいじってくれました。
「あふ、はっ、はひぃン……そ、そうです……萌々絵のエッチなオツユです……萌々絵のマン汁ですゥ……あああぁっ、ど、どんどんマン汁が溢れてきちゃうゥ……!」
「この調子だったら、ローションは必要ないね」
 そう言いながら、おじ様は、指ですくった萌々絵の愛液を、お尻の穴にぬりぬりしました。
「あん、あんあんあんあぁんっ……あっ、あふぅ……っ! アナルいいん……アナルとってもきもちいいですゥ……あひぃん、アナル感じますゥ……!」
「萌々絵ちゃんのお尻、ピクピクしてるよ。もう、おじさんのチンポが待ちきれないのかな?」
「は、はいっ! そうですゥ! あああ……い、入れてほしいです……お尻の穴、おじ様のたくましいオチンポでいっぱいズボズボしてほしいんです……アナルをハメハメしてほしいんですゥ……あふぅっ……!」
「あああ、萌々絵ちゃん、可愛いねえ。こんな可愛い顔で、そんなイヤらしいこと言って……おじさん、もう我慢できないよ」
 そう言って、おじ様は、萌々絵の体を持ち上げました。
 愛液を塗ってもらってヌルヌルになったお尻の穴に、おじ様のおっきなオチンポの先っぽが、むにゅっ、ってめり込みます。
「はぁー、はぁー、はぁー、はぁー……」
 萌々絵は、大きく息をしながら、ウンチをいきむときみたいに、お尻の穴をゆるめました。
 萌々絵のお尻は、直太くんにバージンを上げた時よりもっと柔らかくなってるけど、それでもおじ様のオチンポが大きすぎて入れるのに苦労する時があるんです。
 それに、今は、自分でお尻を左右に開いてアナルを広げることができません。
「さあ、いくよ……!」
 ずぶぶぶぶぶぶぅ……!
「あっ、ああああああ……ああぁーっ……!」
 おじ様の、太くて逞しいオチンポにお尻の穴をコスられて、萌々絵は天井を向いて叫びました。
 ずっぽしと根元まで、おじ様のオチンポが萌々絵のお尻に入りました。
「あああっ、あ、あふぅ……お、おじ様のオチンポ、すてきィ……♪」
「ふふふ、萌々絵ちゃんのケツマンコもイイ具合だよ……。ふはあ、なんてきもちイイんだ……お尻の穴がぎゅうぎゅうおじさんのを締め付けてるよ」
「ああん、う、嬉しい……萌々絵のケツマンコで、いっぱい射精してくださいね……あふぅ……」
「ああ。今日は萌々絵ちゃんのお尻の中にたっぷりと注いで上げるからねえ」
 そう言って、おじ様は、萌々絵の体を上下に動かしました。
 まるで、萌々絵、おじ様のオナニーのための道具のようです。
 そう思うと、なぜか、胸がきゅーんと切なくなりました。
「はふ、はふ、はふ、はふぅ……あああ、萌々絵ちゃん、いいよォ……まったく、なんて気持ちいいケツマンコなんだ……うはあ……た、たまんないよっ……」
「ああ、ああ、ああ、ああぁン……う、嬉しいですゥ……精液便所の萌々絵のお尻、いっぱい使ってください……っ! ケツ穴マンコを、オ、オナホール扱いしてくださいっ……! は、はぁあン! あん、ああぁん、ああぁ〜ン! 萌々絵は、おじ様の性欲処理用の肉穴ですっ……オ、オナニー道具ですぅっ! ああああああああ!」
 ずこ、ずこ、ずこ、ずこ、とお尻におじ様のオチンポが出入りする感覚に、萌々絵は声をあげっぱなしになってしまいました。
 まるで、太くて固いウンチをずーっと出してるみたいな気持ち良さです。
「はぁ、はぁ、はぁ……おや、タロウが、仲間には入りたがってるみたいだぞ?」
「え……?」
 見ると、いつのまにかタロウくんがこっちに近付いてました。
 匂いにひかれてるのか、おじ様にアナルを一突きしてもらうたびに、とぷっ、とぷっ、っと愛液を溢れさせる萌々絵のアソコに、鼻を近付けてます。
「ああぁん、タロウくん、ごめんね……でも、萌々絵、おじ様のドレイだから……旦那様のタロウくんより、おじ様が優先なの……あん、ああぁん、あん、ああぁ〜ン……!」
 仲間外れにしちゃったタロウくんに申し訳ないっていう気持ちで、ますます胸が切なくなっちゃいます。
 でも、その切なさのせいで、アナルが余計に感じちゃうんです。
「くふ〜ん」
 タロウくんも、切なそうな声をあげて、ペニスをギンギンにボッキさせています。
「ようし、じゃあ、タロウも仲間に入れてやろうか」
 そう言って、おじ様は、萌々絵を後ろから抱っこした格好のまま、ごろん、と仰向けになりました。
「きゃうん」
 萌々絵は、アナルをオチンポに串刺しにされたまま、おじ様のお腹の上に仰向けになって、タロウくんにオマンコを突き出すような格好になりました。
 これで、タロウくんが萌々絵の上に乗っかれば、オマンコで交尾できます。
「ほうら、タロウと3Pだ。やってごらん」
 おじ様が、ゆさゆさと萌々絵の体を揺すりながら言いました。
「あうううん、は、はいィ……。ああん、タロウくん、きてェ……。タロウくんのおっきなオスイヌチンポ、萌々絵のメス穴にハメてェ! 萌々絵のこと、メチャクチャに犯してェ!」
「うわうっ!」
 タロウくんが、うれしそうな声をあげ、萌々絵のお腹に乗っかってきました。
「きゃひいいん♪」
 ずるん、とタロウくんの真っ赤なペニスでオマンコを貫かれて、萌々絵はおじ様の体の上でのけぞってしまいました。
 ずぼずぼずぼずぼずぼずぼ……とタロウくんのペニスが勢いよく萌々絵のオマンコを出入りします。
「ああんっ、あん、あん、あああっ……ス、ステキぃ……き、きもちイイ〜っ!」
 萌々絵は、はしたなくそう叫んでから、タロウくんとぺちゃぺちゃと舌をからませ合いました。
「うおお、こ、興奮するよっ! 萌々絵ちゃんみたいな可愛い女の子が牡犬に犯されるの見てると、おじさんのチンポ、ますますビンビンになっちゃうよおっ!」
 そう言って、おじ様も、下からぐいぐいと腰を突き上げてくれました。
「うわあんっ! ひゃっ! ひああああああンッ! コ、コスれてるゥ! オチンポ中でコスれてるのォ! あっひいいいいいい〜ッ!」
 オマンコとアナルの間の薄い肉の壁を挟んで、おじ様とタロウくんのオチンポが、ぐにぐにとこすれ合います。
 萌々絵は、恥ずかしい汁を、おしっこみたいに飛び散らせながら、身もだえしました。
「ふふふ、萌々絵ちゃん、タロウと結婚してよかったろう?」
「はっ! はっ、はいっ! し、幸せですっ! 萌々絵、タロウくんと結婚して幸せですっ! 萌々絵、一生タロウくんとセックスしまぁす! ああぁーっ!」
「ははは、いい子だ。ご褒美に、このままケツ穴に出してあげるよ」
「はひいいっ! うっ、うれしいッ! 萌々絵を、おじ様とタロウくんのザーメンでいっぱいにしてください! 萌々絵を二人のザーメン袋にシテぇ〜っ!」
 そう言いながら、萌々絵は、ぎゅーっ、ぎゅーっ、って、お尻とオマンコの穴を締めました。
「うっ、うおおおうっ! な、なんて締めつけだっ! うはあああ! も、もう出るよ! うああああっ! 萌々絵ちゃんのおケツの穴に出しちゃうよおっ! うほおおおおおおお!」
「出して、出して、出して、出してエっ! は、早く出してくださあい! アナルにザーメン出して! ザーメンミルク、ケツ穴に恵んでくださいいいいいい! ああ、あああっ! もう、萌々絵イクうっ! い、いっしょにイってくださいッ! お願いィ……ああああああああああああああああああ!」
 どびゅうううううっ!
 萌々絵のお腹の中に、熱い精液が溢れました。
「んあああああああああああああああああああああああああああああああああああああアッ!」
 もう、オマンコとアナルが熱く痺れて、どっちに出してもらったのか分かりません。
 ぶびゅ! びゅびゅびゅ! どびゅびゅ! ぼびゅう! びゅるるるるるるるるるるる!
「あーッ! イ、イク! イク、イク、イク、イク、イクゥーっ! オシリとオマンコ、いぐっ! イッグゥううううううううううううううううううううう!」
 びゅるる! どびゅびゅ! ぶびゅびゅっ! どびゅっ! びゅううううううううううううううう!
「アア、アアアアアアア、アア、ア、ア、ア、アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!」
 萌々絵は、そのまま、イキっぱなしになっちゃいました。

 気が付くと、萌々絵は、おじ様の腕に抱っこされていました。
 おじ様の指が、ピアスされてボッキしっぱなしの乳首やクリをコロコロころがして、オモチャにしてくれています。
「ああン……おじ様ァ……」
 萌々絵は、うんと甘えた声をあげて、おじ様の胸に頬をすりよせました。
「おじ様……これからも、タロウくんと萌々絵の夫婦を可愛がってください……いつまでも、いつまでも、おじ様のペットでいさせてくださいね……」
「ぐふふ、もちろんだよ。これから毎日、萌々絵ちゃんのケツ穴を犯してあげるから、きちんとタロウに舐めてもらって綺麗にしておくんだぞ」
「ハイ……萌々絵、ウンチしたら、タロウくんに舐めてもらって綺麗にします……タロウくん、お願いね……」
 そう言ってタロウくんに目を向けると、タロウくんは、うれしそうにパタパタシッポをふっていました。
「そのかわり、萌々絵も、タロウくんがおしっこしたらオチンチン舐めてあげる……タロウくんがウンチしたら、お尻の穴、舐めてあげるからね……」
「ぶはははは! すばらしい夫婦愛だな。タロウ、いい奥さんもらったなあ」
「わうん!」
 タロウくんが――萌々絵の旦那さまが、嬉しそうに吠えました。

 あ、えと、それで、このお話には続きがあります。
 結局、おじ様は、それから一月しないうちに、萌々絵のオマンコにオチンポを入れちゃったんです。
 萌々絵は、ほとんど抵抗せずに、おじ様のオチンポを迎え入れました。
 ああ、浮気しちゃってる、って思うと、余計にオマンコが濡れて、きゅんきゅん動いちゃいました。
 おじ様は、それを、とっても喜んでくれました。
「ふはあ、やっぱり萌々絵ちゃんのオマンコ、最高だよ……。これからも、タロウの見ていないところでガンガン不倫セックスしようね」
 その時、おじ様はそんなことを言ってくれました。
「もう、おじ様ったら……あん、ああぁん……」
「どうしたんだい? いやなのかな?」
「い、いやなわけないですゥ……萌々絵、おじ様のオチンポが一番好き……おじ様のオチンポ、愛してますゥ……あひいいいいいん♪」
 萌々絵は、そんなふうに答えました。
 だから、萌々絵、本当はタロウくんにナイショでオマンコでもおじ様とセックスしてるんです。
 萌々絵は、いけない奥さんです。
 そろそろまた、おじ様の赤ちゃんを妊娠しそうな予感がします。
 タロウくんはそこらへんがよく分からないみたいので、自分の赤ちゃんだと思っちゃうかもしれません。

 今夜も、おじ様とオマンコで不倫セックスする予定です。
 そのせいで、ずーっと朝から体が火照ってます。
 そして、思い余ってこのお手紙をおじ様の部下の人に代筆してもらいました。
 このお手紙のおかげで、ますます萌々絵からは、おじ様が喜ぶようなエッチな匂いが出てると思います。
 今から、今夜のセックスが楽しみです。

 では、さようなら。



「――!」
 俺は、何やら声をあげながら、跳ね起きた。
 夜中。自分の部屋のベッドの上である。
 汗びっしょりだ。
 長い長い夢を見ていたせいで、今がいつなのか分からない。
 記憶が混乱している。
 何が何だか分からない。
 なのに、股間のものだけは、おそろしくいきり立って――
「夢……か?」
 起きぬけの時間帯は、不思議な感覚に襲われる。
 今まで見ていた夢が、現実の再現なのではないかと思ってしまうのだ。
 あの小説も、思えば悪夢のようなものだった。
 そして――
 そして、俺の混乱した頭の中で、悪夢がめくれ上がり、現実と化す。
 いや、あんなことがあったせいで、俺は今に至るまで混乱の極みの中に生きているのではなかったのか。
 萌々絵が、二駅離れた街に引っ越し――俺とケンカをして――そしてその次の日にいなくなって――
 そして、ある日、あのメールを受け取って――
 いや、メールを受け取ったのは、萌々絵の失踪の前だったか、後だったか。
 そして、まるで何かの犯罪の予告ででもあったように、リアルがフィクションをなぞっていって――
 そんなことが、なかったろうか。
 それとも、これは俺の妄想なのだろうか。
 しかし、そもそも、時間の順逆を保証するものが個人の記憶だけでしかないのなら、記憶と夢想が混沌とした今、何をもって出来事の後先を決めればいいのだろう?
「う……」
 半覚醒の頭が、記憶と思考と妄想の断片を、一つのストーリーに組み上げていく。
 それは夢のはずなのに、その夢が現実だったのではないかという不思議な疑惑を拭いきれない。
 現実と虚構の境界は本当に曖昧で――
 そのことこそが、俺の周囲における唯一のルールだったような気がする。
 ベッドから下り、床に立った。
 少しも現実感は得られない。
 俺は、のろのろとシャツを着替え、スラックスを履いた。
 そして、何かに導かれるように外に出て、近所を歩いた。



 公園で、月の光を浴びた犬のつがいが、喜びの声をあげながら交尾していた。



 その後、どうやって寝床に戻ったのか、判然としない。
 いや、そもそも、あの公園の風景こそ、夢だったのではないか。
 俺は目を覚ましてから一歩もこの温かな寝床から出ていないのではないか、とさえ、思う。
 そう、あれは……あんなものは……夢に、決まっている……。
 少なくとも今は、夢だと思おう。
 そして、明日――萌々絵に会ったら、こんな夢を見たと言おう。
 とっても腹の立つ、そして悲しい夢を見たんだと。
 そして、二人で笑い合おう。
 本当に笑ってしまうような悪夢だったと……。
 そんなことを思いながら、俺は、寝床の中で体を丸めた。



 夢飲酒者、旦而哭泣、
 夢哭泣者、旦而田獵。
 方其夢也、不知其夢也。
 夢之中又占其夢焉、覺而後知其夢也。
 且有大覺、而後知此其大夢也。
 而愚者自以爲覺、竊竊然知之。
 君乎牧乎。
 固哉。
 丘也與女皆夢也
 予謂女夢亦夢也
 是其言也、其名爲弔詭
 萬世之後、而一遇大聖知其解者、
 是旦暮遇之也。

 夢に酒を飲む者は、旦にして哭泣し、
 夢に哭泣する者は、旦にして田猟す。
 其の夢をみるに方りては、其の夢なることを知らず。
 夢の中にまた其の夢を占い、覚めて後に其の夢なることを知る。
 且つ大覚ありて、而る後に此の其の大夢なることを知る。
 而るに愚者は自ら以て覚めたりと為し、竊竊然としてこれを知る。
 君たらんか牧たらんかと。
 固なるかな。
 丘と女と皆夢なり。
 予れ女に夢を謂うも亦夢なり。
 是其の言や、其の名を弔詭と為す。
 万世の後にして一たび大聖の其の解を知る者に遇うとも、
 是旦暮にこれに遇うなり。

『荘子 斉物論』



あとがき

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「な・お・た・くぅ〜ん?」
 俺は、自分の部屋に戻ってきたときに凍り付いた。
 萌々絵が、俺のベッドに座り、彼女にしては珍しい何とも複雑な笑みを受かべて、こっちを見ていたのだ。
 恒例となっていた、俺の家での二人きりの留守番――その最中、俺は、とあるイベントの参加費を納付しに郵便局まで行っていたのだ。
 萌々絵は、俺のベッドで居眠りをしていたのでほっといたのだが……あれ、タヌキ寝入りだったのか?
 いや、そんなことはどうでもいい。問題は、萌々絵の手に、何枚かのA4用紙の束があったことだ。
 クリアファイルに入れてベッドの下に隠していたはずなんだが、あれは――
「ねー、ちょっと、これって何なの〜?」
「い、いや、だから、その……」
「ミヒローさんに書いてもらったとか〜?」
 うう、その、語尾を不自然に上げるのはやめてくれ。まるで別のキャラみたいだ。
「そ、それは……違う……」
「じゃあ、何?」
「……自分で、書いた」
 俺は、観念してそう告げた。
「やっぱりー♪」
 妙に嬉しそうな声を萌々絵があげる。
「んも〜、どういうつもりでこんなの書いたのよ〜? 萌々絵がアレ書いたときは、ムチャクチャ怒ったくせに〜」
「う、うう、ううううう」
 全くもって、言い訳のしようがない。
「ねええ〜、どうしてどうして〜」
「い……言わなくちゃ、ダメか?」
「ダメ〜。言わないと、これ、映研のみんなに見せちゃうぞ〜」
「やめろバカ勘弁して下さい」
 俺は、反射的に深々と土下座してしまった。
「じゃあ言ってよ〜。どういうつもりだったの〜?」
「だから……その……ょぅ……だよ」
「き・こ・え・な・い〜」
「っ……自分用だよっ!」
 俺は、体を起こし、ヤケになって大声を出した。
「……自分用って、その……エヘヘェー……一人エッチのオカズ?」
 あのさあ、どうしてそんな小首傾げた可愛い顔で、しかも声優みたいな甘ったるいロリ声で、んなものすごいセリフを口にするんだ?
 という疑問をとりあえず脇に置いておいて、俺は、不承不承うなずいた。
「で、どうだった? 萌々絵の手足切ってワンちゃんと交尾させて……興奮した?」
「ううう……」
 自分のキチクさ加減を彼女に指摘され、俺は貝になりたくなった。
 が、もはや言い逃れができる事態ではない。
 俺は、正直に言うことにした。別に、誠実になろうとしたわけではない。もう、何をどう考えていいか分からなくなって、一番楽な方法に逃避したのだ。
「その……立つは立つんだけど……途中でなんか、そういう気持ちじゃなくなるって言うか……何と言うか……」
「萌々絵にここまでやって中折れしちゃうわけー?」
 ちょっとむっとしたような口調で、萌々絵が言う。しかし、そんな言葉どこで覚えてくるんだ。
「いや、その……読んでると、つい、校正というか推敲というか、そういう気分になっちゃって……」
「……ふーん」
 ――呆れた、だろうな。
 普通、呆れる。いや、呆れる前に怒り狂う。絶交されても文句は言えない。
 しかしまあ、萌々絵を呆れさせることができるなんてのは、世界広しと言えども俺一人なわけで――
 などという考えはサッカリンのように甘かった。
「じゃあ、手伝ってあげる」
「ハァ?」
 ものの見事に2ちゃん顔の俺。
「だからあ、萌々絵が手伝ってあげるって言ってるの。さ、ここ座って」
 ぽんぽん、とベッドを叩いてから、萌々絵自身はカーペットの上に女の子座りになる。
「ちょ、ちょっと待て。どうして俺がそんなマネを……」
「もー、つべこべ言わない! 気持ちよくしてあげるから言う通りにして!」
「じょ、冗談じゃないっ! 自分用に書いたズリネタ読みながら彼女にチンチンいじらせるような変態チックなマネができるか!」
 混乱に悩乱を重ね惑乱のあげくに錯乱し、俺はリピートしたら自殺したくなるようなことを口走っていた。
「むうー、だったらこれ、クラスのみんなに読ませちゃうぞ〜」
「殺すぞコラ申し訳ありません」
 結局、俺は、萌々絵の言う通りにベッドに腰掛けた。
 萌々絵が、さっきまでの複雑な笑みとはぜんぜん違う、期待するような潤んだ上目遣いで俺を見る。
 その表情だけで――ペニスに、熱い血液が集まってきた。
「……はい♪」
 萌々絵が、『ももえ牝犬生活』という題名の例のテキストを、俺に手渡す。
 それから……えーと……。
 ……。
 報告。
 手で1回、胸で2回、口で3回。
 あと、コンドームを4つ消費。うち1回はアナル。
 計10回。新記録達成。
 翌日、俺は腰痛で学校を休んだ。
 何でもその日、萌々絵はムチャクチャご機嫌だったそうだ。
 で、それから今も、俺と萌々絵はそれなりに仲良く付き合っている。
 以上。