リュウくんとマミちゃんは、けんかしてしまいました。

 いえ、けんかというのとは、ちょっとちがうかもしれません。ただ、マミちゃんが話しかけても、さいきんのリュウくんは、つまらなそうな生へんじをするだけで、ちっとも取り合ってくれないのです。
 でも、マミちゃんにとっては、そういうことのほうが、大声で言い合うよりもよほどこたえてしまいます。
 そして、そんなじょうたいが、もう、一週間も続いているのです。
「……なんで、こんなふうになっちゃったんだろ」
 マミちゃんは、土曜日のお昼すぎの、あまり人かげのない教室のまどの外をぼんやりとながめていました。
「やっぱ……あんなコトしたせい、かな……?」
 自分の言葉に、マミちゃんの顔がみるみる赤くなってしまいます。
 マミちゃんの言う「あんなコト」とは、ちょうど一週間前に、リュウくんのおしりを、しりこんの人工ペニスでさんざおかしてしまったことです。
「でも……リュウくんだって、きもちイイって言ってたのに……」
「何がきもちいいの?」
「わきゃ!」
 マミちゃんは、あわててふりむきました。お友だちのノンちゃんが、ちょっとふしぎそうな顔をして立っています。
「な、なんでもないない」
 マミちゃんは、あわててぱたぱたと手をふりました。
「ふーん」
「そ、それより、リュウくん、知らない?」
「もう、帰ったみたいだけど」
「……そう」
 マミちゃんは、小さくため息をつきました。リュウくんがマミちゃんに声もかけずに帰ってしまうなんて、今までなかったことなのです。



 マミちゃんは、一人でとぼとぼと土手の上の道を歩いていました。右手の方に、おっきな川が流れてます。一方、左手は、マミちゃんたちが住んでる町が広がってます。
 マミちゃんは、リュウくんといっしょに帰りながらながめるここからの景色が、とても好きでした。
 でも、今はとても、景色を見る気になんかなれません。
「はぁ……」
 マミちゃんは、うつむいたまま小さくため息をついて、ふと顔をあげました。
「あ!」
 思わず、声が出てしまいました。自転車をおしながら、リュウくんがこの土手の上の道にのぼってくるところだったのです。
 リュウくんは、なんだかむずかしそうな顔で、マミちゃんに気がつかない様子でした。
「リュ……リュウくん!」
 マミちゃんは、思いきって声をかけました。
「あ……マミちゃん」
 坂道を登りきって、自転車にまたがろうとしたリュウくんが、ちょっとだけ、動きを止めました。
「じゃ、ね」
 でも、そっけなくそんなことを言って、そのまま自転車で走っていきそうになります。
「ちょ、ちょっとまってよォ」
 マミちゃんは、リュウくんの前にとおせんぼをしました。リュウくんがあわてて自転車のブレーキをかけます。
「なに……? ボク、用があるんだけど」
 ぼそぼそと、おこったような顔で、リュウくんが言います。
「なんで、あたしのコト、さけてるの?」
 そんなリュウくんにかっとなって、マミちゃんは大きな声で言いました。
「べつに……さけてなんかないよ」
「うそ!」
「う、うそなんかじゃないよ」
「……リュウくん……あたしのコト、キライになったの?」
「そんなこと……こんなトコで、言わなくても……」
 リュウくんが、まわりをちょっと気にしながら、小さな声で言います。ここは通学路ですから、クラスの友だちだってよく通るのです。
「やっぱり……エリカちゃんのコト、好きなんでしょ!」
 マミちゃんは、目になみだをためながら、リュウくんにつめよりました。
「ち、ちがうよッ! もう、ボク、ホントに用があるんだから!」
 顔を赤くしながら、リュウくんは大声を上げました。そして、マミちゃんをさけるようにして、自転車をこぎだします。
「にげないで!」
 マミちゃんは、リュウくんを行かせまいと、自転車のハンドルをつかもうとしました。
「あ、あぶないよっ! わああッ!」
 リュウくんは、そんなマミちゃんにぶつからないようにしたため、大きくバランスをくずしてしまいました。
「リュウくん!」
 マミちゃんが、悲鳴をあげます。
「わああぁぁ〜!」
 リュウくんは、自転車にまたがったまま、ごろごろと土手を転げ落ちてしまいました。



「ゴメンね……ゴメンね……」
「もういいよ……泣かないで……」
「だ、だって……」
 ひっく、ひっくとしゃくりあげながら、マミちゃんは、リュウくんにあやまりつづけてます。
 ここは、マミちゃんのおへやです。大きな木せいの本だなに、本が半分、女のコらしい小物が半分、おさまってます。
 ベッドの上には、マミちゃんお気に入りのセイウチのぬいぐるみがあり、リュウくんはそのとなりにすわっています。そのリュウくんのひじやひざには、いくつものすりきずがありました。
「ホントに、ゴメンなさい……」
 マミちゃんは、泣きべそでリュウくんにあやまりながら、そのきずをしょうどくして、ばんそーこーをぺたぺたはっています。
「これくらい、だいじょぶだから……ね」
 さっきとはうってかわってやさしい声で、リュウくんが言います。そのくちびるには、ちょっと血がにじんでいました。
 じわーっ、とマミちゃんの大きな目に、またなみだがあふれてきました。
「リュウくん……!」
 こらえきれなくなったように、マミちゃんはリュウくんにだきつきました。
「マ、マミちゃん?」
「リュウくん……おねがい……あたし、なんでもするから……マミのこと、キライにならないで……」
「えっと……だからね……」
 リュウくんは、ちょっと困ったような顔をしましたが、しだいに、いたずらっぽく目を光らせました。
「ホントに……なんでもしてくれるの?」
 マミちゃんが、こくん、とうなずきます。
「それじゃあ……」
 こしょこしょと、リュウくんは、ふわふわのくせっ毛にかくれたマミちゃんの耳に、何かささやきました。
「えッ……?」
 マミちゃんが、リュウくんから少し体をはなして、目を見ひらきます。
「そ、そんなコト……」
「なんでも、してくれるんでしょ?」
 リュウくんの言葉に、マミちゃんのやわらかそうなほっぺが、かぁーっと赤くなっていきます。
「あ、あの、ヤなら、いいんだけど……」
 あんまりマミちゃんがはずかしそうなので、リュウくんは、あわててそう言いました。
「……する……」
 リュウくんのことばが聞こえていたのかどうか、マミちゃんは、カの鳴くような声でいいました。
「するから……」
 マミちゃんはそう言いながら、ひどくゆっくりと立ちあがりました。

「おねがい……あんまり、見ないで……」
 マミちゃんは、まっかになった顔を両手でおおいながら、小さな声で言いました。
 マミちゃんは、今、おトイレにすわっています。すわっていると言うより、足を広げてまたがってる感じのかっこうです。
 その右足首のところには、ちっちゃくまとまったパンツがまとわりついてます。スカートは、はいてません。
 そしてリュウくんは、ほほを上気させながら、マミちゃんの前にすわりこんで、そのむきだしの下半身をじっと見つめていました。
「マミちゃん……まだなの?」
 リュウくんが、上目づかいでききます。
「も、もうすぐ……」
 そう答えるマミちゃんのあしが、ぷるぷるふるえています。あまりのはずかしさに、しぜんにとじてしまいそうになる足を、マミちゃんがひっしになって止めているのです。
 リュウくんは、そんなマミちゃんを見てると、かわいそうになる反面、ものすごくコーフンしてしまいました。
 はぁはぁというリュウくんの息が、ぷっくりとしたマミちゃんのアソコのところに感じられます。
「あ……も、もう、ダメぇ……っ」
 ぶるぶるっ、とひときわ大きく、マミちゃんの足がふるえます。
 リュウくんは、とじそうになるそのひざのところを、思わずおさえていました。
「や……! イ、イヤ! いやぁーッ!」
 マミちゃんは、おっきな悲鳴をあげてしまいました。でも、今、マミちゃんのうちには、二人のほかにだれもいません。
 ちょろっ、とほとんどとうめいなおしっこが、マミちゃんの、一番上のちっちゃな穴からもれ出ました。
「み、見ないで! リュウくん、見ないでェ!」
 マミちゃんの悲痛な声に、ぱたぱたぱた……と、おしっこが便器の底をたたく音が重なります。
「ああぁ……いや……いやァ……早く、おわってェ……」
 マミちゃんの願いに反して、おしっこはなかなか止まりません。
「ふえっ、えっ、ふえええぇ……」
 とうとう、マミちゃんは泣き出してしまいました。
 ようやく、おしっこは止まりました。でも、マミちゃんは顔を両手でかくしたまま、しくしくと泣いています。
(泣かしちゃった……)
 リュウくんのむねの中に、こうかいの念とともに、何だかぞくぞくするような感じがこみあげてきました。
 半ズボンの中では、まともに立ちあがることができないくらい、おちんちんがびんびんに固くなってしまっています。
 しばらくして、マミちゃんは、ひっくひっくとしゃくりあげながら、トイレットペーパーでだいじなトコロをぬぐいました。



 リュウくんは、マミちゃんの手を引いて、マミちゃんのへやにもどってきました。
 マミちゃんは、下半身むきだしのままです。たとえ自分の家の中とは言え、しんじゃいたくなるくらいはずかしく感じました。
 でも、スカートやパンツをはくのを、リュウくんはゆるしてくれなかったのです。
「きゃん!」
 マミちゃんは、思わず悲鳴をあげてしまいました。
 リュウくんが、今までになかったくらいらんぼうに、マミちゃんをベッドにおしたおしたのです。
(リュウくん、ひどい……)
 マミちゃんは、ひどくみじめな気持ちになりました。それでも、リュウくんに逆らうことはできません。
 そんな風に考えると、マミちゃんは、なんだか背中がざわざわしてきました。
 イヤな感じではありません。むしろ、もっとリュウくんにいじめられたく思ってしまうような、あやしい感かくなのです。
 女のコみたいにやさしげなリュウくんの顔が、マミちゃんのことを、上から見下ろしてます。
「今日は、おしりでするからね」
 その顔で、ニコっと笑いながら、リュウくんはとんでもないことを言いました。
「え……?」
「エリカちゃんにもらったクスリ、まだあるんでしょ?」
「……うん」
 マミちゃんは、ちょっと顔をそらして、うなずきました。エリカちゃんにもらったクスリというのは、マミちゃんがリュウくんのおしりをディルドゥーでおかしてしまったときに使ったクスリのことです。
「どこにあるの?」
「ベッドの、した……」
 マミちゃんに言われて、リュウくんはベッドからおりて、ごそごそとさがしだしました。
「ほんとだァ」
 ふたたび立ちあがったリュウくんの手には、何やら英語で書かれたチューブがにぎられてました。
「じゃあ、マミちゃん、おしり、見せて」
「ど……どうやって?」
 マミちゃんが、おびえたような声でききます。
「うーん、こうかな?」
 言いながら、リュウくんは、マミちゃんのまっ白な足を、ぐい、と上にもちあげました。
「きゃああ!」
 そのまま、マミちゃんが高い声をあげるのもかまわず、体をおりまげてしまいます。ちょうど、赤ちゃんがオシメをかえるようなかっこうです。
「は、はずかしいよォ……」
 マミちゃんが、泣きそうな声で言います。
 リュウくんは、なぜかその声にますますコーフンしてしまったようすで、マミちゃんの大事なトコロに顔を近づけていきました。
 そして、ひくひくと動いているワレメに、ちゅっ、とキスをします。
「あ……き、きたないよ……」
 おしっこをするところを見られたばっかりのせいか、マミちゃんは思わずそう言ってしまいました。
「だいじょぶだよ、おしっこの味、しないもん」
 リュウくんが、イジワルくそう言います。
「で、でも……」
「それに、なんだかぬれてるよ」
「う、うそ!」
「うそじゃないよ……マミちゃん、イジワルされて感じてるの?」
 マミちゃんは、くちびるを白い歯でかんで、顔をそむけました。今までのけいけんで、二人とも、おたがいにイジワルをされるとなぜか気持ちよくなってしまうことが分かっているのです。
「でも、きょうはこっちじゃないからね……」
 そう言いながら、リュウくんは、ちょっとだけ、顔を下にもってきました。
「あ、だ、だめ! ソコ、ほんとにきたない!」
 マミちゃんが、両手でおしりをかくします。
「マミちゃん……手、どけて……」
「でも……」
「マミちゃんだって、この前、ボクのおしり、なめてくれたでしょ」
「だって……なんだか、こわい……」
「だいじょぶ。ヘンな感じだけど、気持ちいいんだよ♪」
「だから、よけいこわいの!」
 マミちゃんが、目になみだをためながら言います。
「……なんでも、いうこときいてくれるんじゃないの?」
 リュウくんが、ちょっと強いくちょうで言いました。
「リュウくん……ひどいよ……」
 マミちゃんは、あきらめたようにそう言って、ゆっくり、ゆっくり、手をどけました。
「そのまま、自分でお尻、ひろげて」
「えっ? そ、そんなァ……」
 そう言いながらも、マミちゃんは、ぷりぷりした自分のおしりを、自分の手でわり広げました。
「わァ……」
 リュウくんは、小さく声をあげてしまいました。
 まっしろなマミちゃんのおしりの谷間に、ぽつん、となんだかもうしわけなさそうに、おしりのあながあるのです。
「あァ……イヤ……」
 マミちゃんのおしりのあなは、まるで、リュウくんに見られているのを感じてるみたいに、ときおり、ぴくぴくと動きました。
「なんだか、かわいい……」
 リュウくんは、そんなことを言いながら、マミちゃんのおしりのあなに、口を近づけていきます。
「キャっ!」
 びくン、とマミちゃんの体がこーちょくしました。リュウくんの舌が、おしりのあなにふれたのです。
 リュウくんは、マミちゃんの両足をささえるようなしせいのまま、ちろちろと舌を動かしました。
「あ、ダメ……こんなの、ダメぇ……」
 マミちゃんが、いつものマミちゃんからは考えられないような、なさけない声をあげます。
 そんなマミちゃんにかまわず、リュウくんは、まるでおしりのあなに舌をねじこむようにして、あぶのーまるなあいぶを続けました。
「ひ……ひや……なんかヘン、なんかヘンだよォ……」
「ホントは、気持ちイイんでしょ? マミちゃん」
 あなのまわりをくるくると舌でなめまわすあいまに、リュウくんがいじわるくききます。
「そ、そんなこと……ひああア!」
 マミちゃんが、ひときわ高い声をあげました。リュウくんがマミちゃんのあぬすを、ちゅーっとすいあげたのです。
 ちゅぽん、と音を立てて口をはなした後、リュウくんはかたわらにおいていたチューブを取り上げました。
「はァ、はァ、はァ、はァ……んんんッ!」
 息もたえだえな感じのマミちゃんが、声にならない悲鳴をあげます。
 リュウくんが、チューブの中身のとうめいなジェルを、マミちゃんのおしりのあなにぬりこんだのです。
「な、何コレ……っ! ヤダあ! ヘン、ヘンになるよお!」
「ボクにはしたくせに、ワガママ言っちゃダメだよ」
 くすくす笑いながら、リュウくんが言います。
「だ、だってェ……あ、あつい! あついよッ!」
「あ……。マミちゃんのおしり、なんだかやわらかくなってきたよ……」
 マミちゃんのおしりのあなに、なかば指をうめながら、リュウくんが言いました。
 でも、そんな言葉は、マミちゃんの耳に入ってないようです。
「あつい……ど、どうして……こんなの……お、おしり、むずむずするゥ……」
 切なそうにまゆを寄せてながら、マミちゃんはもじもじとおしりを動かしました。
「おねがい……マミ、ヘンになっちゃう……リュウくん、な、なんとかしてェ……」
「こう?」
 くい、とリュウくんは、マミちゃんのちょくちょーの中で、指を動かしました。
「あ、それイイっ!」
 びくン、とマミちゃんの体がいっしゅんケイレンします。
 リュウくんは、あつく、やわらかいマミちゃんのおしりのなかを、くにくにとマッサージしました。
「あ、ンあああッ! そ、それ……きもちイイ……っ! おしり、こんなにイイなんて……ンあああああッ!」
 リュウくんは、左手だけでマミちゃんの両足をささえ、右手の中指でマミちゃんのこーもんを責めながら、ひくひくふるえているマミちゃんのアソコにキスをしました。
「あはッ!」
 きゅっ、とリュウくんの指をおしりでしめつけながら、マミちゃんは声をあげました。
 すでにマミちゃんのアソコはヌルヌルで、エッチなシロップが、おしりを伝ってリュウくんの右手までぬらすほどです。
 リュウくんは、そんなマミちゃんのアソコをぴちゃぴちゃとなめ上げながら、右手の指を動かし続けます。
「きもちイイ……んあッ……あ、あ、ふぅン……きもちイイの……き、きもち、イイけど……」
 はァはァと息をつきながら、マミちゃんはリュウくんにとろんとした目を向けました。
「どうしたの? マミちゃん」
「あ、あのね……きもちイイんだけど……マミ、なんだか、足りないの……」
「何が?」
「リュ、リュウくんのいじわる〜」
 マミちゃんは、だだっこみたいな声をあげました。
「して……おしり、して……」
「どういうふうに?」
「おちんちん……いれてほしいの……」
 これからおしりをおかされるという、きたいとはずかしさに、顔をまっかにしながら、マミちゃんがおねだりします。
「うん……してあげる……」
 リュウくんは、なんだかぬぎにくそうに、自分の半ズボンをずりおろしました。リュウくんのささえをうしなった両足を、マミちゃんは自分でMの字に広げています。
 リュウくんが、パンツをずり下ろすと、ぴょこん、とまだムケきってないおちんちんが元気に顔をだしました。
 そのおちんちんにも、リュウくんはぬるぬるのジェルをぬりたくります。
 まどから差しこむ昼下がりのお日様の光を、リュウくんのおちんちんがぬらぬらとはんしゃしました。
「じゃ、いれるよ……」
「うん……」
 リュウくんは、マミちゃんのへんじを待って、おちんちんに手をそえて、ゆっくりとおしりのあなにうめこんでいきました。
「ン……んくぅ……んあぁ……」
 さすがにキツいのか、マミちゃんが苦しげな声をあげます。
「マミちゃん、おしりの力ゆるめて……口で、息してみて……」
「う、うん……」
 マミちゃんは、言われたとおり、ちっちゃなお口をひらいて、はぁはぁと息をします。
 いちばんでっぱったぶぶんが、マミちゃんのこうもんを通過します。
「ふわァっ!」
 と、リュウくんのおちんちんは、あっけなく、マミちゃんの中に入りこんでしまいました。
「あ……スゴい……は、はいってくるゥ……」
 ずりずりと体の中をこすられる感じに、マミちゃんはうわごとみたいな声をあげています。
 リュウくんは、両手でマミちゃんの両足を持って、一番奥までこしを進めました。
「ぜんぶ入ったよ、マミちゃん……」
 リュウくんが、まるでねつでもあるみたいな顔つきでいいます。
 そして、リュウくんは、ゆっくりとこしを動かしだしました。
「あ、ンあああああ、んあァッ!」
 マミちゃんが、悲鳴みたいな声をあげます。
 クスリのせいでやわらかくなったマミちゃんのこうもんは、リュウくんがおちんちんをひきぬくと、めくれあがってピンク色のねんまくをのぞかせます。そして、リュウくんがおちんちんをつきいれると、そのまま体の中にもぐりこんでしまうのです。
「あ! んぐぅ! く! んんんんんんッ!」
「いたい? マミちゃん」
「い、いたくない、けど……ちょっと、くるしい……」
「だいじょうぶ?」
「うん、だいじょぶ……だいじょぶ、だから……」
 だんだん、マミちゃんの顔が、ぽやーんとなってきました。
「な、なんだか……あ、あああっ! こ、これ……スゴい……あ、んあ、あァあ……」
 まるで、おトイレをしてるときのような、きみょうな感かくが、マミちゃんのせなかをぞくぞくさせます。
「きもちイイの?」
「ヤダ……は、はずかしい……よ……」
「言わないと、やめちゃうよ」
「ヤ、イヤあっ! 言う! 言うから!」
「……気持ち、イイんでしょ?」
「イイ、イイの……マミ、おしりがキモチイイのッ!」
 まるで、ヤケになったみたいに、マミちゃんはイヤらしいことばをさけびました。
「おしりに入れられて、気持ちイイんだ?」
「そ、そうなの……んあッ! マ、マミ、おしりでせっくすされて、キモチイイの……。イヤあッ! マミ、ヘンタイになっちゃったよォ……あああああッ!」
 マミちゃんは、はずかしいかっこうのまま、ふるふるとかぶりをふりました。
「ボ、ボクも……マミちゃんのおしり、きもちいいよ……」
 マミちゃんのおしりのきょーれつなしめつけを、おちんちん全体で感じながら、リュウくんが言いました。
「ホント?」
「うん……なんだか、すごく……あつくて……」
 いつしか、リュウくんはものすごいいきおいで、こしを動かしていました。
「ンあ! あひ! イ! ひああッ!」
 マミちゃんが、みじかい悲鳴をあげつづけます。
「お、おねがい……リュウくんッ……も、もっと、やさしくしてェ……!」
「だ、だって……」
「んぐ! ンあ! はぁあああッ! マ、マミのおしり、こわれちゃうよォ……っ!」
「ごめん……でも、とまんないよッ!」
 リュウくんの言葉通り、そのこしは動きをはげしくするばかりです。
「あ、ダ、ダメ! な、なんだか、あたし……イっちゃいそう……ッ!」
「ボクも、ボクもイクよ……!」
「あ、ああああア、あ、あああああああアッ!」
 ぎゅううううっ、とマミちゃんのおしりが、リュウくんのおしりをしめつけます。
「で、でちゃう、でちゃう、でちゃううゥっ!」
 そのしめつけにさからうように、リュウくんのすぺるまが、おちんちんの中をかけぬけます。
「アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアーッ!」
 おなかのなかに、たくさんのあついせいしをたたきこまれて、マミちゃんは目のくらむようなぜっちょうを味わいました。



 かなり時間がたってから、マミちゃんは目をさましました。
 頭が、きちんとマクラの上にのっかってて、むきだしの下半身には、毛布がかけられてます。
「ごめんね、マミちゃん……イジワルして……」
 目をさましたマミちゃんに、おとなりでねてたリュウくんが声をかけました。
「リュウ、くん……」
 どこかぼんやりした顔で、マミちゃんはリュウくんの顔を見つめました。
「すきだよ、マミちゃん……」
 顔を赤くしながらそう言って、リュウくんはそっとマミちゃんの体をだきしめました。
「うれしい……」
 マミちゃんが、うっとりとそう言います。
「おっきくなったら、ケッコンしようね」
「え……?」
「イヤ?」
 マミちゃんは、リュウくんのうでの中で、ぶんぶんと首をふります。
「あたし……リュウくんの、およめさんになる」
 そして、リュウくんに負けないくらい顔を赤くしながら、マミちゃんが言いました。
「よかった……。ケッコンすれば、毎日せっくすできるんだよ」
「もう、リュウくんのえっち!」
 くすくす笑いながら、マミちゃんはリュウくんのくちびるにキスしました。
「ンんっ」
 リュウくんが、なんだかヘンな声をあげます。
「どうしたの?」
「舌が当たったとこ、歯がぬけたばっかだから……」
「そう言えば……少し、血の味がする」
 マミちゃんが、ちょっとふしぎな顔をしました。
「もしかして、ころんだとき?」
「うん。でも、ダイジョブだよ、子どもの歯だし。それに、虫歯になってたから、ちょうどよかったんだ」
「……えっと……もしかして……リュウくんって、虫歯だったから、あんなだったの?」
「あんなって……?」
「もう、知らない!」
 マミちゃんは、すねたようにそう言いました。
 そして、きょとんとした顔のリュウくんに、もう一度にっこりと笑いかけました。
あとがき

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