第四章
第四章
「――ゆ、百合香ちゃんは、アナルに、どんなモノ入れて、オ、オナニーしてるわけ？」
アナルバイブを手にしながら、次にどうしていいか分からなくなっている私に、Ｃさんが尋ねました。
「そ、その……えぇと……こんなの大きな物は、入れたことありません……」
「何言ってんの。それ、昨日入れちゃったボクのチンポよりは小さいでしょ」
確かに、Ｃさんの言うとおりですが――でも、大きさとしては、一回り小さいだけに過ぎません。直径も、いちばん根元の球体は、ピンポン玉くらいあります。
「で、ど、どうなの？ きちんと答えてよ。い、いつも、何使ってオナニーしてるの？」
「そ、それは、あの……あの……あの……ゆ、指とか……ボールペンの、反対側の丸くなっているところとか、です……」
「ふぅ〜ん、じゃ、じゃあ、ボク達に、い、いつもしているようにやって見せてよ」
「ハイ……」
私は、小さな声でそう返事をしてから、舌を出してアナルバイブを舐め始めました。
「なるほど、そうやって濡らすわけか」
Ａさんが、私の羞恥を煽るように、口に出して言います。
私は、なぜか、ますます体が熱くなるのを感じながら、アナルバイブを唾液で濡らし――そして、まだ足に纏わり付いていたショーツを脱ぎました。もう、これで、私が身にまとっているのは、学校指定の紺の靴下だけです。
「はぁ、はぁ、はぁ……」
私は、三人の男の人達の視線を意識しながら、アナルバイブを、あそこに擦り付けました。
後から後から溢れ出る恥ずかしいお汁で、アナルバイブが、ぬるぬるになっていきます。
「ククッ、こりゃあ、ローション要らずだな」
Ｂさんが、意地の悪い口調で言います。
私は、目を閉じ、顔を背けながら――脚を大きく開いて、アナルバイブの先端を、お尻の穴に当てました。
お尻の穴が、うずうずとおののくのを、感じます。
「はぁー、はぁー、はぁー、はぁー……」
私は、口で息をしながら、おトイレの時にするようにいきみ――そして、アナルバイブを握る右手に力を込めました。
「んあッ！」
ぬるっ、と一番先端の球体が、お尻の穴に入った瞬間、私は、高い声を上げてしまいました。
球の部分がお尻の穴を潜った時の刺激の強さに、私は、それ以上、中に入れるのをためらってしまいます。
「こ、このマンションの壁は厚いから、いくら大きな声でも、へ、平気だよ」
Ｃさんが、そう言ってくれたので、私は、さらに、アナルバイブを体の奥へと入れていきました。
「んあ、あ、あううっ……！ んあ、あっ、あは……あうっ、ん、んおぉ……！」
球が、次第に大きくなるにつれ、刺激も大きくなり、私は、奇妙な声を上げてしまいました。
アナルバイブは、まだ、半ばほど残っています。私は、左手で口元を押さえながら、さらに、挿入を続けました。
「ん、んぐ……うッ、んうッ、うぐ……んお、おぉン……！ ふぅ、ふぅ、ふぐ……んうッ、う、う、うううン……！」
ぬるり、ぬるりと、連続した球体が私のお尻の穴を通過し――とうとう、持ち手のところを残すだけになりました。
「はぁー、はぁー、はぁー、はぁー……あ、あふぅ……」
お尻の穴が広がったままになっているという違和感が、次第に、別の感覚になっていきます。
「へへ、休んでねーで、きちんとオナって見せろよ」
「あうぅ……ハ、ハイ……」
私は、このまま消えてしまいたくなるような羞恥を覚えながらも――それ以上に大きな快感への期待に突き動かされ、アナルバイブを、ゆっくりと引き抜きました。
「は、は、はひっ！ んは、はあぁン……！ んあっ、おっ、おふ……！ ふぐぐ、んぐぅ……！」
体の内側を引っ張り出されるような感覚に、たちまち恥ずかしい声が溢れ、私は、自分で自分の口を塞ぎ直しました。
「んふー、んふー、ふぐ……んう、うううッ……！ んっ、んっ、んぐ、ふぐぅ！ う、ううう、うあ、あううン……！」
球体の膨らみと、その間のくびれのせいでしょう。この時に味わった、お尻の穴に何かが出入りしているという感覚は、経験したことがないほどに鮮烈なものでした。
「ん、んあ、あふぅ……！ う、う、うぐ、んうう……うあっ、あああっ！ あ、あ、あふ、んふぅ……！」
私は、声を堪えるのを諦め、両手でアナルバイブを持って、前後に動かしました。
「ふゎ、は、は、はひ、あひぃ……！ ひっ、ひぐっ、うぐぅ……！ んっ、んおッ！ おッ！ おほぉン！」
「おいおい、ずいぶんスムーズに出入りしてるじゃねーか」
「どうせ、指やボールペンなんて生易しいモンじゃなくて、もっとぶっといやつでオナってたんだろ？」
ＡさんとＢさんが、いやらしい道具を浅ましく迎え入れている私のお尻の穴を見つめながら、指摘します。
「そうなんだろ？ おい、何でオナニーしてたか正直に言え」
そう言って、Ｂさんが、私の太腿を、爪先で小突きます。
「ひうっ……あ、あ、あっ……ごめんなさい……さ、最近は、ブラシの柄とか……い、い、入れて、ましたっ……！ あううっ、あっ、あひぃ……！」
「最近？ じゃあ、ずいぶん前からケツ穴でオナってたのか？」
「そえは、それは……あああ、ゆ、許してください……うっ、うっ、うぐ、はひぃ……」
「駄目だ。言え」
Ｂさんに無慈悲に命令されて――私は、あそこから、お尻の穴に垂れるほど大量に、恥ずかしいお汁を漏らしてしまいました。
「ふぅ、ふぅ、んあ、ああぁ……しょ、小学校の……小学校の頃からですぅ……んお、おおぉン……小学校、５年の時からっ……！ ハァ、ハァ、ハァ……！」
「何がきっかけだ？」
「あふ、あっ、あふぅ、お熱が出て……ざ、座薬っ、入れられて……！ それで、それで、そ、その時のことが忘れられなくてぇ……！ んあああっ、あっ、あううっ、ンああぁ……！」
恥ずかしい告白をしながら、私は、両手でアナルバイブを動かし続けました。
ますます溢れ出たお汁でお尻の穴が濡れ、出し入れが、どんどん滑らかになっていきます。
そんな私の様子を見下ろしながら――三人の男の人達は、ペニスを立たせ、大きく膨らませていました。
「あっ、あっ、あう、んおぉ……おっ、おっ、おほ、おおおン……！ あああっ、あひ、あひっ、ひぃひぃ、んほぉ……！」
見てる――Ａさんが、Ｂさんが、Ｃさんが、私の恥ずかしい姿を見て、ペニスを勃起させている――！
興奮と快感で、まるで、頭の中が煮立ってしまっているようです。
「ハァ、ハァ、ゆ、百合香ちゃん、持ち手のところにあるスイッチ、い、い、入れてごらん」
「ハ、ハイ……んんんっ、ぐひィ……！」
手探りで見つけたスイッチを入れた瞬間、私は、全身に電気が走ったのかと錯覚しました。
お尻の穴に深々と刺さったアナルバイブが、細かく振動し始めたのです。
「あああぁぁぁ……！ あ、あーッ！ あひっ、ひーッ！ ひーッ！ ひいぃーッ！ ンおおおお！ イ、イッ、イッ、イックううぅーッ！」
最高潮にまで敏感になっていたお尻の穴への激しい刺激に、私は、あっと言う間に達してしまいました。
「あうううぅッ……！ あっ、あうっ、あっ、あひっ、んひぃ……！ は、は、はへ……んあ、あああぁぁぁ……！」
アナルバイブが、お尻の穴から抜けていくのを感じながら、私は、ひくひくと体を痙攣させました。
そして、私は――そのままの姿勢で、おしっこまで漏らしてしまいまったのです。
「あ、あああっ……い、い、いやああぁぁ……！ 見ないで……うぐ、み、み、見ないでください……」
私は、何とか三人の男の人達の視線から逃れようとしたのですが、体にうまく力が入らず、ただクッションソファーの上でもがくことしかできません。
すると、Ａさんが、ペニスを上に向かせたまま、私に覆いかぶさってきました。
「あ、あっ、あのっ、お、お漏らしして、申し訳ありません……！」
「へへ、オマエの小便でムチャクチャ興奮しちまったぜ」
信じられないようなことを言いながら、Ａさんは、あそこを、硬くいきり立ったペニスで、いきなり貫きました。
「ひうううううっ！ あ、あっ、あっ、駄目です！ わ、私のそこ、汚いですから……ンあああああああっ！」
ペニスを乱暴に動かされ、私は、恥ずかしい声を上げてしまいました。
「くっ……まだまだきついぜ……二回目だしな……」
どこか嬉しげな声で言いながら、Ａさんが、さらに腰を動かします。
「あっ、あっ、あっ、あっ、あっ、あっ……！」
Ａさんのあの部分の前後運動に合わせるように、私の喉から、自然と喘ぎ声が溢れました。
一突きごとに、私の中で、快感が高まっていきます。
おそらく、とても恥ずかしい表情を浮かべているであろう私の顔を、Ａさんが、上から覗き込んでいます。
私は、たまらない気持ちになって、下からＡさんの逞しい体にしがみついてしまいました。
Ａさんが、私の頭を両手で挟むようにして、キスをしてきます。
「んむむっ！ んっ、んふぅ、んふぅ……！ んふ、ふぐっ、うぐぐ……んっ、んっ、んっ！ んんんっ！ んううっ！ んぐうぅ！」
ぴったりと重なった唇の狭間から、私のくぐもった声が漏れました。
Ａさんが、私の舌を強く吸いながら、さらに腰を打ち付けてきます。
「んあっ、あっ、あはぁ！ んあああああ！ あっ、あああっ、あうっ、ンあああああああっ！」
体の一部とは思えないほどに硬くなったＡさんのペニスが、私の体内で暴れています。
その動きに、私は、あの高みへと押し上げられていきました。
「んああっ、あっ、あひぃン！ あああっ、もう、もう、私っ……！ あああっ、あふっ、あはぁン！」
「イクのか？」
「は、はいっ！ イキそう！ イキそう、ですっ！ あン、あン、あン、あン！ あああっ、イ、イクぅううう！」
耳元で囁かれた問いに高い声で答えながら、私は、ますます強くＡさんの体を抱き締めました。
Ａさんが、いっそう激しく、腰を動かします。
「ああああああああッ！ イクッ！ イクッ！ イクッ！ イクッ！ イ、イクぅうううううううううううぅーッ！」
体をのけ反らせながら叫んだ私のあそこの中で、Ａさんのペニスが、ビュッ！ と射精しました。
「んひぃいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいぃ〜！」
お腹の奥に熱い迸りをはっきりと感じながら、私は、さらなる高みに舞い上がりました。
体が、ひとりでに、ビクビクと震えます。
そして……しばらくの間、私とＡさんは体をぴったりと重ねていました。
「ハァ、ハァ、ハァ、ハァ……ヤベエな。マジになっちまいそうだぜ」
そんな、よく意味の分からないことを言いながら、Ａさんが体を離します。
束の間、不思議な寂しさを感じていると、入れ替わりにＢさんがやって来ました。
そして、仰向けのままクッションソファーからずり落ちそうになっている私の腰を持ち上げるように抱え上げ、あそこにペニスの先端を押し当てます。
「はひぃいいいいいいいン！」
次の瞬間、Ｂさんのペニスに貫かれ、私は声を上げました。
Ｂさんは、Ａさんとは違い、こちらに覆いかぶさるのではなく、膝で立った姿勢で、私のあの部分にペニスを挿入しています。
私は、クッションソファーの上で、まるで体操選手のブリッジのように、背中を大きく反らした格好です。
そんな私の腰を抱え直し、Ｂさんは、ぐいぐいと腰を動かし始めました。
「ひぐうっ！ んあっ、な、何？ ああン！ これ、これ、何ですか？ あっ、あっ、あひ、あひぃン！ ひ、ひぃいいいいい！」
私は、Ｂさんとセックスしながら、戸惑いの声を上げてしまいました。
Ｂさんのペニスがもたらす快感は、今まで自分が感じたことのあるどれとも違うものだったのです。
「は、はひっ、んひぃ！ あ、あ、あっ、あああっ！ そ、そこ、んひぃ！ そこ、駄目です！ んああッ！ あうッ！ ひ、ひあ、ひあぁ〜！」
Ｂさんが、まるで、私のあそこの中を抉るように、腰を動かし続けます。
目の前に三本揃って並んでいた時に気付いたのですが――Ｂさんのペニスは、他の二人のそれよりも、先端と真ん中の間の段差が大きいのです。
そして、その段差が、私のあそこの中の、とても敏感な場所を擦っているのです。
「ンあああああっ！ あうっ、うく、うああああっ！ あひ、あひ、あひ！ あああああ、もう、もう駄目！ 駄目ぇ！ ひっ、ひっ、ンひいいぃ〜！」
Ｂさんとつながっている場所から、不意に、透明な液が飛び散りました。
ですが、私は、あまりの快感に、それに驚くどころか、恥ずかしがることすらできません。
「Ｇスポ責めで潮吹きか。どこまでスケベなんだ、お前」
「はっ、はひっ、はへぇ！ あっ、あっ、あっ、ごめ、ごめんなさい！ んく、ごめんなさいっ！ んひっ！ んひぃ！ ひぃいいいい！」
いやらしいと言われたことだけは何とか理解し、私は、繰り返しＢさんに謝ってしまいました。
「んひっ、くひぃいいいい！ あああああ！ ごめんんさい！ ごめんんさい！ ごめんなさいィ！ あっ、あっ、イキます！ ごめんなさい！ もうイキますぅ！ はひ、はひ、はひ、ご、ごめ、きひぃいいいいい！」
私の声を聞きながら、Ｂさんが、容赦なく、ペニスを動かし続けます。
「ああああああああ！ もうダメですぅ！ はひぃ！ ごめ、ごめんなさい！ イク、イク、イキますっ！ ひいいぃ！ ひぐぅうううううううううううう！」
ひときわ大量の液――潮を、あそこから吹きながら、私はまたもやいってしまいました。
そんな私のあそこの中で、Ｂさんのペニスが膨らみ――ビューッ！ と精液を発射します。
「ンあああああああああああああああああああああッ！ あぁーッ！ ああぁーッ！ あぁーッ！ あああああああああああああああああああああぁーッ！」
私は、さらなる絶頂に、繰り返し叫び声を上げました。
頭の中にパチパチと白い火花が散り、意識が寸断されます。
そして、いつの間にか、Ｂさんがペニスを私から抜いていて――それに気付いた時には、私は、四つん這いの姿勢を取らされて、Ｃさんとセックスしていました。
「あぐぐっ！ んあ、あううううっ！ う、うぐ、んはぁ！ あひぃ！」
ＡさんやＢさんのペニスよりもさらに太いＣさんのペニスに貫かれ、私は、重苦しい快感にのたうちました。
そんな私のお尻に太い指を食い込ませながら、Ｃさんが、腰を前後に動かします。
「あうううっ、あっ、あっ、あっ、こ、こんな恰好っ！ は、はひっ、はっ、恥ずかしい！ んひぃ！ はっ、はっ、恥ずかしい、ですぅ！ ンあああああっ！」
床に突っ伏し、ただお尻だけを高々と上げるような姿勢でＣさんとつながっている自分の姿に、忘れかけていた羞恥心が甦ります。
ですが、そのことは、私のあそこを、ますます敏感にさせました。
「んああっ、あうううっ！ んあっ、あっ、あぐうっ！ は、は、はひ！ あひっ、んひぃいいいいい！」
「ふぅふぅ、ゆ、百合香ちゃんのオマンコ、気持ちいいよぉ〜。百合香ちゃんも気持ちいい？」
「ひぃ、ひぃ、き、きっ、気持ちっ、いいですうっ！ あっ、あっ、恥ずかしいけど、気持ちいいィ！ んああっ、あ、あくううっ！ き、気持ちいいですぅ〜！」
嘘をついたり誤魔化したりすることなど、考えることすらできず、私は、声を張り上げてそう告げました。
「んふぅ、んふぅ、ふひひ、じゃあ、もっと気持ちよくしてあげようねぇ」
そう言って、Ｃさんは、床に転がったままになっていたアナルバイブを手に取り、私のお尻の穴に挿入しました。
「ンおぉおおおおおおおおおおおおおおおお！」
とても自分のものとは思えないような獣じみた声が、部屋に響きました。
「あっ、あうっ、うぐうううううう！ はひ、はひ、ゆ、許ひて、ンおおっ！ 許ひてくらひゃいぃ！ ンおっ、おっ、おおおン！ 許ひてぇ〜！」
「どうして？ き、き、気持ちいいでしょ？」
そう言って、Ｃさんが、ほとんど根元までお尻に入ったアナルバイブのスイッチを入れました。
「ぐひぃいいいいいいいいいいッ！ やっ、やっ、やああああッ！」
「くおぉ〜、アナルバイブの振動がチンポに伝わってくるぅ〜」
嬉しそうにＣさんが言いましたが、私は、正直、それどころではありません。
「んひ、んひぃ！ し、死んじゃうッ！ んぐ、んぎぃいいいい！ 気持ちよすぎて死んじゃいますぅ！ んあっ、あっ、あがっ！ ンああああああああ！」
半ば本気でそう思いながら、私は、床を這いずって逃れようとしました。
そんな私のお尻を大きな手でがっしりと捕まえ、Ｃさんが、しばし止まっていた腰の動きを再開します。
「おあああああああ！ イクッ！ んひ、イクううううぅ！ うあっ、あっ、あああああああ！ あへ、あっ、あへえっ！」
「ど、どっちで？ どっちでイクの？ お尻？ オマンコ？」
「ごっ、ごめんなさいっ！ あっ、あっ、わか、わかりませんッ！ うあっ、あっ、あああっ！ どっちも、どっちもイキそうっ！ う、うあ、うああああああああああ！ あひいいいいいいいいィ〜！」
下半身全体が痺れ、足の感覚がなくなり、そして、二つの穴を支配する快感だけが、際限なく膨らんできます。
もう、その時には、私は、わけが分からなくなっていました。
「あっ！ あっ！ あっ！ あっ！ あっ！ あっ！ い、いくぅ！ 両方いくぅ！ ひぃ！ ひぃ！ ぐひぃ！」
「フヒ、フヒ、ゆ、百合香ちゃん！ アナルとオマンコ、どっちもイっちゃうって言ってごらん！」
「はひ、はひぃ！ イ、イ、イっちゃうっ！ アナルとオマンコぉ！ どっちも、どっちもイっちゃううううううううう！ うぐ、うぐぅ！ い、い、いっ、いっぢゃうぅうううううううううううう〜！ おおおおおおおおぉ〜！」
「うぐ、こ、こっちも出るぅ……んぶ、ぶふううぅ！」
「ひぎぃいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいぃーッ！」
あそこの奥に、熱く激しい迸りを浴びながら――私は、あまりの快感に、意識を失ってしまいました……。
その後、私は、裸のまま、しばらく眠ってしまいました。
そして、目を覚ましてからは、三人と、またセックスをしました。
あそことお尻で何度もセックスし、快感のあまり失神し、眠って、目を覚まし、合間合間に簡単な食事をしてから、また、気を失うまでセックスしました。
何度目かの失神から目を覚まし、窓の外を見ると、空は、もうすっかり暗くなっていました。
この後、どうすればいいのか、霞がかかったような頭でぼんやりと考えていると――男の人達が、ある提案をしました。
いえ、それは、脅迫に基づく命令だったのかもしれません。
ですが、私は、どう考えても「いけないこと」であるその申し出に、ほとんど躊躇いを感じることなく、従ってしまったのでした……。
「ふぅ、ふぅ、ふぅ、んっ、んううっ……んあ、あふぅ……」
深夜――私は、椅子に座ったＣさんの腰に、背中を向ける格好で跨っていました。
私のお尻の穴――アナルには、Ｃさんの太いペニスが、根元まで収まっています。
もちろん、Ｃさんも、私も、裸です。
ＡさんとＢさんはすでに家に帰り、今は、部屋の中に私とＣさん二人きりです。はっきりとは聞いていませんが、たぶん、ここはＣさんの自宅なのでしょう。
Ｃさんは、私のアナルにペニスを挿入したまま、特に腰を動かすようなことはしていません。
ですが、時折、Ｃさんの手が私の胸をまさぐり、指先が乳首に悪戯をします。
「あうっ、あ、あン……んふ、んふン、あく……んっ、んくぅン……」
私は、そのたびに喘ぎ、机に向かっての作業を中断させてしまいます。
字が大きく乱れてしまったら、やり直しになってしまいます。すでに、五枚ほど、レポート用紙を無駄にしてしまっているのです。
「ゆ、百合香ちゃん、もう、書けたかなぁ？」
お尻の中のペニスを小さくゆすりながら、Ｃさんが尋ねました。
「あううン……ご、ごめんなさい……ふぅふぅ、も、もう、少しです……」
私は、そう言いながら、できるだけ丁寧な字で――家族への手紙を書き続けました。
高校の成績が思うように伸びないことに悩んだ末、人生を見つめ直すために家出をする、という内容の手紙です。
半ば以上、本当の気持ちですが、それを手紙に書くのは、男の人達に言われたからです。
何も書置きを残さないまま失踪すると、自殺を疑われ、警察の捜査が大掛かりになるから、というのが理由でした。
なので、私は、手紙の末尾に、けして死のうとは考えていない、という内容をしたためます。
それは、両親を安心させるためではなく――これまでの生活から逃れたかったからでした。
実際、手紙を書き上げた時、私は、ある種の解放感を味わっていました。
私は、両親の期待にただただ応えながらも、何の喜びも与えられない生活に、疲れていたのだと思います。
「あ、あの……か、書けました……ん、んふぅ……」
私は、そう言って、手紙を書いたレポート用紙を、震える手でＣさんに渡しました。
「うん……フヒヒ、よ、よくできました。これは、明日、ＡかＢに、遠くの町のポストに入れさせるよ」
手紙を読んだＣさんが、満足げに言います。
「はい……お願いします……」
「それじゃ、ご、ご褒美上げないとねぇ」
そう言って、Ｃさんが、下から腰を突き上げました。
「はぅううン！ ご褒美……んあっ！ あ、あ、ありがとうございますぅ……あっ、あふぅ！」
「これで、百合香ちゃんは、ボク達とセックスしまくり生活ができるようになったんだよ。う、嬉しいかい？」
さらにペニスを動かしながら、Ｃさんが耳元で尋ねます。
「んく、んっ、あふぅ……ハ、ハイ……んんっ！ う、嬉しい、ですっ……！ あっ、あっ、あうっ、あああ、お尻、気持ちいい……！」
感じているときはきちんと言葉にすることを、今日一日で徹底して覚えさせられた私は、そう告げながら、体をくねらせました。
「ボクも嬉しいよ、百合香ちゃん……ハァハァ、百合香ちゃんのアナルマンコ、さ、最高だよぉ……！」
Ｃさんが、弾んだ声で言いながら、リズミカルにペニスをピストンさせます。
「あうっ、んひいン! あっ、あっ、すごい……んぐ！ す、すごいぃ……！ あうっ、あひぃ、あ、あっ、あああっ！ お、お尻……ふぅふぅ、んあ、アナルっ、き、気持ちいいですうっ！ んっ、んぐっ、んひぃ！」
はしたない言葉を自分から口にすることでますます興奮しながら、私は、下半身から湧き起る妖しい快感に酔いしれました。
Ｃさんが、私の左右の乳房を捏ね回すようにしながら、椅子がギシギシと鳴るほど激しく、腰を繰り出します。
「あうううっ！ んうっ、あひぃ！ あっ、あっ、あっ、あっ、あっ、あっ！ だ、駄目！ 駄目！ イキます！ んぐ、もうイっちゃいますっ！ んひぃ！」
アナルにＣさんのものが収まっていた時からくすぶっていた快感が一気に高まり、私は、絶頂の予感に震えました。
「こ、こっちもイっちゃうよぉ。ふひ、ふひ、もうすぐまたザーメン浣腸してあげるから、いっしょにイクんだよぉ！」
「わ、分かり、ましたぁ……ひぃ、ひぃ、あっあっあっあっ！ あひ、あひン！ ひああああっ！ んひぃいいいいいン！」
お尻の穴の中で、Ｃさんのペニスが膨らんでいるのが、分かります。
私は、自分からもぎくしゃくと腰を動かして、快楽を貪ってしまいました。
「あぁ〜、出る出る出る！」
「あっ、あっ、あっ、出して、出してください！ んぐ、んっ、んあああっ、出してぇ〜！」
「――うううッ！」
「あ、あ、あ、ああああああ！ イ、イク！ お尻っ！ イク、イク、イクぅー！ イ、イクぅうううううううううううううううううううう！」
ビューッ！ ビューッ！ と激しい勢いでお尻の中に射精され、私は、体を仰け反らせながら達してしまいました。
お尻の中のペニスが、ビクビクと震えながら、二度、三度と、熱い精液を放ちます。
「あーッ！ あぁーッ！ ああぁーッ！ イ、イ、イ、イクううううううううううううううううううううううううううううううううううううゥーッ！」
Ｃさんの迸りを体の中で受け止めるたびに新たな絶頂を迎えながら……私は、またもや、Ｃさんの太い腕の中で失神してしまったのでした……。