ふたなりメイドさんとボク



 その朝、ボクはいつどおり、クロケルさんが来る前に目を覚ましました。
「――起きてるか?」
 ボクがベッドから降りたちょうどその時、クロケルさんがドアを開きました。
「クロケルさん、おはようございます」
「ああ」
 クロケルさんは、いつも通りのぶっきらぼうな口調で言いました。
 最初は、どうしてクロケルさんはいつも怒ってるんだろうと思ったのですが、どうやらクロケルさんはいつもこうらしいのです。
 クロケルさんは、キレイな人です。
 キレイなんだけど、ちょっと冷たい感じの人でもあります。
 さらさらの銀色の髪を肩の上で切り揃えているところなんかが、ますますその感じを強めてます。
 コハク色の目も、ちょっと吊り目で、何だか恐い感じです。少し、ネコさんに似てるかも。
 クロケルさんは、この家のメイドさんのなかでも、一番か二番くらいに偉い人です。
 僕は、リリトさんのペットですが、この家の中では使用人として振る舞わなくてはならないため、クロケルさんの言うことはきちんと聞かなければなりません。
「じゃあ、今朝もするぞ」
「はい、よろしくお願いします」
 ボクは、パジャマのまま、クロケルさんの足元にひざまずきました。
 クロケルさんが、ひらひらしたフリルのついたスカートをまくり上げます。
 クロケルさんのオチンチンが、ボクの目の前に現れます。
 クロケルさんをはじめ、この家のメイドさんは、ガーターベルトは付けててもパンツは履かない決まりなのです。
「失礼します……」
 ボクは、クロケルさんのオチンチンの先っぽに、ちゅっ、とキスをしました。
 ひくん、とクロケルさんのオチンチンが、震えます。
 ボクは、オチンチンの根元に指を添えて、先っぽのまぁるいところを口に含みました。
 そして、教えてもらった通りに、てろてろと舌で先っぽを舐めます。
「ん……ふぅ……んっ……」
 少しだけ、クロケルさんが息を漏らします。
 でも、リリトさんみたいに、すぐに気持ち良さそうな声は出してくれません。
 ボクは、舌を動かしながら、クロケルさんのオチンチンを口の中に飲み込んでいきました。
 口の中で、オチンチンが、ゆっくりと大きくなっていきます。
 声よりも、オチンチンの反応で、ボクは、クロケルさんの気持ち良さを知ることができるのです。
 ボクは、だんだん固くなっていくオチンチンの表面に、ぬるる、ぬるる、と唇を滑らせるように、頭を前後に動かしました。
 唇に、ちょっとごつごつしたオチンチンがこすれて、少しくすぐったいです。
「ん……もっと唾液を出してペニスを濡らしてみろ……」
「んぐぐ……ふゎい……」
 ボクは、オチンチンを口に咥えたまま返事をして、甘いものや酸っぱいもののことを考えてみました。
 そうしながら口をもぐもぐすると、ヨダレが溢れてきました。
「んぶぶ……ちゅぶ……じゅる……んじゅるっ……じゅぶぶ……」
 ヨダレを口の中に溜めたままオチンチンをおしゃぶりすると、すごくエッチな音になります。
 滑りもよくなって、唇にこすれる感じも、どんどん気持ち良くなっていくのです。
「んふー、んふー、んふーん……ちゅぶぶ、じゅる、じゅぶぷっ……じゅぽっ、じゅぽぽ、じゅぶぶ……」
 鼻から、自然と息が漏れちゃいます。
「んっ……いいぞ……その調子だ……」
 クロケルさんは、少しだけ声の調子を変えて、そう言ってくれました。
 クロケルさんに褒めてもらえるようになるまで、思えば、けっこうかかったような気がします。
 物覚えの悪いボクに、クロケルさんは、一生懸命にフェラチオの仕方を教えてくれました。
 そのことを思い出すと、何だか、胸がきゅーんってなります。
「んふっ、んふう、んふうぅン……んむ、んむむ、ちゅぼ……じゅぷっ、じゅぷっ、じゅぷっ……」
 ボクは、クロケルさんのオチンチンのサオのところに、舌を絡み付かせるようにしながら、フェラチオを続けました。
 クロケルさんのオチンチンは、もう、ビキビキです。
「はぁ……はぁ……よし、次は、舌の先で感じるところを舐めるんだ……」
「ふゎい……んちゅっ、ちゅぶ、れろれろ……ちゅぷぷ、んじゅっ、れろろろろ……」
 ボクは、ベロの先っぽをとがらせて、オチンチンの段になったところや、先っぽの切れ込みを舐めました。
 クロケルさんのオチンチンの先っぽから、いやらしい匂いのする汁が溢れてきます。
 ボクは、そのオツユをペロペロしながら、いつのまにかオチンチンをボッキさせてしまいました。
「んふっ、ふううっ、んむ、ちゅぶぶ……はふう……クロケルさん……ボク……」
 ボクは、自分のオチンチンをゴシゴシしたくなっちゃって、クロケルさんの顔を上目使いで見ちゃいました。
「ん……? 今日は駄目だ。その前に、私の女の部分に指で奉仕しろ」
「あうう……はい……」
 ボクは、クロケルさんのオチンチンをおしゃぶりしながら、ワレメに指を伸ばしました。
 クロケルさんの割れ目は、リリトさんのワレメみたいにふっくらとはしてませんが、それでも柔らかくてプニプニしてます。
 ボクは、クロケルさんのワレメを指でくちゅくちゅしました。
「あんっ……! す、する時は、きちんと一声かけるんだ……!」
「あうっ……ご、ごめんなさい……」
「分かればいい……つ、続けろ……」
「ハイ……」
 ボクは、オチンチンをちゅばちゅば吸いながら、右手でワレメをクニクニとまさぐりました。
 左手は、口に咥えきれないオチンチンのサオのところを、シコシコこすります。
 ワレメから蜜が溢れて、指をとろとろに濡らしました。
「くっ……なかなかだな……もっと強く吸え……」
「ちゅぶぶ、ハイ……んちゅっ、ちゅむむ、ちゅぶぶっ、ちゅむうぅ〜……!」
 ボクは、クロケルさんのオチンチンを、いっぱい吸いました。
「はぁ……はぁ……はぁ……はぁ……」
 クロケルさんが、控えめな喘ぎ声を漏らします。
 口の中のクロケルさんのオチンチンはビクンビクンしてて、ワレメはヒクヒクと震えてました。
「ちゅぶっ、ちゅぶぶ、んちゅっ、ちゅぷぷぷ……ちゅぶっ、ちゅぶっ、ちゅぶっ、ちゅぶぶぶぶ……!」
「くっ……!」
「んぶっ!」
 いつも通り、何の前触れも無しに、クロケルさんはボクの口の中に射精しました。
 苦いような、しょっぱいような、ぬるぬるの精液が、びゅーっ、びゅーっ、とボクの口の奥に当たります。
「あうっ、うっ、くううっ……ぜ、全部、飲むんだぞ……!」
「んっ、んぐぐっ、んぐ……けほっ、けほほっ、こほ……」
 ボクは、とても全部は飲み切れなくて、とうとう咳き込んじゃいました。
「ふー……ふー……ふー……ふー……こぼしたな……?」
「あううっ、ゴ、ゴメンなさい……」
「言い付けどおりにできなかったんだ。分かってるな?」
「ハ、ハイ……」
 ボクは、ベッドに手をついてお尻を突き出しました。
「いくぞ……」
 クロケルさんが、ボクのパジャマの裾をまくりあげて、お尻を剥き出しにします。
 ――ぴしゃっ!
「あうっ!」
 平手でお尻を叩かれて、ボクは悲鳴を上げました。
 ぴしゃっ! ぴしゃっ! ぴしゃっ! ぴしゃっ!
「きゃうっ! あっ! あうんっ! きゃひいっ!」
 連続してお尻を叩かれて、なんだか子犬さんみたいな悲鳴が出てしまいます。
 お尻がじんじんして、かーっと熱をもちます。
「……どうした? 叩かれて感じてるのか?」
 ちょっと上ずった声で、クロケルさんは言いました。
「そ、そんなことないですゥ……」
「しかし、お前のペニスは勃起したままだぞ……!」
 ぴしゃっ!
「きゃいいっ!」
 強く叩かれた拍子に、オチンチンが、ぺったん、とボクのお腹に当たりました。
 クロケルさんが言った通り、ボクのオチンチンはボッキしちゃったままでした。
「全く、本当にいやらしい奴だ……!」
 ぴしゃっ! ぴしゃっ! ぴしゃっ! ぴしゃっ!
「きゃあんっ! そ、そんな……あうっ! あんっ! あひいン!」
 ボクは、痛いのと恥ずかしいのとでベッドに突っ伏してしまいながら、お尻を叩かれ続けました。
「よし……これで最後だ……!」
 ずにゅうっ!
「あいいいいいいいいいいいいいいっ!」
 いきなり、クロケルさんがボクのお尻に指を突き入れました。
 ドビュッ!
 ボクのオチンチンが大きくしゃくり上げて、精液を発射しました。
 ビュクッ! ビュルルッ! ドビュウッ! ビュビュビュッ!
 一度だけでは収まらなくて、何度も何度も、オチンチンが精液を発射してしまいます。
「あ、あああ、ひあああああああン……」
 ボクは、気持ち良さに脚をガクガクさせながら、そのままそこにしゃがみこんでしまいました。
 ぬるん、とお尻の穴からクロケルさんの指が抜けます。
「ハァ、ハァ、ハァ、ハァ……」
「さあ……指が汚れてしまったぞ」
 クロケルさんが、ボクの目の前に、なんだかちょっとヌルってなった指を差し出しました。
「あふぅん……け、今朝も、ボクを厳しく躾けてくださって……ありがとうございますゥ……」
 そう言って、ボクは、クロケルさんの綺麗な指を口に含み、味がしなくなるまでちゅぱちゅぱとおしゃぶりしました。



「へえー、アベルくん、またクロケルちゃんにいじめられちゃったんだ」
 アリエルさんが、なんだか面白そうに言いました。
「そんなんじゃないですよォ」
 ボクは、そう言って、まだちょっとヒリヒリするお尻をかばいながら、洗濯物を干し綱にかけていきました。
 今日は、とてもいい天気です。春らしいぽかぽかした空の下で、小鳥さんが楽しそうに歌ってます。
「クロケルちゃん、厳しいからねぇ〜」
 アリエルさんは、洗濯物が一杯入った籠を両手で抱えながら、んふふ、って笑いました。
 アリエルさんも、クロケルさんと同じように、この家のメイドさんです。ボクよりずっとお姉さんのはずなんですが、背は、ボクよりちょっとだけ高いくらいです。
 ボクは、このアリエルさんと一緒にお仕事をするのが多いのです。
 実は、今ボクが着ているメイド服も、アリエルさんのお下がりだったりします。
「まあ、クロケルちゃんは、リリト奥様に忠実だからねえ。アベルくんのあっちの躾を任されて、張り切っちゃってるんでしょーね」
「たぶん、そうだと思います」
「クロケルちゃんも、奥様に拾われなかったら、どうなってたか分からないからね〜」
「そうなんですか?」
 クロケルさんもボクと同じように“拾われた”んだと聞いて、ボクはちょっとビックリしました。
「うん。そもそも、ウチのメイドは、この前の政変で地位を追われた貴族の娘が多いのよ。クロケルちゃんだって、もともとは第六階級の出身だもの。まあ、それくらいの出自のコは、実はこのお館にはゴロゴロしてるんだけど」
「ふえ〜」
 このお屋敷に来るまで貴族の人になんて会ったことなどなかったので、ボクは思わず声を上げてしまいました。
「アリエルさんも、貴族さんなんですか?」
「あたし? あたしは、よく分からない」
 そう言って、アリエルさんは、大きな目を悪戯っぽくぱちくりさせました。
「あたしの家は、この前の政変の前から何となく没落しちゃってたから。確かに古い家系だったみたいだけど、古ければいいってもんじゃないしさ」
「そうですか……」
「ま、ここでは前の身分なんて関係ないよ。いっしょに仲良くお仕事できればいいんじゃない?」
「そ、そうですね」
 ボクは、笑顔でそう言ったアリエルさんにつられるように、にっこりと笑いました。



 その夜、ボクはリリトさんにお部屋に呼ばれました。
「いらっしゃい、アベルくん……」
 スケスケの短いネグリジェ姿のリリトさんが、ベッドに腰掛けて、ボクを誘います。
「ハイ……」
 ボクは、いつも通り裸んぼになって、リリトさんの足元にひざまずきました。
 リリトさんのオチンチンは、もうボッキしてます。
 もちろん、ボクのオチンチンも、リリトさんのネグリジェ姿をみた瞬間に、元気よく立ち上がってしまってました。
「失礼します……」
 ボクは、ネグリジェの裾をうやうやしく持ち上げて、リリトさんのオチンチンにキスをしました。
「あン……」
 リリトさんのなんだか可愛らしい声を聞きながら、オチンチンを口に含み、舌を使います。
「ちゅっ、ちゅむっ、んちゅちゅ、ちゅぶ……ちゅぷっ、ちゅぷぷっ、んちゅうっ……」
「ああ……すごく気持ちいいわ……アベルくん、上手よ……」
 リリトさんは、ボクの髪を撫でながら、そう言ってくれました。
「ふふ……こっちを見て……私の顔を見ながらおしゃぶりして……」
「ふゎい……ちゅぷ、ちゅぶぶ、んちゅ……んむっ、ちゅむっ、ちゅぷうっ……」
 ボクは、恥ずかしさに顔を熱くしながら、リリトさんの方を上目使いで見ました。
 リリトさんの綺麗な顔が、ぽーっとピンク色に染まってます。
 優しい微笑を浮かべて目を細めながら、時折、ちろっと唇を舐めるところが、すごくエッチです。
「んむっ、ちゅぶぶ、んふうっ……はぁ、はぁ、はぁ……リリトさんのオチンチン、おいしいです……れろれろれろ……」
 ボクは、正直な気持ちでそう言いながら、リリトさんの大きなオチンチンを捧げ持ち、裏側をペロペロと舐め上げました。
「あああっ……そ、それ、すごくいいわ……あはぁっっ……ゾクゾクしちゃう……」
 リリトさんが、甘い声を漏らしながらクネクネと体を動かします。
 その動きに合わせて、ネグリジェから透けて見えるオッパイが、ふるん、ふるん、と揺れています。
「あうううン……す、すごいわ……あああっ、あっ、ああふううン……ねえ、アベルくん、オチンチンの先っぽ吸って……」
「分かりました……。んちゅっ、ちゅぶぶ、ずずずずず……ちゅむううぅ〜っ……!」
「ああんっ、あっ、あふっ、はあああっ……す、吸い出されちゃう……きゃひいいっ……!」
 リリトさんのオチンチンが、ますます膨らんで、ビクビクと震えてます。
 ボクは、先っぽのところを吸い続けながら、指でサオのところを上下にこすりました。
「あっ、あああっ……イっちゃう……もうイっちゃううっ……! オチンチンからミルク出ちゃう……あああっ!」
「ちゅっ、ちゅぶぶ、ぢゅるるっ……出ひて……いっぱい出ひてくらさい……リリトさんのオチンチンミルク飲ませてください……じゅじゅじゅじゅじゅじゅじゅっ……!」
「ああああああぁーっ、で、出ちゃうぅーっ!」
 ビュッ! ブビュッ! ビュビュビュゥーッ!
 口の中に、リリトさんの精液が次々と迸ります。
 ボクは、それを舌で受け止めながら、少しずつ、ごくん、ごくんと飲み干しました。
「あっ、あああああっ……の、飲んでくれてるのね……嬉しいわ……あはぁん……」
 リリトさんは、ハァハァと喘ぎながら、うっとりした声で言ってくれました。
 もう、その声だけで、ボッキしっぱなしのボクのオチンチンは射精しちゃいそうになってしまいました。
「うふふふふ……アベルくんのオチンチン、苦しそう……。でも、まだ触っちゃダメよ……」
「は、はい」
「いい子ね……」
 そう言ってリリトさんは、サイドボードにおいてあった鈴をチリンと鳴らしました。
「――お呼びでしょうか」
 隣の部屋に通じるドアから、クロケルさんが現れました。
 こんなふうに途中で別の人が来るのは初めてだったので、ボクは、なんだか恥ずかしいような気持ちになりました。
 一方、クロケルさんは、いつも通り、きりっとした顔のままです。
「クロケルさん……アベルくんをここまで教育してくれてありがとう」
「恐縮です」
 リリトさんに褒められたのが嬉しかったのか、クロケルさんは、表情はそのままで、ちょっとほっぺを赤くしました。
「それでね……ご褒美に、私の可愛いアベルくんを貸してあげようと思うの」
「はい?」
「えっ?」
 クロケルさんとボクは、ほとんど同時に声を上げてしまいました。
「さあ、クロケルさん、服を脱いで」
「あ、あの……それは……」
 クロケルさんが、今まで聞いたことのないようなおろおろした声を出します。
「うふふ……私、知ってるのよ……。あなた、隣の部屋で控えているとき、いつも私たちのことを覗き見してたでしょ?」
 にこやかな顔のまま、リリトさんが言いました。
「最近、アベルくんのオチンチンもいい具合に大きくなってきたし、きっとあなたも気に入るわよ」
「ですが……!」
「それとも、私の言うことなんて聞きたくない?」
 そう言われて、クロケルさんは、きゅっと唇を噛みました。
「わ……分かりました……奥様がそうおっしゃるなら……」
 クロケルさんが、ちょっと指を震わせながら、メイド服のボタンを外していきます。
 そして、クロケルさんは、頭の飾りと、ガーターとストッキングだけを身に付けた格好になりました。
 形のいいオッパイと、すらりとした足が、とても綺麗で、かっこよく見えました。
「…………」
 クロケルさんが、顔を赤くしながら、そっと手で胸とオチンチンを隠します。
「四つん這いになって、こっちに来なさい」
「う……は、はい……」
 クロケルさんは、ちらっとボクの方を見てから、言われたとおり、四つん這いになりました。
 そして、猫さんみたいに、こっちにやってきます。
 いつもてきぱきしてるクロケルさんがそんなふうにするのを見ていると、なぜか、胸の奥がザワザワしちゃいました。
「さあ、アベルくん……オチンチンで、クロケルさんを気持ちよくしてあげて」
 リリトさんが、ボクに顔を近付けながら言いました。
「は、はい……でも……」
 クロケルさんは、ボクなんかにされちゃって、いいんでしょうか?
 そう思うと、なかなか足を踏み出せません。
「うふ……アベルくんは優しいわね……」
 お見通し、といった感じで、リリトさんが言いました。
「クロケルさん。あなたからも、アベルくんにお願いしなさいな」
「は……はい……」
 クロケルさんが、四つん這いのまま、ボクの方に琥珀色の瞳を向けました。
「アベル……そ、その……私のことを、犯してくれ……頼む……」
 そう言うクロケルさんの目に、うっすらと涙が滲んでいます。
 でも、ボクには、クロケルさんが悲しんでるようにはなぜか思えませんでした。
「はい……クロケルさん……」
 ボクは、クロケルさんの真っ白なお尻の方に移動しました。
 お尻の穴と、そして、アソコが、丸見えになってます。
 ピンク色のアソコは、濡れてキラキラ光ってました。
「じゃあ、行きますね……」
 ボクは、さっきからボッキしっぱなしのオチンチンを、クロケルさんのアソコに当てました。
 そのまま、ずにににに……とオチンチンを入れていきます。
「あくっ……う、うううっ……!」
「どう? アベルくんのオチンチン、いいでしょう?」
「あああっ、そ、それは……あうっ、うんっ、んくうっ……!」
 クロケルさんが、必死にエッチな声が漏れるのを我慢しながら、リリトさんに答えようとします。
 ボクはと言うと、リリトさんとはまた違った感じのアソコの感触に、うっとりとしていました。
 リリトさんのアソコは柔らかく包み込んでくるみたいで、オチンチンがとけちゃいそうな感じなのですが、クロケルさんの方は、ぴったりと吸い付いてくるような感じなのです。
「アベルくん……私とクロケルさんのオマンコ、どっちが気持ちいいかしら?」
「そんな……そんなの比べられません……はふうっ……」
「んふふっ、まあいいわ。さあ、いっぱいオチンチンを動かしてクロケルさんを気持ちよくしてあげなさい」
 リリトさんは、瞳をキラキラ光らせながら言いました。
「はい……!」
 ボクは、クロケルさんのきゅっと締まった腰に手を置いて、ずんずんと腰を動かしました。
「あうっ、あん、あああっ……うっ、うくうっ……んんんんんっ……!」
 クロケルさんが、じゅうたんに爪を立てるようにしながら、声が出るのをこらえてます。
 ボクは、普段リリトさんにしているとおり、浅く動かした後で深く突いたり、腰を回すようにしたりしました。
「あうううっ、あっ、あくうっ……そ、そんな……あひっ、ひいいン……!」
 クロケルさんの声が、だんだんと大きくなってきました。
 アソコから溢れたエッチなシロップで、ボクのオチンチンがヌルヌルになっていきます。
「はっ、はひっ、ひいいン……やあっ……そ、そんなに動かすなっ……あくううっ……!」
「ダメよ、アベルくん。もっともっと腰を動かしなさい」
「ハイ……!」
 ボクは、クロケルさんにではなくリリトさんに返事をして、ますます激しく腰を動かしました。
「あううン! あくっ! はひいいっ……! あああっ……この子に、こんなにされるなんて……あうううっ……!」
 クロケルさんの声に、ぐっちゅ、ぐっちゅという湿った音が重なります。
「あああっ、やっ、いやだっ……声が出るっ……あひいいン! うっ、ううっ、うく……くううううううン……!」
「ああ……クロケルさんがこんなに恥ずかしそうにしてるのを見るのは久しぶりだわ……」
 そう言ってリリトさんは、ネグリジェをまくりあげ、びきびきになったオチンチンをクロケルさんの目の前に差し出しました。
「どう……? いつもお仕置きしてる男の子に犬みたいに犯される気分は? 屈辱でしょう?」
「うううっ、ハ、ハイ……悔しいです……んくっ、あっ、あああっ、あんっ……あひいいっ……!」
「でも、それで余計に感じちゃってるのよね?」
「あああっ……そ、そうですっ……クロケルは……クロケルは感じてしまってますうっ! あうっ、あっ、あああああっ!」
「全く……本当にいやらしいコ!」
 そう言って、リリトさんが、オチンチンでクロケルさんの顔を叩きました。
「あうっ……! はぁ、はぁ……ああ、奥様……もっとしてください……! もっと私を辱めてください……!」
「分かってるわよ。私のチンポでいっぱいビンタしてあげるわ……!」
「あぁ〜ン、う、嬉しいィ……っ!」
 いつもからは考えられないような甘い声をあげたクロケルさんの顔を、リリトさんの大きなオチンチンが、ぺたん、ぺたん、って叩きます。
 ボクは、クロケルさんがリリトさんのオチンチンに苛められてるのを見てるうちに、ますますオチンチンを大きくしてしまいました。
 自然と、腰の動きの方も速くなってしまいます。
「あああっ、あうっ、あひっ、ひいいン……! そ、そんなに激しく突かれたらっ……あああああっ!」
「い、痛いですか? クロケルさん……」
「痛くはないが……でもっ……! あああんっ! あひっ、きひいいいいっ……! お、おかしくなるうっ……あはあっ!」
 クロケルさんは、おっきな声で喘ぎながら、ヒクヒクと体を震わせました。
「あうっ、あくっ、あっ、あああああああ……! ダメぇ……私、私ダメだっ……あひいいいっ!」
「ハァ、ハァ……なあに、クロケルさん、もうイっちゃいそうなの?」
 クロケルさんの頭を抱え、ぐりぐりとオチンチンを顔に押し付けながら、リリトさんが訊きました。
「はい、イキそうです……っ! 私は……クロケルは、奥様のペットのオチンポでイっちゃいそうですうっ! あひいいいいっ!」
「いいわよ……。アベルくん、クロケルさんをイかせてあげなさい」
「はい……わ、分かりましたっ……!」
 ボクは、今にも爆発しちゃいそうなオチンチンで、いっぱいクロケルさんのオマンコをズボズボしました。
「きゃひいいいっ! あああっ! あぁーっ! 私、イクっ! ホントにイクう……! あっあっあっあっあっあっ……!」
 ぎゅうぅーっ、とクロケルさんのオマンコが、ボクのオチンチンを締め付けます。
 もう、息をするのも難しいくらいの気持ちよさです。
 ボクは、お返しのつもりで、クロケルさんのオチンチンをぎゅっと握り、ゴシゴシこすってあげました。
「くひっ! ひんっ! きゃひいいいいっ! そ、そんなとこまでっ……! うあああああああ!」
 ボクの手の中で、ガチガチにボッキしていたクロケルさんのオチンチンが、びゅくん、びゅくんと暴れます。
「クロケルさん、いい顔よ……! さあ、私のチンポもイかせなさい……!」
 リリトさんが、クロケルさんの口に、無理やりにオチンチンを入れました。
「むぐぐっ、おっ、おふっ、んはへえっ……! ちゅぶ、ちゅぐぐ、んぢゅっ、ちゅぶぶぶぶぶ……んぶっ、ちゅぶぶ、ずぞぞっ……!」
 クロケルさんが、口元から涎をこぼしながら、リリトさんのオチンチンをおしゃぶりします。
 口とアソコをいっぱい犯され、ぽろぽろと涙をこぼしながら、クロケルさんは、とっても幸せそうな顔をしていました。
 リリトさんも、クロケルさんの口の奥の方にまでオチンチンを出し入れしながら、とっても気持ちよさそうです。
 そして、ボクも、あまりの気持ち良さにもう限界になってました。
「あああっ……ク、クロケルさん……ボク、ボクもう……出ちゃううっ!」
「んぶっ、んぐぐ、ぷはあっ……来てっ……来てくれっ……! 中に、お前の精液を……あああああああンっ!」
「あっ、あっ、あっ、あっ、出るーッ!」
 ビュッ! ドピュッ! ドピュピュ! ビュビュビュブブブブブッ!
「あああああああぁ〜っ! イクっ! イクっ! イクっ! イクっ! イクううううううっ!」
 クロケルさんが、背中をそらすようにしながら、イっちゃいました。
 ドビュー! ビュ! ビュ! ビュ! ビュ! ビュ! ビュ! ビュルル! ビュルルッ! ビュッ!
 クロケルさんのオチンチンからも、精液がすごい勢いで溢れ出ます。
「うあっ、あああ……きもちいいひいぃ……両方でイクの気持ちよすぎる……んはああああ……!」
「はあああぁ……クロケルさんのアヘ顔、とっても素敵よ……あふうううン……!」
 リリトさんが、オチンチンで、クロケルさんの顔に、ヨダレやオチンチン汁をなすりつけます。
「ああっ、わ、私も出そうよ……あっ、あああんっ……出ちゃう……! 出ちゃうわっ……! あひいいいいン!」
 ブビュッ! ドビュビュビュビュビュ! ボビュゥーッ! ビュルルルルルル! ドピュウウウウウウウウッ!
「あぶっ、うぶぶっ、へはあっ……! あ、あああっ……奥様の精液……あああっ、またイクっ! イキますううっ! イ、イ、イ、イグううううううううう!」
 顔にいっぱいリリトさんの精液を浴びて、クロケルさんが、またイっちゃいます。
 クロケルさんのオマンコがぎゅーぎゅーボクのオチンチンを締め上げ、最後の最後まで精液を搾り出そうとします。
 ボクは、頭の中を真っ白にしながら、思わず後からクロケルさんの体を抱き締めちゃいました。



 そして今日も、ボクは、このお屋敷でみんなに可愛がられているのです。




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