Alice04



 場所は、ありすの自宅内にある、広々とした浴室――
 いつもポニーテールにしている淡い栗色の髪をアップにまとめたありすが、大きめのタオルで慎ましく前を隠しながら、その浴室に入った時、中年男は、すでに大型の浴槽の中にその肥満体をくつろげていた。
 中年男は言うまでもなく全裸であり、しかも脱衣場には脱ぎ捨てられた服はなかった。唯一の論理的帰結として、中年男は一糸もまとわぬ姿でこの邸内を出入りしていることになるのだが、ありすは、まるで不思議に思っていない様子だ。
 中年男を見るありすの顔に浮かんでいるのは、深い思慕と、そしてその幼さに似合わぬ艶っぽい期待の表情のみである。
「今日も、お客さんのお相手をする日だったっけ?」
 中年男に粘っこい声でそう尋ねられると、ありすは、その柔らかそうな頬を赤く染めた。
「ハイ……いっぱい、可愛がっってもらいました……」
「ぐふふ、確かに、ありすちゃんから、ザーメンの匂いがしてくるよ」
「えっ、本当ですか?」
 ありすが、素直な驚きの声をあげ、自らの左の二の腕の匂いを嗅ぐ。
「その様子だと、いっぱいかけてもらったみたいだねえ。洗ってあげるから、こっちに来てごらん」
「ハイ」
 恥ずかしそうな、そして嬉しそうな顔で返事をして、ありすは、タオルを壁のタオル掛けに丁寧に掛けた。
 ありすの下半身に、前方から見るとT字型の、革製の下着とでもいうべきものが装着されている。
 それは、いわゆる貞操帯だった。
 後方から見た場合、革のベルトが鈍角のV字になっており、アヌスが露出している。それゆえ、排便や、それ以外の別の行為も妨げないはずだ。
 ありすは、その細い指先で貞操帯の留め金をロックしている南京錠に触れながら、物欲しげな目で中年男を見つめた。
「あ、あの……今日は……だめですか……?」
「うん。ありすちゃんには、これからたっぷり味比べをしてもらおうと思ってねぇ」
 中年男の言葉に、ありすが頬を染める。
「それに、心配しなくても、この前のできちんとデキてるよ」
 そう言って、中年男が、ありすを手招きする。
 ありすは、頬を上気させたまま、そのほとんどが床下に埋め込まれている大理石の浴槽に入った。
 たっぷりと張られた湯が溢れ、排水口に吸い込まれる。
 ありすは、中年男の胡座の中に、ちょこんと後ろ向きに座る姿勢になった。
「ありすちゃん、今日のお客は、何人?」
 ありすの体に無遠慮に手を這わせながら、中年男が尋ねる。
「あっ、あの……4人、です……」
「4人! ずいぶんいっぺんに相手したんだねぇ!」
 中年男が、わざとらしく驚いて見せる。
「あううっ……は、恥ずかしい……」
 ありすの頬が、湯船に入っているのとは別の理由で紅潮する。
「お客さん達は、どんな人達だったのかな?」
 少女らしい羞恥の表情と、貞操帯というセックスに直結する器具のギャップを楽しむように、交互に粘ついた視線を上下させながら、中年男がありすに訊く。
「えと、えと……年は、その……パパと同じくらいのおじ様ばかりで……ふぅ、ふぅ……皆さん、最初から、とっても興奮してました……」
「そりゃあ、今のありすちゃんの格好を見たらねえ。で、乱暴にされなかった? 無理やりこれを外されそうになったりとか」
 中年男が、太い指の先端で、貞操帯のうちの性器を覆っている部分をコンコンと叩く。
「そ、それは、なかったですけど……でも、皆さん、ちょっと強引で……」
 もどかしげに腰をもじつかせながら、アリスが答える。
「ありすのごあいさつの途中で、いきなりベッドに押したおしたりして……それで、その、鼻息とかもすごくてぇ……ふぅ、ふぅ……」
「それで、まずどんなふうにされたの?」
「あの……えと、その、胸を……んっ、胸に、キスされて……両方いっぺんに吸われて……」
「その時、もう、乳首こんなだったのかな?」
 中年男が、卑猥な笑みを浮かべながら、ありすの桜色の両乳首を左右の手の指先で嬲る。
「んああっ……あ、あの……ハイ……ちくび……すぐにたっちゃいました……ハァ、ハァ……」
 恥ずかしがりながらも、ありすは素直な口調でそう報告する。
「んで、残り2人は? オッパイ担当が2人いても、もう2人いるでしょ?」
「ハイ……その……1人は、ありすとキスしてました……はぁはぁ、キスは、おっぱいの人と3人で、代わりばんこに……んふ、んふぅ……えっ? ん、んむっ?」
 中年男が、ありすの首を強引に後ろ向きにし、その可憐な唇を、ぬらぬらとしたその唇で塞ぐ。
 その間も、中年男の両手は、左右の乳首を弄り続ける。
「んむむ……んふ、んふぅ……チュッ、チュッ、チュッ……んちゅちゅちゅちゅ……ずるるる、じゅる……ゴクッ……」
 ありすが、愛しげに中年男の舌に舌を絡め、唇を吸い、口腔に注ぎ込まれた唾液をためらうことなく嚥下する。
 ひとしきり日欧ハーフの美少女の口唇を堪能した後、中年男は、ようやく唇を離した。
 ねっとりとした唾液の糸が、しばし、ありすと中年男の口元をつなぐ。
「はぁ、はぁ、はぁ……」
「それで、最後の1人は?」
「え……? あ、ハイ……その……1人は、ずっと、ありすの足の指をおしゃぶりしてました」
「へえぇ〜、それはイイ趣味だなあ」
 そう言いながら、中年男が、ありすの右の太腿に手を当てる。
 それだけで中年男の意図を察したのか、ありすは、そのすらりとした脚を大きく上げた。
 新体操のトレーニングの賜物か、ありすが、右脚を自らの体に密着させるように垂直に立て、何の苦も無くその足先を肩越しに中年男の口元へと届かせる。
 中年男は、舌なめずりをしてから、ありすの右の足先をその大きな口に含み、丹念に舐めしゃぶり始めた。
「ひゃうっ……あっ、あン、くすぐったい……んふふっ、あ、あふ……あっ、あふっ、んふふ……んは、はあぁン……」
 ありすの唇から、艶っぽさを帯びた控え目な笑い声が漏れる。
 中年男は、ありすの右脚を支えたまま、今度は左脚を同様に上げさせた。これにより、ありすは、中年男の胡坐の中にヒップを収めたまま、前屈の姿勢になる。
 そして、中年男は、ありすの左の足先にも同様に、ねろねろと舌を這わせた。
「んふふっ……あ、あん、あふぅ……んっ、んぐ、んふっ、はふ……あ、あっ、あうっ……んんン……」
 ありすの可愛らしい、しかしどこか苦しげな声が、浴室に響く。
 中年男は、ありすの左右の足先を交互に口に含み、貪るように愛撫した。
「あふ……んあっ、あっ、あふ……あぁン……はぁはぁ……ん、んふぅ……」
 笑い声が、完全な喘ぎに変わった頃、ようやく、中年男はありすの足指への口唇愛撫をやめた。
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ……」
 ありすが、前屈の姿勢から、いわゆるM字開脚のポーズになり、そのなだらかな白い背中を中年男に預ける。
「それで、その後は?」
「んあ……そ、その……ん、んんん……」
 中年男の胡坐の中で、貞操帯に戒められたヒップをもじもじと揺すりながら、ありすが言葉を続ける。
「その後は……はぁ、はぁ……おじ様たちに、んく……じゅ、順番に、おしりを……おしり穴まんこを、お、お、犯されました……ん、んふ、犯してもらいました……!」
「へぇ〜? 4回連続で?」
「あ、あの……もっとです……ハァ、ハァ……おじ様たち、1人で、2回も、3回もしてくれたから……んく、10回以上、おしり穴まんこで……せ、せっくすっ……ンああ、あなるせっくすっ、し、しちゃい、ました……! あうううっ……!」
 その興奮の具合を示すように、ありすの声が、次第に大きくなっていく。
「なるほどねぇ〜。4人のオジサンの連続ザーメンミルク浣腸で、ありすちゃんのケツ穴マンコはぐちょぐちょになっちゃったんだね?」
「は、はいぃ……! んぐ、ざーめんみるくのお浣腸で……はっ、はっ、ありすのお尻は……んく、ケツ穴まんこは……ぐちょぐちょ……っ! ぐちょぐちょでした……!」
 中年男の卑猥な言葉を、ありすが繰り返す。
 にんまりと笑いながら、中年男は、ありすの幼い菊門に右手を伸ばした。
「ひああっ!」
 指先をアヌスに浅く挿入され、ありすが体をのけぞらせる。
 中年男は、ますます笑みを大きく下品なものにしながら、ありすの肛門をマッサージするように愛撫し始めた。
「あうっ、あっ、あふ、あ、ああぁン……! あっ、あっ、あく……ご主人様ぁ……ん、んふ、んふン、あふ、んふぅン……!」
 排泄器官を弄られながら、ありすが、鼻にかかった甘え声を上げる。
 ありすのその部分は、中年男の指を易々と飲み込みつつも、キュッ、キュッと小気味良く締め付けていた。
「うほぉ、ありすちゃんのお尻の中、ザーメンうんちでぐっちょぐちょだよぉ〜」
 ありすが、その告白通りに菊穴を何度も犯された証を指先に感じ、中年男が、変態じみた嬌声を上げる。
 そのペニスは、すでに隆々と勃起し、ありすの尾てい骨の辺りを力強く圧していた。
「ああぁン……ご、ご主人様のぺにす……す、すっごく固くなって……はっ、はっ、はっ、ほ、欲しい……んく、ご主人様のぺにすが欲しいぃ……欲しいですぅ……!」
 潤んだ瞳で流し目を寄越し、ありすが、あからさまなおねだりをする。
「ふぅふぅ、ボ、ボクもすぐにありすちゃんにブチ込みたいけど、でも、まずはチンポマーキングを上書きしないとねぇ」
 そう言って、中年男が立ち上がり、浴槽に座るありすの前に回り込んで、その頭に両手を添える。
 そして、勃起したペニスを、ありすの愛らしい顔に何のためらいも見せずに押し付け、ずりずりと無遠慮に擦り付け始めた。
「んぷ、ぷはぁ……あぁん、ご、ご主人様のぺにすぅ……んぶ、ぷは、んぷぅ……スンスン……」
 ありすは、従順な表情で中年男の肉棒による顔ズリを受け止め、溢れ出る先汁の匂いを小鼻を膨らませて嗅いだ。
「あぷ、んぷぅ、ハァ、ハァ、す、すごい匂いですぅ……んあ、はへぇ……ご主人様のぺにすの匂いぃ……すご、すごく臭くてぇ……あっ、あっ、んふ、んはぁ……」
 ありすが、うっとりと口を半開きにし、縦横無尽に自らの顔の上で暴れる中年男の牡器官を舌でくすぐる。
「おっ、おっ、おぅ……ふうふう、つ、次は、おっぱいだよ」
 その言葉だけで中年男の意図を察し、ありすが浴槽の中で膝立ちになる。
 そして、ありすは、中年男のシャフトに右手の指を絡め、カウパー氏腺液を塗りこめるように、亀頭部を自らの乳首にぐりぐりと押し付ける。
「うあっ、お、おおぅ……いいよ、いいよ、ありすちゃん。とっても気持ちいいよぉ」
「ハァ、ハァ、ご主人様ぁ……ご主人様のぺにすでぇ……ふぅふぅ、ありすを、んく、ザーメン臭くしてください……ザーメンの匂いのする女の子にしてくださいぃ……ハァ、ハァ、んふぅ……」
 中年男の肉幹を、風俗嬢もかくやというような手付きで捻るように扱きながら、ありすは、亀頭を自らの左右の乳首に交互に擦り付ける。
「うひ、うひ、うひ、もう、出るぅ……!」
 ありすの変態的な奉仕に、中年男は、情けない声を上げながら、精液を発射した。
「んあっ! あっ、あつ、あついぃ……! ハァ、ハァ、ハァ……!」
 軽い絶頂に達したのか、体をひくつかせながら、ありすが、膨らみかけの胸に飛び散るザーメンを、可憐な指先で肌の上に塗り伸ばす。
「ふひ、ふひひ、ふひ」
 中年男は、喘ぐような笑い声を上げながら、ありすの肩を押さえてまた座らせ、まだどぷどぷと精を放ち続けているペニスを、少女の顔面になすり付けた。
「んぶっ、ぷあっ、あへぇ……くしゃい、くしゃいですぅ……ハァ、ハァ、ハァ……じゅる、んぐ、ゴクッ……」
 白濁まみれになった顔に蕩然とした表情を浮かべながら、ありすは、口元にへばり付いたゼリー状の精液を舐め取り、愛しげに嚥下した。
「ふぅ、ふぅ、ふぅ、ふぅ……ふひひ、次は、お待ちかねのザーメン浣腸だよぉ」
 ありすの顔に肉棒を擦り付けているうちに勃起を回復させた中年男が、そんなことを言いながら、ありすの髪を撫でる。
「あああっ……お、お願いしますぅ……」
 ありすは、もどかしげに立ち上がると、身を翻して中年男に背中を向け、浴槽のふちに両手をついて、貞操帯に戒められたままのヒップを突き出した。
「ありすの、ドスケベなウンチ穴まんこに、ご、ご主人様のぶっといお浣腸……はぁはぁ、ぶ、ぶち込んでぇ、あっ、あっ、あなるアクメ、キメさせてくださいっ!」
 あどけないその唇から発せられたことが信じられないような卑猥な言葉で、ありすが、中年男を誘う。
 中年男は、まだ幼さの残るありすの腰を両手で押さえ、すっかり硬度を取り戻した肉棒の先端を、ほとんど色素の沈着していないアヌスに押し付けた。
「はっ、はっ早くぅ……! 早くください……! ありすのお尻にぺにすください!」
 そのまま動かない中年男に、ありすが、もじもじとヒップを揺すってせがむ。
「そんなこと言って、もう、お客さん達にたっぷり可愛がってもらったんじゃないのぉ〜?」
 中年男が、鼻息を荒くしながら、嬲るように亀頭で菊穴の周辺を刺激する。
「んく、んふぅ、でも、でもぉ……ご主人様のがいいんですぅ! ご主人様のぶっといぺにすが、い、い、いちばん好きなんですうっ!」
「ふひ、ふひひひ、そ、それじゃあ、ありすちゃんの大好きなチンポ、突っ込んであげるよお!」
 そう言って、中年男が、腰を進ませる。
 ありすの肛門は、皺が無くなるほどに大きく拡がりながら、中年男の醜悪な肉棒を健気に咥え込んでいった。
「ひぐ! う、うああっ、あ、ああああっ! お、おっき、おっきいっ! んふ! ご主人様のぺにすぅ、や、やっぱり、いちばん太いぃ! んひ、ひぃいいいいいいいいン!」
 変態的な快楽に背中を反らしながら、ありすが、悲鳴じみた歓喜の声を上げる。
「ふぅふぅ、あ、ありすちゃんは、やっぱり太いチンポが好きなんだ?」
「はへ、はへ、んぐ、ご主人様の、ぶっといぺにすが、す、好き、好きですぅ! あっ、あああんっ! 好き、好き、大好き、あっ、す、好きぃ〜!」
「ぐひひひ、ボ。ボクも、ありすちゃんのケツ穴マンコ大好きだよぉ〜。フン、フン、フン、フン……!」
 中年男が、白桃のようなありすのヒップに指を食い込ませながら、肉棒をピストンさせる。
「うぐぅ! あ、あう、あうっ、うぐ、んぐぐっ! は、はひ、はひぃ! ごりごり、ごりごりしてるぅ! んひ、んひ、ご主人様の、ぺにす、ぺにすでぇ! んは! ありすの、ありすのお尻の穴ぁ、んぐぐ、んひ、あ、あああ、あっ、ああああああああ!」
 快楽器官として調教し尽くされた直腸を肉幹でこすり上げられ、ありすが、広大な浴室全体に反響するような喘ぎ声を上げる。
「うひ、うひ、うひ、うひ……!」
 不気味な声を上げながら、中年男が、ありすの可憐なアヌスをさらに犯す。
「ひあっ、あっ、あは、あはぁ! イク、イクぅ! イっちゃうっ! お尻、お尻の穴っ! イ、イキます! あああ、イク、イク、イク、イクぅ!」
 これまでずっと教育されてきたとおり、ありすは、自らの絶頂が近いことを言葉で伝える。
 それを聞き、中年男は、ますます腰の動きを激しくした。
「ひああああああ! いっ、いっ、いくうっ! あっあっあっあっあっあっ! いく、いく、いく、いくぅうううううううううううううううう!」
 ありすが、肛門で絶頂に達する。
 それと同時に、中年男は、その欲望を少女の直腸内にぶちまけた。
「ンあああああああ! 熱ッ! 熱いィ! ヒッ、ヒッ! イクッ! あっあっあっ! お浣腸でっ! ざーめんお浣腸でイク! ありすイクぅううううううううううううううううううううううううぅーッ!」
 さらなる絶頂を極め、ありすが、ビクビクと全身を痙攣させる。
「ふーっ、ふーっ、ふーっ、ふーっ……!」
 中年男は、射精を終えた肉棒を根元までありすの腸内に押し込んだまま、しばし、余韻を楽しむように呼吸を整えた。
「ハァ、ハァ、ハァ、ハァ……はへえぇ……やっぱりぃ……ご主人様の、ぺにすがぁ……いちばん……いいれすぅ……んは、あへぇ……」
 大理石張りの床にぐったりと上体を横たえ、ありすが、うっとりとした顔で呟く。
「うひひ、まだまだ終わりじゃないよ。ありすちゃん」
「ああン……う、うれひぃ……」
「じゃあ、こんどはありすちゃんのアヘ顔を見ながらズコバコしちゃおうかなぁ」
 そう言って、中年男は、ありすの体を、そのアヌスに挿入されたままのペニスを軸に、半回転させようとする。
「んあうっ……は、はひ……あうっ、んううぅ……」
 未だ力を漲らせたままの肉棒で絶頂直後の直腸内を刺激され、声を上げながら、ありすが、自ら脚を開き、胴をよじって、中年男に協力する。
 結果、ありすは大理石の床に仰向けになり、床面から少しだけ浮いた浴槽の滑らかな縁に腰を乗せるような格好になった。
 その下半身を、浴槽の中でガニ股になって腰を落とした中年男の肉棒が、依然として貫いている。
「はぁ、はぁ、はぁ……んく、ご主人様ぁ……」
「さあ、いくよぉ、ありすちゃん……!」
 中年男が、ありすの両の足首を掴み、V字に開脚をさせてから、腰を使い始める。
「ひううっ! うぐ! んあっ、あっ、あっ、あくぅ! は、はひ、あひぃ!」
 ありすが、上半身をくねらせながら、肛姦のアブノーマルな快楽に声を上げる。
「ふう、ふう、ありすちゃん、感じてるんだね? すっごくエロい顔してるよぉ〜」
「ンああああっ、は、恥ずかしいっ! んぐ、んぐ! で、でもっ、か、感じちゃう、んああっ、うんちの穴、感じちゃうんですぅ! は、はひっ、んひ、ひああああン!」
 ふるふると首を振るありすの下半身を、斜め上に突き上げるように、中年男が腰を使う。
「あううっ! んぐ! んあっ! あああああっ! あひっ! あひっ! あひっ! 気持ちイイっ! イイですっ! うんち穴、うんち穴まんこっ! いっ、いいいいっ! いいです! あっ、あっ、あっ、イイぃいいいいいいいいいいッ!」
 白い歯を食いしばり、口元から涎を垂らしながら、ありすが、湧き起こる快楽に声を高くする。
 中年男は、半ば浮いたありすの腰の中央にある菊穴を、膨れ上がったペニスでさらに蹂躙した。
「はっ、はひっ、はひぃ! ひ、ひぐ! いくうっ! あっ、あっ、イキますっ! またお尻イキますうっ! いっ、いっ、いっ、いくっ! いくうっ! いくううううううううううッ!」
 ありすが、再びアナルセックスによる絶頂に達する。
 だが、中年男は、休むことなくピストンを続けた。
「ンああああっ! ら、らめっ、らめぇ! イった、イったのにぃ! んひ、んひっ、ひいいいいいいい! イっちゃう! またすぐイっちゃうっ! あっ、あっ、あっ、いいいっ、いくぅううううううううううううぅーッ!」
 連続してアクメを迎え、ありすが、ブリッジのように背中を弓なりに反らす。
 中年男は、足首から手を放し、ヒクヒクと痙攣するありすの腰を抱え、さらに肉棒を繰り出した。
「あぐぐっ! ひあっ、あっ、ああああああああ! イク、イクっ、イク、イクうっ! ありすのお尻ぃ、い、いくの止まらないれすぅ! は、はひ、いっ、いっ! いくーっ! いっ、いっ、いっくぅうううううううううううううううううーッ!」
 ありすが、その白く長い脚を中年男の腰に絡みつかせ、絶頂の声を上げ続ける。
「はあ、はあ、どうだい? お客さんと比べてどう? お客さん達のチンポは、こんなふうにしてくれたかな?」
「いえっ、いえっ! あううっ! ご主人しゃま! ご主人しゃまだけぇ! ありすのウンチ穴マンコが、こ、こ、こんなにイキまくるのっ! ンあああっ、ご主人しゃまの、ハァハァ、ご主人しゃまのぺにすらけれすうっ! あひっ! いぐっ! いっ、いぐっ! ああああっ、いぐううううううううううううううううううう!」
 二人の結合部の隙間から、撹拌され、泡立った白濁液が溢れ出る。
 中年男は、ありすのすらりとした両脚にがっちりとホールドされている腰を、小刻みに、しかし一際激しく揺すった。
「あっ、い、いぐっ! いっ! いぐ! いぐ! いぐっ! いぐうっ! あっあっあっあっあっあっ! いぐ、いぐ、いぐ、いぐっ! ンあああああああああああああ! いいい、いぐッ、いッぐぅうううううううううううううううううぅーッ!」
 少女らしからぬ嬌声を張り上げながら、ありすは、ガクガクとその華奢な体を痙攣させ、アナルセックスがもたらす変態的な絶頂を貪った。
「うひっ、出るっ、出るっ、出るうっ!」
 中年男が、根元までその肉棒をありすの肛内に挿入し、そして、射精する。
「んひぃいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいィー! あっ、あついっ! あついぃ〜! あ、あああああああ、あああ! イ、イクぅううううううううううううううううううううううううううううううううううううゥーッ!」
 更なる高みに達したありすの直腸に、中年男が、なおも精液を注ぎ込む。
「あーッ! あーッ! あーッ! あ、あああ、あッ! あひっ! ひいッ! ひいいぃーン!」
 ありすが、大理石の床の上で、間欠的に全身をおののかせる。
「ひ……はッ……あひ……んは……あ……あっ……ああぁぁぁ……」
 半ば意識を失いながら、肺の中の空気のほとんどを快楽の絶叫に変えたありすが、さながら金魚の如くぱくぱくと口を開閉させる。
 そして、ありすは、ぐったりと、その体を弛緩させた。
「は……はひ……んひ……あひ……はぁ……はぁ……はぁ……あひぃ……」
 中年男が身を引き、ありすは、仰向けのまま、両脚をだらしなく開き、曲げた両膝の下を湯船に浸ける姿勢になる。
 そして、そのアヌスから、ブピブピと信じられないほどに下品な音をたてながら、驚くほど大量の精液が溢れ出た。
「あ……ンあああっ……あは……あはァ……」
 ほとんど失神した状態のまま、ありすは、男達に注ぎ込まれた欲望の証を排泄し続けながら、いつまでも甘い声を漏らしていた……。
あとがき

BACK

MENU