Alice02

 厳格なミッション系女子校の中等部校舎の一角。良家の子女が使うことを前提とした、派手ではないが高級感あふれるデザインのトイレに、ありすは、静かに入った。
 校舎の端にある上、未だ授業時間中ということもあり、白い大理石がふんだんに使われたその中は、静けさに満ちている。
 ありすは、期待感と罪悪感がない交ぜになったような複雑な表情をその愛らしい顔に浮かべながら、周囲を見回した。
「時間通りだね、ありすちゃん」
 不意に声をかけられ、ありすが、びくっと体を震わせてから、そちらの方を向く。
 たっぷりとスペースが取られた個室の中、あの中年男が、洋式便器に腰掛けているのを見て、ありすは、ぱっと笑顔を輝かせた。
 いつ、どこで脱いだのか、中年男は例によってブリーフ一枚の姿だが、ありすは、不審に思う素振りは見せない。
「ご主人様ぁ……」
 声に、自然な甘い媚びを含ませながら、ありすが、中年男のいる個室に入る。
 それを迎えるように中年男が立ち上がり、そして、ドアを閉めて鍵をかけた。
 いくら広めだとはいえ、自然と、二人の体は密着するようになる。
 有名デザイナーの手による、近隣の少女たちの憧れの的の制服に身を包んだ、日欧ハーフの美少女と、どう見ても変質者であるでっぷりと太った中年男が寄り添う様は、それだけで犯罪的だ。
「今日は、ありすちゃんのうんちの穴を、徹底的に可愛がってあげるよ……うひひ、うんちをするたびにイっちゃうようになるくらいにねぇ」
 粘っこい口調で、中年男が、その外見以上に犯罪的なことを言う。
「あぁん、お、お願いしますぅ……ありすを、立派な、う、う、うんち穴奴隷に、調教してください……」
「ぐふふ、授業をさぼって奴隷調教を受けたがるなんて、ありすちゃんは正真正銘の変態だねぇ」
「あああ……あ、ありす、ヘンタイ……しょうしんしょうめいの、ヘ、ヘンタイっ……はぁはぁ……」
 中年男の言葉を繰り返しながら、ありすが、頬を桜色に染める。
「ぐふふ、それじゃあ始めようか」
 中年男が、ありすの華奢な体を軽々と抱え上げ、くるりと横に半回転させる。
「きゃっ!」
 頭を下にしてぶらさげられたありすが、思わずといった感じで中年男の太鼓腹に抱きつく。
 チェック柄のプリーツスカートが重力に引かれて大きく捲れ、中年男の目の前で、ありすの何も穿いていない下半身が露わになった。
「ぐふふ、やっぱりノーパンなんだね。ありすちゃん」
「ハ、ハイ……ご主人様の言いつけ通り、今日は、朝から穿いてません」
「おやおや、もうオマンコが濡れちゃってるぞ。でも、今日はこっちじゃなくて……」
 中年男が、たっぷりと果蜜を湛えたクレヴァスのさらに先まで、舌を伸ばす。
「あああっ……」
 その部分に中年男の生温かい息遣いを感じたのか、ありすは、可憐な外観の菊門をひくつかせた。
 中年男が、尖らせた舌先で、ありすの幼い排泄器官を抉る。
「あうううっ……!」
 ありすは、目の前の胴体に改めてしがみつき、さらには、すらりとした両脚を中年男の首に絡みつかせた。
 中年男が、ありすの細腰を両腕でがっしりと固定し、べちょべちょと音を立てさせながら舌を使う。
「あううっ、んく、んく、はひぃ……んあっ、あっ、あひ……! あっ、あっ、あっ、き、気持ちいいぃ……!」
 逆さ吊りによって頭に血が上り、早くも理性が麻痺しているのか、ありすが、あからさまな快楽の声を上げる。
「ぐっふっふ、ありすちゃんのうんち穴、すごく可愛いよぉ」
 そんなことを言ってから、中年男が、その軟体動物じみた舌を、ありすのアヌスの入り口にねじ込む。
「ひうっ、んひぃ……あン、あン、あふ、か、感じる、感じちゃうぅ……! んふっ、んふぅ、ご主人様のベロ、すご、すごいのぉ……あぁ~ん、い、いいぃ~!」
「んぶ、んむむ、ぷはっ、どこがいいんだい?」
 いったん舌の動きを中断させて尋ねた後、中年男が、アナル舐めを再開する。
「んふ、んふぅ、んく、う、うんちの、あぁン、うんちの穴です……! ハア、ハア、うんち穴まんこですぅ……! んふ、んひぃ、うんちの穴が気持ちいいのぉ! あっ、あっ、そこ、そこ、いひいぃ~!」
 ありすの甘い悲鳴に反応するように、すでにブリーフの中で勃起していた中年男のペニスが、さらに膨張する。
「あわわっ、ご、ご主人様のぺにすぅ、んく、すごく、すごく、大きくなってるぅ……! スンスンスン……んはぁ、すごい匂いぃ……くんくん、くんくんっ……!」
 ありすが、先汁を滲ませたブリーフにキュートな鼻先を押し付け、夢中になって匂いを嗅ぐ。
「ふう、ふう、ほら、ありすちゃん、フェラしなさい」
「は、はいぃ……ん、んぐ……んむむ、はふ……あむっ」
 ありすは、中年男の腹に逆さまに抱きついたまま、口だけでペニスをブリーフから開放し、赤黒く膨れ上がった先端部を口に含んだ。
「はむ、んむむむっ、うぐ、んぐぅ……ん、んちゅ、ちゅぶぶぶっ……ちゅぼっ、ちゅぼっ、ちゅぼっ、ちゅぼっ、ちゅぼっ、ちゅぼっ」
 プリプリとした唇で、節くれだった肉幹を柔らかく締め付けながら、ありすが、顔を前後させる。
 卑猥に湿った音が個室内に響き、淡い栗色のポニーテールがゆらゆらと揺れる。
「おううっ、いいよ、いいよぉ、ありすちゃん……んぶ、ぶふっ、んぷぅ」
 中年男が、すでにある程度ほぐれたアヌスに舌先を挿入し、ぐねぐねと蠢かせる。
「ぷあっ! あふ、あひいン! あむむむむ……ちゅぶぶっ、んちゅ、んちゅっ、ちゅぶぶっ! んぢゅううううううううううううううぅ~!」
 ありすが、中年男の股間に顔を埋め、膨れ上がった肉棒を吸引する。
 幼い少女の口がもたらす娼婦さながらのバキュームに、中年男の牡器官は、堪えきれないと言いたげにビクビクと反応した。
「ぶはっ! もう、もうボク、出ちゃいそうだ。ほら、口を離して。今、ザーメンで浣腸してあげるからね」
「んあぁ……は、はい、お願いしますぅ……はぁ、はぁ、んく、ざーめんお浣腸、し、してください……!」
 素直にそう返事をするありすを、中年男が床に下ろし、後ろを向かせた。
 ありすが、両手を便器につき、中年男が、目の前の丸いヒップを両手で割り開き、左右の親指で、あくまで可憐なピンク色のアヌスを広げる。
 そして、中年男は、ありすの唾液にまみれながら今にも暴発寸前といった肉棒を、ありすの肛門粘膜に押し当てた。
「んああっ……! ぺにす、ぺにすぅ……! ご主人様のぺにすが、あ、ありすの、ヘンタイなうんち穴にぃ……! はあ、はあ、はあ、はあ……!」
 アブノーマルなセックスの予感に、ありすが、瞳を潤ませ、息を荒くする。
「ふう、ふう、い、いくよ、チンポ浣腸いくよぉ、んふううううう!」
「んひぃいいいいいいいいン!」
 一気に肉幹をアヌスに挿入された衝撃に、ありすが背中を反らして声を上げる。
「おっ、おっ、うぐぐ、きつぅ……うぐぐ、で、で、出るっ!」
 ほとんど間をおかず、中年男は、大量の精液をありすの直腸内に注ぎ込んだ。
「ひあああああああ! あついッ! あついぃーッ! あっ、あっ、あっ、あっ、い、いくぅううううううううううううぅー!」
 ありすが、肛内にザーメンを受け入れながら、呆気なく絶頂に達する。
「ふーっ、ふーっ、ふーっ、ふひひ、ザーメン浣腸だけでイっちゃったかぁ~」
「は、はいぃ……はぁ、はぁ、ざーめんをお浣腸されてぇ……ありすは……ありすのうんち穴は……い、いっちゃい、ましたぁ……んふ、あふぅ……」
 変態的なアクメの余韻にうっとりと浸りながら、ありすが告げる。
「ぐふふ……まだまだこれからだよぉ、ありすちゃん」
 そう言って、中年男は、いったん腰を落とすようにしてから、力の抜けたありすの体を、両方の太腿に手をかけて持ち上げた。
「あううううン……!」
 ありす自身の体重により、まるで萎える様子を見せない中年男の肉棒が、深々とアヌスに突き刺さる。
「あ、あ、あ、あひぃ……うぐぐ、す、すごいぃ……」
 幼児が野外でトイレをさせられるポーズで肛門をペニスで犯され、ありすが、陶然とした表情を浮かべる。
 中年男は、口元を満足げに歪めながら、腰を上下に揺するようにしてピストンを始めた。
「あうっ、うっ、ううぐ、んふ、んふ、んふン、んああ、あっ、あうっ、うぐ、くひぃ……!」
 形のいい眉を切なげにたわめ、ありすが、幼い唇に不釣り合いな艶っぽい喘ぎを上げる。
 中年男の節くれだった肉棒が、直腸粘膜を遠慮のない動きでズリズリとこすり、幼いスリットから溢れ出た愛液が、二人の結合部にまで会陰を伝い落ちる。
「あああン、すごっ、すごいぃ、んふ、んふ、んはぁ、感じる、あっ、感じちゃいますぅ……! あうっ、んくっ、うああっ、お尻、お尻イイぃ~! う、うんち穴まんこ、んぐぐ、き、気持ちいいのぉ~!」
「授業サボって、うんちの穴でそんなにヨガって……みんなに悪いと思わないのかい?」
 可憐な美少女の体をまるで人形でも扱うように大きく上下させて犯し続けながら、中年男が、ありすを言葉でいたぶる。
「ひいぃ~、おっ、おっ、思いますぅ~! ンああ、先生、先生ごめんなさい! ありすは、ありすは悪い子ですぅ~!」
「学校の先生だけじゃなくて、学費出してる両親にも謝るんだよ、ホラッ!」
「はい、はっ、はひぃ! んああっ、パパっ、ママぁっ、んふ、んふぅ! う、うんちの穴でセックスしちゃってごめんなさいっ! あうっ、ンああっ、あひっ、あひっ! あああああ、もうダメぇ~! ふうふう、んぐぐ、んくぅ、また、またうんち穴まんこいきそうっ!」
「うおおっ、す、すごい締め付けだっ……うぐぐぐぐ……!」
 まるで、次なる射精をねだるかのような括約筋の収縮に、中年男が呻き声を上げる。
「はぁ、はぁ、はぁ、い、いくぞっ、ありすちゃんっ!」
「あひっ! ンあああああ! は、は、はひっ! いっちゃう、いっちゃう、ンひいいいいいいいい!」
 湧き上がる快楽にかぶりを振りながら、ありすが、声をあげ続ける。
 中年男は、こめかみに血管を浮かせながら、さらにピストンを激しくした。
「おああああっ、い、い、いく! うんち穴いくうっ! あぐぐぐぐぐぐ! い、いっくぅううううううううううう!」
 ありすが絶頂を迎えると同時に、中年男もまたありすの肛内でフィニッシュに達する。
「んひぃいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!」
 新たな精液を腸内に注ぎ込まれ、ありすはビクビクと全身を痙攣させて絶叫した。
「ひあああああ……はっ、はひっ、ひぐ……んううっ、ひはっ……!」
 口元からだらしなく涎を垂らしながら、ありすが、がっくりとうな垂れる。
 中年男は、なおも下半身で繋がったまま、ありすの両足を床に降ろした。
 ありすが、便座に突っ伏すようにしながら、乱れた息を整える。
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ……ひぃ、ひぃ……んううっ……んは……はひいぃぃぃ……」
「ひっひっひ……まだだよ、ありすちゃん」
 そう言いながら、中年男は、そのまま崩れそうになるありすの腰を強引に両手で支え、ピストンを再開した。
「うぐぐっ、ぐひぃ……! おっ、おっ、ンお、おあああっ……! あああ、ダ、ダメですぅ、んあ、またすぐいっひゃうぅ……!」
「ふう、ふう、ありすちゃん、まだ謝らなきゃいけない相手が残ってるよ」
 力強く勃起したままの肉棒で後ろからありすを攻め続けながら、中年男が言う。
「あ、あひ、ンああ、あやまらひゃいけない、あいて、れすか……?」
 舌足らずになり、ますます幼くなった声音で、ありすが、おうむ返しに尋ねる。
「そうだよ、ありすちゃんは、まだ神様に謝ってないだろう?」
 そう言って、中年男は、その口元に冒涜的な笑みを浮かべた。
「うんちの穴でセックスするのはねぇ、とても罪深いことなんだよぉ」
「あううっ、うぐ、くひぃ……! はぁ、はぁ、つ、つみぶかい、こと……? はぁはぁ……」
「そうだよ。だって、子供を作るためのセックスじゃなくて、快楽のためだけのセックスだからねぇ。くっくっく……」
 中年男が、喜悦の表情のまま、何かを催促するように、ありすの菊門を肉棒で繰り返し抉る。
「ヒィ、ヒィ、ヒィ、ひああ、ごめ、ごめ、ごめんなしゃいっ……はひ、はひぃ、神しゃま、ごめんなさいぃ……! んく、んひぃ……!」
 しわくちゃになったブラウスを、これまでの行為でかいた汗でうっすらと透けさせながら、ありすが、喘ぎ混じりに懺悔する。
「おあ、おああっ……! はふ、はひぃ……ありすは、ありすはぁ……うんちの穴でせっくすするのが大しゅきなぁ……あっ、あっ、あっ! つ、つみぶかい女の子れすうぅ! んくっ、うぐ、んうっ、んひぃ! あひぃ~!」
 自らの言葉に興奮しているのか、ありすの愛らしい顔に、信じられないほど淫蕩な表情が浮かぶ。
「れも、れも、神しゃまぁ、これは、しかたないのぉ! らって、らって、ご主人しゃまのぺにすぅ! んおお、おほぉ、しゅご、しゅ、しゅご過ぎてぇ! ありす、ありす、もう、神しゃまより、ご主人しゃまの方が大事らのぉ! ご主人しゃまのぺにすを、あ、あ、愛してるんれすぅ~! ンあああああ! いきそう! いきそうれすうっ! また、また、んぐ、う、うんちの穴いきそうっ!」
「いいぞ、ありすちゃん、神様に謝りながらイクんだ!」
 中年男が、いっそうペニスを膨張させながら、最後のスパートをかける。
「んおおおおっ、おっほぉ! しゅご、しゅご、しゅごおおおおぉ! 神しゃま、ごめんなしゃい! ありす、ありすまたうんち穴せっくすでいぎますぅ! うんち穴いぐ! いぐ! いぐ! ごめんなしゃい! いぐう!」
「ふう、ふう、ふう、ぶぷうううううううう!」
 中年男が、絶頂寸前のありすの肛内に、大量のザーメンをぶちまける。
「ひぎぃいいいいいいいいいいいいいいいい! おっ、おっ、おああああああああああああああああっ! いっぐぅうううううううううううううううううううううううううううううううぅぅぅぅぅぅぅぅーッ」
 ありすが、ひときわ大きな絶頂を極める。
 中年男は、ありすの尻に指先を食い込ませながら、繰り返し、おののく腸内に精液を注ぎ込んだ。
「あっ、あっ、あっ、あっ……うああぁぁぁ……はへ……はへぇ……」
 もはや、意味のある言葉を紡ぐことのできなくなったありすの体から、中年男が、ようやく離れる。
 自分を杭打ちして支えていた肉棒を引き抜かれたありすは、一、二歩よろめいた後、まるで幼児がおまるにそうするように、洋式便器に前向きに跨った。
「ハァ、ハァ、ハァ、ハァ、あうっ、うぐぐぐぐぐぐぐぐ……!」
 しばし呼吸を整えていたありすが、水洗タンクにしがみつきながら、身をよじり、苦しげに眉を寄せる。
 そして、ついさっきまで中年男の肉棒を迎え入れていたアヌスが、異様に盛り上がった後、大量のザーメンを便器の中に排泄し始める。
「ひぃいいいいいいいいいいいン!」
 切なく甘い悲鳴を上げながら、ありすは、精液に続いて、今までしたことのないような固く太い大便をひり出した。
「あっ? あ、あああっ? いっ、いっ、いぐっ、いぐぅうううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううぅー!」
 排泄を続けながら、叫び過ぎてかれかけた喉で、ありすが、絶頂を告げる。
 それは、まさに、中年男の言っていた、大便のたびにアクメに達するアナル奴隷少女の、誕生の瞬間であった。


あとがき