School after School


lesson 1



あとがき



 というわけで、『School after School/lesson1』、めでたく完結でございます。
 もともと、ちょっと不完全燃焼の観があった『School-mate』の続編、ということで始めるはずだったんですが、結局は独立した物語になってしまいました。
 結果的には、それでよかったかなー、と思ってます。
 と言いますのも、やはり鳴川ひびきというキャラが、自分の中でかなり大きくなってしまったためなんですね。
 外見はかなり地味なんですが(巨乳でもないし)、やはり、自分は可哀想なキャラが好きなようです。
 それも、ムリして笑ってるんだけど、実はヒドいメにあってる、というのがイイですね。
 あと、私、女性キャラの台詞回しなんか、自分なりに個性出そうと頑張ってるんですが(成功してるかどうかはともかく)、彼女の場合、いろいろヘンな発言をしてくれて楽しかったですね。
 一方、主人公の黒須くんは、いつもの通りの「情けない系キャラ」でした。『Master-Slave/chaining』の七瀬健とか、『ミミコちゃん血風録』の近衛操とか、『School-mate』の郁原竜児とかと、基本的にはあまり性格変わらない感じです。うーん、オレってばヒキダシ少ないなあ(汗)。

 さて、今回、すでに他の作品で登場済みの林堂や瑞穂が脇を固めてくれましたが、これは予定通りでした。
 で、予想外だったのが、乾孝晃の登場です。
 もともと、私このキャラクターがかなり気に入ってまして、スキあらば登場させようと狙ってたんですね。で、今回その“スキ”があったので、急遽登板願ったところなのです。
 この場合に限らず、チャンスがあるとすぐ既出のキャラを登場させようとするのは、私の悪いクセの一つです。まあ、新しいキャラや名前を考え出すのが難しくなってきた、というコトもあるんですが(汗)。
 もちろん、明らかな続編を除き、他のお話を読んでなくてもお楽しみ頂けるよう書いているつもりなんですが……。
 「またやってやがるよ」と笑ってお許し頂ければと思います。

 あと、鳴川ちゃんも黒須くんもごくノーマルな嗜好の持ち主だったので、あんまりアブノーマルなプレイが書けませんでした。それが、個人的には、ちょっと不満だったりして(笑)。
 林堂と瑞穂の絡みなんか、もう一回くらい書きたかったんですけどねー。
 ラブコメ色が強いと、こうなってしまうんでしょうか?
 それとも、いろいろ慌しく展開したせいで、ヘンタイに目覚めるヒマがなかったんですかねー?
 あと、黒須くん、おそらくウチのサイトのキャラの中で一番ヒニンに気を使っていた感じなのに、一瞬のスキ(?)から失敗してしまいましたねー。
 物語の進行上、仕方なかったんですが……。
 他のキャラなんか、「外出しは避妊じゃない」ってことを知ってるかどうかすら怪しいもんですが……それどころか、がんがん出してますよね、中に(汗)。
 本サイトの読者の皆さんは、現実と小説の区別をきちんとつけて、明るい家族計画に努めていただきたいものでございます。
 っと、かなり巨大なお世話なことを書いてしまいました。失礼いたしました〜(汗)。

 ところで、タイトルを「lesson1」としてしまった以上、少なくとも「lesson3」くらいまでは続けないとカッコつかなくなってしまいました。
 ただ、やっぱり、学園モノで長編書いた後は、「しばらく学園モノはいいや」って気分になっちゃいますね〜。
 今回登場しなかった星晃学園キャラのファンの皆さんには、申し訳ないんですけど……。
 それに、「lesson2」はネタはあれでもまとまらず、「lesson3」に関しては未だ海のものとも山のものともつかない、といった感じなのです。
 つまり、ずいぶん先になるんじゃないか、ってことなんですね。スイマセン。
 気長にお待ち頂ければ幸いであります。
 そういうわけで、今後ともよろしくお願いいたします。
 ではでは〜!
 



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