あとがき
『Night Walkers』第1部『夜行/百鬼』、お届けいたしました。
他のと比べ、Hシーンの無い章の比率が多かったりしますが、ご容赦くださいませ。
というわけで、吸血鬼モノでございます。
もう、隠しようがないので白状いたしますが、このお話を書くきっかけとなったのは、何と言っても同人ゲーム『月姫』でございます。いやー、最初にプレイした時は衝撃でした。アルクのトゥルーエンドはマジで切なかったです。
てなわけで、文体といいストーリー展開といい、何とも影響がストレートに出てる感じで、忸怩たるものがありますねー。
一応、『吸血殲鬼ヴェドゴニア』とか『ヘルシング』とかで中和しようとしたんですが、単にごった煮になるだけだったりして(汗)。
そんな中、それでも、一応自分らしさを出そうと努力してみました。
吸血鬼の各能力を、嘘理論で説明してみようというのが、それです。
『月姫』だと、吸血鬼はもともと精霊の一種みたいなものだそうですが、その解釈に異議アリ、ってわけで、“なんかホラ次元とか時間の隙間に挟まっちゃってるんすよ”って感じで攻めてみました。
あ、でも、この解釈、『ポーの一族』でも採用していたような気が……(汗)。
吸血鬼の道は奥が深いです。
ちなみに、BBSなんかでも書いたことですが、このお話、3部構成で考えております。
つーか、『夜行/百鬼』のラストではぜんぜん終わってないですから(笑)。
ノインテーター氏なんか手付かずですし、鷹斗はミアに未練たらたらですし、ミアと夕子の決着(笑)もついてませんし。
それに、吸血鬼専門の退治集団「第八機密機関」や、“破壊屋”葛城修三氏も登場してないですし。
まあ、あんまり風呂敷を広げすぎても何ですし、重い話が続くと、軽い話を書きたくなるのも事実なんですが。
『School after School』の「lesson2」や、『Master-Slave』の番外編、『万能無敵/ミルク・エンジェル』のOVA版(?)も書いてないですしね。
新作もいろいろ書いてみたいですし……うーん。
まあ、これまでどおり、筆の向くまま気の向くままに書いていくと思いますので、よろしくお付き合いいただければ幸いです。
ところで、この『夜行/百鬼』を書いてる間は、ちょっと副業が入ったり、表の職業が忙しかったりで、更新ペースが崩れてしまいました。
いえまあ、その間もゲームやったりマンガ読んだりパソコン弄ったりと、それなりに趣味を満喫していたんですが。
とにかく、その間も変わらずご支援くださった皆さん、有難うございました!
そして、半ば私事ですが、なかなか巡回にお伺いができずにいる、リンク先各サイトの管理人の皆様、不義理申し訳ありません。こんな場所で何ですが、お詫び申し上げます〜。
では、またの機会(第2部『長夜/無明』とか)でお会いいたしましょう〜。