あとがき
おかげさまで、『百合香の期待』、完結いたしました。
えー、今回は、いつにも増してハードな、というかマニアックな、というかアブノーマルなラストシーンを書いてしまいました。実用性重視を謳っている本サイトではあるのですが、あれが果たして“使える”ものであるのかどうか、はなはだ心もとない感じです。いやまあ、もちろん私は書きたくて書いたわけで後悔はしていませんが……。
それもこれも、全て百合香という本サイトにおいても稀代のエロエリートに引っ張られてというような気もいたします。自分で書いてても、たまに圧倒されることがありました。なお、百合香自身は、自分がそんな淫魔じみた存在だなんて思ってもいないようです。個人的には、(書いてる自分が言うのもナニですが)そこが彼女の最大の萌えポイントのような気がします。
ところで、以前にありがたくもいただいた感想メールに、「『妻を、犯す。』と『性奴、香織。』に黒人と孕ませが欲しかった」というご指摘をいただき、百合香の貰われ先はあのようになりました。まさにあのメールは天啓だったと言うか……。んで、私自身は、新境地に至ることができたような気がしているのですが、いかがだったでしょうか? ともかく、こっち方面のジャンルについてもさらにさらに精進していきたいと思っております。
最近、「とにかくエロいシチュを」と妄想すると、その内容がどんどん変態チックになっていくという傾向があるようです。それはそれで、そんな自分が嫌いではないのですが、もっと王道なエロ小説を書きたい気持ちもあります。だったら両方書けばいいと思うんですが、時間と才能が……いえいえ、弱気は禁物ですね。我がエロ妄想に降臨する次なるヒロイン(と今まで降臨してくれたヒロイン)とともに頑張ってまいります!
ではでは。