性奴、香織。



あとがき



 というわけで、『妻を、犯す。』の続編を書かせていただきました。女性視点で、しかもなかなかダンナが出てこないという、前作よりは正統派(?)な寝取られモノになったかなあ、などと思っております。内容的にかなりヤリスギなところもあったかもしれませんが、前作で書き足りなかったところを書くことができて、個人的には満足しております。やっぱり、ヒロインがデブいオヤジにネチネチ責められるシチュというのは興奮いたします。
 ところで、自分でも驚いているのは、だんだんと年齢的ストライクゾーンの上限が上がってきたことです。昔は「熟女モノや人妻モノは苦手」と公言していたのですが、最近ではぜんぜんそんなことはなくなってきました。まあ、本作の香織さんは「熟女」という設定ではないんですが、むしろもう少し年上ということにした方がよかったのかな、とか考えてしまっています。
 これは、もちろん、自分の年齢が上がってきたというのも原因の一つだとは思うのですが、巷のエロ漫画やエロ小説などで「可愛い熟女」的なキャラを描く方法論が確立してきたことことにも関係しているのかなあ、なんて思います。複数のヒロインの中でも、妹系や姉系より、ママ系キャラに自然と目が行ってしまう感じで……うーん、ロリが嫌いになったわけではないんですけどね。ただ、昨今の若い娘さんのお化粧の流行りはやっぱ苦手ですね。AVなんかでも、自分が学生だった頃の「往年の名女優モノ」の方が、最近の女優さんの作品より好きだったりして。要するに、自分がオッサンになってるんだなあ、ということを下半身方面で確認しつつある今日この頃であります。
 まあ、そんな私の嗜好のことはともかくとして、読者様におかれましては、本作品で一つでもお気に入りのエロシーンがあったら嬉しいなあ、と思います。



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