ふらっと・はーれむ



あとがき



 どもども、巽ヒロヲでございます。
 『ふらっと・はーれむ』、どうにか完結いたしました。
 今までのお話と多少違う感じの雰囲気にしてみたつもりだったのですが、いかがでしたでしょうか?
 夜のオカズに使える品であればいいなあ、と思っております。



 さて、お気付きの方も多いかと思いますが、今回はかなりエロゲー的雰囲気というものを意識してみました。それも、アドベンチャー形式のゲームのハーレムルートみたいな感じを、です。
 そのためなのかどうか、一人一人のヒロインに対する比重が、その分だけ低くなってしまったような気がいたします。
 特にあおりを受けてしまったのは、メインヒロイン候補だったはずの真夏と、メガネ担当(笑)の桜でしたねー。逆に、バロネッサや千秋さんが張り切りすぎだったかも(汗)。
 ここらへんは、私自身の趣味がモロに出てしまったような気がします。



 さて、ようやくお話を終わらせることができたわけですが、最近は、「もしこれがハーレムルートだったとすると、各ヒロインの単独ルートはどんなだったかなあ」などと妄想したりしております。
 難易度最低にしてエロエロ。篤が母親の霊にそそのかされるままに鮎原家を破滅に導く千秋ルートとか。
 メインヒロインの座をバロネッサから強奪。悪の道から篤を救い出す活躍を描く真夏ルートとか。
 ロリペドパワーで暗い雰囲気を駆逐。頭から尻尾までひたすら明るいょぅι゙ょ調教シーンの小春ルートとか。
 篤の魔力と無関係に展開。実は普通の恋愛モノっぽく進めることが唯一可能な美鶴ルートとか。
 未登場の妹が登場。姉妹の愛憎渦巻きヒロインが次々と怪死を遂げる血まみれの桜ルートとか。
 魔力と魔力でガチンコ勝負。飛竜が舞い幽鬼が咽ぶ伝奇物語バロネッサルートとか。
 あ、いえ、妄想するだけで書けませんですけどね(汗)。



 ともあれ、今回もまた、大変なこともありましたが楽しく書けました。
 皆様におかれましても、どこか一箇所でも印象に残るようなシーンを見つけていただけたら幸いであります。
 それでは、今後ともよろしくお願いいたします〜。



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