お知らせ シェーラさんは、缶珈琲片手に、公園のベンチに座り……まだ、少し肌寒い風に…それより冷たい身体を晒して――――
05月02日01時49分33秒
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お知らせ マリアベルさんは、闇からにじみ出るように…ベンチに接近して
05月02日01時52分04秒
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マリアベル 呼び出して済まぬな、シェーラ
05月02日01時52分16秒
シェーラ ん…良いわよ。別に（そう言って、ベンチに近寄る赤い瞳の少女に笑い掛け…缶珈琲を喉に流し込み……）前にも、ここで話したわよね……（呟き…視線を向ける…言葉を促す様に……）
05月02日01時53分44秒
マリアベル うん、そうであったな……あの件では、おぬしには世話になった……礼を言うぞ（シェーラの前に立って…軽く頭を下げて）
05月02日01時57分09秒
マリアベル で、聞いておきたいのは……その件のことなのじゃ……どうやって、あの娘を癒したのじゃ？
05月02日01時57分53秒
シェーラ あはは、お礼なんて良いわよ。あたしとマリアベルの仲じゃない（ははっと笑い…空になった缶を近くのゴミ箱に放り投げ……）――――………ん、性行為とか色々な道具使って…あたしの生命力、殆ど直接に与えた…東洋の『ボウチュジュツ』って奴の応用かしらね…（カコンッ…ゴミ箱の縁に当たった缶が、地面に落ち…コロコロと転がって……）
05月02日02時00分52秒
マリアベル （転がった缶に歩み寄って拾い上げて…手の中でそれを弄びながら……）ふむ……それは……わらわにもできること…かの？
05月02日02時03分12秒
シェーラ ……それなりの道具があればね？（短く答え、そして…視線をマリアベルの顔に移し…）まぁ、あたし一人じゃパルフェに与えられる生命力なんてたかが知れてるからね……マリアベルがやる方が確実かしらね…（見詰め…小さく、笑った……）
05月02日02時05分35秒
マリアベル （再び感謝の視線を向けて…）一時的とはいえ、おぬしの処置でかなり猶予ができた……けど、解決はしておらぬ……生命力なら、ノーブルレッドである、わらわは自信があるからの………けど、道具か……少しでも原理が分かれば、わらわにも作るか…効率を上げることもできそうなのじゃが…
05月02日02時08分18秒
シェーラ 道具なら、あたしが使った奴があるし…改良は、うちのチビが居れば多分可能。後はマリアベル次第ね……（ポケットから取り出したコイン指で玩びながら…情報を与え……ピィィィ…ン……コインを指で弾き、宙に舞わせて…）
05月02日02時13分30秒
マリアベル …わらわ次第か……（視線を手の中の空き缶に落として…）つまり………それを使ってすれば、いいのじゃな？（冷たい風がなぶる頬が赤い…）
05月02日02時16分13秒
シェーラ （落下を始めたコインを受け止め…再び手の中で玩び……）そう言う事。わざわざ、方法を教えなくても…やり方は分かるわよね？（小さく頷き、その紅潮した頬を見詰め……）……道具なら後で貸してあげる。でも、あたしが出来るのは其処まで…
05月02日02時19分29秒
マリアベル …うん……分かる………別に初めてというわけではないし………（顔を起こしてシェーラを見つめ…）で……おぬしは…？ おぬしは大丈夫なのか…の？
05月02日02時23分31秒
シェーラ そっか…なら問題無しね（クスクスと安心したように笑いながら、再びコインを指で弾き…宙に舞わせ――――）…あたし？大丈夫じゃ無ければ出歩いてないわよ？（――――受け止め其処ねたコインが地面に落ちる。けれど、表情は…声は、何もかもが先程と変わらぬ…何時もの姿で……）
05月02日02時28分14秒
マリアベル 嘘付け……わらわよりも冷たい身体のクセに………昨日、抱き付かれたときに気づかないとでも思ったのか？（怒ったように言って、しゃがみ込んでコインを拾い上げ…シェーラを見上げて）……このままでは、おぬし…いずれ滅ぶぞ？ どーするのじゃ…？
05月02日02時31分05秒
シェーラ あ…ばれてたんだ（さらり。平然と呟き…平然と見詰め……）……そうね。多分…生命力が枯渇しきったら、妙にしぶとい身体残して消えるでしょうね。エネルギー切れの機械仕掛（クロックワーク）みたいに…ね……（特別、何でも無い事のように言って…肩を竦める。仕草…言葉…表情…その全てが、完全に平然過ぎていて…まるで………）
05月02日02時36分52秒
マリアベル （バッと立ち上がって、シェーラを見下ろして…）させぬぞ、そんなこと……誰かのために誰かが犠牲になるなど懲り懲りなのじゃ！ 生命力さえ戻れば、元通りのなるのであろ…？（シェーラの肩を掴んで顔を覗き込み…その精気の無さにハッとして…）
05月02日02時40分11秒
シェーラ 誰かの為の犠牲ね……もしかしたら、その為に…わざわざ人間になってまで死に損なったのかもしれないわね（平然と…白々しいまでに平然と言葉を漏らし……肩を掴むマリアベルの手に自らの手を重ね……）でもまぁ…マリアベルの言う通り、生命力さえあれば幾分マシになるかもしれないわね……何だか…『タンク』に穴が空いてる感じがするから…駄目かもしれないけど……（自らの虚ろさを隠す様に…平然と言葉を放ち…何時ものように笑って……）
05月02日02時45分18秒
マリアベル だからといって、あっさり滅ぶことは、わらわが許さぬ天…ならば………ならば、わらわが生命力をおぬしに与えればよかろ！ それで幾分ましになる…少しでも…助けにならぬか……シェーラ…？（平気で笑ってみせるシェーラに、顔を歪め……肩を握る手に力を入れて）
05月02日02時49分49秒
シェーラ いくらマリアベルでも、そんなに自分の生命を与えてたら…そのうち、マリアベルが枯渇して滅ぶわ？特に、あたしの生命力は…強い再生能力を維持したりする分の生命は並の人間よりは…遥かに多いはず。最悪、今度はマリアベルの番……それでも良いの？（静かな…冷静過ぎる言葉。諦めも何も、悲しみも、虚しさも見せず…ただ、瞳だけが僅かに揺れて……）
05月02日02時55分05秒
マリアベル わらわの心配できるような状態か、おぬし！ わらわは滅ばぬ…まだ滅びの時ではないのじゃ…時の彼方まで…約束の時まで生きるつもりなのじゃ（言い切って、安心させうように茶目っ気出して）それに、与えるのは苦手でも奪うのは得意なのじゃぞ？ その辺のモンスターから得ればよいのじゃ……わらわはノーブルレッド、そんなことは朝飯前…いや朝飯も同然なのじゃ
05月02日03時01分02秒
シェーラ ―――――……まりあ…べる…（その言葉に…平然とした表情が崩れる。マリアベルの背に腕を回し…じっと、極間近でその顔を見詰め…――――）……本当に……あたしなんかを助ける為に…自分の命を削ってくれるの？……マリアベルにはパルフェが居るのに…それなのに？（表情が消えた顔で…そう、問い掛けて……）
05月02日03時08分46秒
マリアベル （シェーラの視線をシッカリ受け止めて）パルフェもヒトの身…たとえ、わらわの命を人の時間分、削ろうとも……充分お釣りが来る……それに……おぬしだって…想い人がおるのにパルフェを救ったであろ？ 魔人とも戦ってくれたであろ？ （スッとシェーラの頭に手を回し、抱き寄せて……）おぬしがシェーラだから、わらわが手を差し伸べるのじゃ…不服かの？
05月02日03時14分37秒
シェーラ ――――ぁっ……（頭を抱き寄せられ…平静を装い…表情を殺していた仮面が剥がれる。剥がれ…背に回した腕に力を込め…瞳から涙を零し……）……っりがと…マリアベル……ありがとっ……あたし、そう言ってもらえて嬉しい…認めてもらえてる事を…ちゃんと伝えてもらって嬉しい……『シェーラ』と言う存在を認めてもらって嬉しい……道具として生み出されたけど…それでも……あたし、やっぱり生み出されて良かった……マリアベル達と会えて…良かった（堰を切ったように言葉と涙を溢れさせ…歓喜の涙に濡れた顔を上げて……）
05月02日03時21分52秒
マリアベル ………な……泣くこと無いでしょ、バカ……だ……だいだい、心を持ってあるヤツを道具なんて呼ばないわよ、ふつー……アンタはシェーラ！ あたしの友達！ 道具何かじゃない、いーわね？（カァッと赤くなりながら早口に言って…）もう二度は言わないからねッ！（プイッと顔を背け…けど、しっかりシェーラを胸元に抱きしめて）
05月02日03時27分30秒
シェーラ ……んっ恋人じゃないんだ…ちょっと、残念（涙でクシャクシャの顔で笑い…素直に胸に抱かれて……）うん…分かった。もう…二度と言われない……（胸に抱かれたまま…心地良さそうに瞳を閉じ…零れた涙が、頬を伝い…地面に落ちて………）
05月02日03時31分27秒
マリアベル 恋人は選ぶわよ、あたし…？ だいたい、アンタ、想い人いるでしょーに……（悪戯っぽく言って…自分の口調に気づいて、慌てて戻して…）うん…その意気なのじゃ…道具なんて言う奴はズンバラリンにして、その間違いを正してやるがよい、わらわは許可する…なんなら、わらわが手伝ってやるのじゃ…ええい、だから、もう泣くな、ばかもの！（手を放して、カバンの中からハンカチとりだして突き出して）
05月02日03時37分54秒
シェーラ あははっ…それも、そうかしらね……（涙混じりに笑いながら…マリアベルから身体を離し……）……うん。あたしも、マリアベルに何かあったら手伝って上げる。だから、その時は遠慮なく言ってよ？（ハンカチで涙の跡を拭き取り、真っ直ぐに笑顔を向けて……）
05月02日03時42分54秒
マリアベル 借りが多くなってかなわん…が…そういうからには、事があったら遠慮なくこき使うぞ？（シェーラの笑みに満足げに微笑み返して…思いついたように）……ああ、けど…一つ問題がある………生命力を何とかするには……その……しなきゃならないのであったな？ バレた場合は……援護を頼む……
05月02日03時47分19秒
シェーラ えぇ、もちろん。あたしで良ければ、遠慮なく（言ってクスクスと笑い返し……そして…）…バレた時？それなら大丈夫。あたしに秘策があるもの
05月02日03時49分56秒
マリアベル ん、秘策？ 参考までに聞かせてみるが良い（そんな上手い手があるのか…と不思議そうに）
05月02日03時51分17秒
シェーラ 精神誠意をもって事実を公表するのよ。だって、パルフェは既に…ね☆（そう言って、マリアベルの顔を見詰めて笑って……）さて、それじゃ早速家に行って、道具の説明とか、パルフェにやる時の練習とか――――あー、朝御飯はちゃんと出すから安心してね？
05月02日03時55分21秒
マリアベル そ……それは………そりゃ、まあ…あやつだって、鬼や悪魔ではないし、事情は分かってくれるはずだし、経験者なら負い目もあろうし…でも…でも……そんなこと、みーんな忘れる可能性があるのじゃ、あやつは……（諦め顔になって…）…まず、おぬし相手に練習という手もあるが……あー、朝ご飯はパンケーキがよい…イチゴクリーム付きで
05月02日03時58分34秒
シェーラ ならば！力尽くで思い出させるのみ！二対一とはいえ、場合が場合なら卑怯にならないわ！（ぐぐっと力説し…マリアベルの身体を抱き抱え……）ん、畏まりました！それでは、ストロベリーソースをかけたヨーグルトと、ストロベリーのシェイクをセットで…優雅な朝食を…（にこやかに笑い…公園の出口…おそらく、其処に止めてあるマリアベルのバイクへ向かって……）
05月02日04時02分40秒
マリアベル 頼もしいのじゃ…うん、それでいこう………あとで１対１になった場合が怖いが……うん、よいぞ、わらわは満足するであろう（シェーラと連れだって、出口へ…シェーラの家は、他にも人が居るから賑やかだろうなと思いつつ）
05月02日04時05分56秒
お知らせ シェーラさんは、紅い瞳の少女と共に家路に急ぐ。道中、歌を口ずさみながら…楽しそうに…嬉しそうに…「イヤな問題 大損害 避けて通る人生なら論外 生きてるからしょうがない シンパイナイモンダイナイナイナイザッツライフイッツオーライ！」
05月02日04時10分10秒
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お知らせ マリアベルさんは、シェーラを後ろに反重力バイクを加速させ…自分も歌う…ちぎれた翼で繋いだ未来へ…もう一度、羽ひろげ…飛び出していこう
05月02日04時14分23秒
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陽の当たる丘公園