天誅 忍凱旋
PS
忍者
それは闇に生き、闇に死す、闇の使者
耐え忍ぶことを信条に、それを名前にとり忍
天誅は、そんな時代の背景に隠れた彼らに脚光を浴びせたゲームである
と、こんなことを書くと勘違いされそうであるが
天誅は、壁に隠れる、壁に張り付く、隠れて敵をやり過ごす
そして、敵に気づかれないうちに背後から一閃!
忍者のかっこいいところを見られるこのゲーム
俺もはまってしまったすばらしい忍者のゲーム
しかし、このゲームにもゲームマニアがおかしな遊びをする落とし穴はあった・・・
本当は天誅だけが初代のテーマなのだが
ここは海外で受けて向こうで改良されてきた忍凱旋も絡めて話をしよう
まず、このゲームには任務のために持っていける忍具というものがある
手裏剣であったり、癇癪玉であったり、中には地雷というものまである
まぁ、ここら辺は実際に忍者が使っていたものであるから良いだろう
しかし、量が問題だ
裏技で持っていく忍具を99個にするというものがあるが
99個も癇癪玉どこに入れておくんじゃい
おそらく、転んだ瞬間にニトログリセリンよろしく体ごとはじけ飛ぶに違いない
また、初代の場合隣で味方が殺されたのに無反応である
癇癪玉が爆発しようがその音で警戒することもない
鈍いのか、見なかったことにしたのか
そしてしびれ団子
これは犬とかに食べさせてその動きを封じるというものだが
まず、主人公はこれを選ぶと遠投する
そしてそれが地面に転がり、そうすると寄ってきた
人が!
そして地面に落ちている見るからに怪しい団子を犬より先に取り上げ、食べる
苦しむ
ここの雇い主はよほどご飯を上げてないのか、酷い話である
天誅凱旋ではこれが改良されて、味方の死体を見たときや、物音がしたときに警戒モードというものに移行する
特に死体発見時はほかの見張り数名を呼んでくる場合もある
が、その見張りを一体づつ始末しているとその死体を見た見張りが又仲間を・・・
こうして死体エンドレスの山完成
このマップには12キャラしか配置されてなかったのが結果を見ると60名とかに増えていたり
敵からの発見数や、敵を倒した数によって点数が決まるのだが
こうなってくると敵を惨殺しただけで免許皆伝になる
忍びというかテロリストか、お前は
爆発物系が多いあたりテロと呼んでも差し支えないかもしれない
さらに、忍凱旋では逆輸入してきただけあって、英語、イタリア語、フランス語が選べる
そうするとみなが英語でしゃべるのだが
英語でしゃべる越後屋はエロ親父以外の何者でもない
「曲者じゃ、出会え!出会え!」などのおなじみのフレーズが
「samebody help get him get him!!」と直され、英語の勉強にもなる
ただ。英語ヴァージョンにすると悲鳴などのSEもアメリカンになり
手裏剣を敵に投げては「What!?」
敵に見つかっては「HEY!!」
うーむ、いやにファンキーなゲームになってしまった
「そちも悪よのう」の英語ヴァージョンを知りたい方、やるべし