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Diary
クニ子の日記




2010年2月28日(日)
「焼肉を食べてるときにさ、もう一切れしかないと思ってたら、肉が重なってくっついてたせいでそう見えただけで、実は二切れあったときって、すごく得した気分になるよね」
「いや、その、あたし、犬なんでよく分からないですけど……」
「そっか」
「でも、逆のパターンの時の落胆は凄いんでしょうね」
「よく分かってるじゃん」



2010年2月25日(木)
児ポ法改悪等反対関連リンク追加しました」
「出ましたね。ご主人様のほぼ唯一の政治的主張」
「まあ、本当の目標はポルノ解禁なんだけど、それ以前の問題としてきちっと片付けておかなくてはならない問題だからね」



2010年2月21日(日)
「友人と連れだって『涼宮ハルヒの消失』を観に行ってきたよ」
「では、例によってネタバレ感想などどうぞ」

『涼宮ハルヒの消失』ネタバレ感想
 本作を、あえて偉そうな言葉で表現するなら、「テレビ2期の悪いイメージを払拭するに充分な、原作という素材の魅力を活かした良作」ということになるかと思います。
 まあ、要するに、面白かったです。って言うか、『消失』の長門はあれですよね。ずるいくらいに萌えますよね。
 けっこう以前のことなのでうろ覚えなんですが、私、原作を読んでいた時は、「犯人は誰だ?」というミステリ的な興味が先に立っていて、あまり長門には注目していなかったと思うんです。が、しかし、動く絵になって怯えたり羞じらったり淡く微笑んだりしている長門は、反則的に可愛いと思ってしまいました。
 そして、その可愛らしい『消失』ver.長門と、それを取り巻く改変されたセカイ――そして「助けてくれたお礼を言いそびれてしまった男子(初恋の相手としてはベタすぎる)」であるキョンとの再会が、長門有希という対有機生命体コンタクト用ヒューマノイドインターフェイスの心の奥底に眠っていた願望だというんですから、正直、たまりません。私、「ロボットの恋」というモチーフは大好物なんですが、たいていの場合のそれは「私も普通の女の子に生まれたかったな……」といったステロタイプなモノローグによる表現に留まる傾向があります。しかし、長門は、宇宙全体を再構成することで、その願望を具現化してしまいます。見かけは地味なのにやってることは派手、という、『ハルヒ』シリーズらしい展開を、本作では、クオリティの高い映像と音響で堪能させていただきました。
 でも、そんな長門の初恋は実らないわけです。やはりキョンも、普段とは違う長門にグッと来るわけですが、でも、その直後のシーンで、「ハルヒに会いたい」と強く思ったりしてます。何て言うか、浮気の虫が顔を覗かせた直後に奥さんの顔を思い出す一穴主義の旦那さんのようです。喫茶店での遣り取りといい、どさくさに紛れてポニーテールにさせるとこといい、図らずも「顔へのラクガキ」と発想が一致するところといい、お前ら早く結婚しちゃえよって感じです。なぜキョンとハルヒの二人がこんなに(表には出さない部分で)惹かれ合ってるのかということを考えるのも面白そうなんですが、とりあえずそれは別の機会にしておきます。
 キョンは、あの年齢の、そしてあの性格の男子にありがちなことですが、自らの恋愛というものを、文字通り天地がひっくり返るような一大事だと考えているんだと思います。だから、ハルヒが“消失”するまで、自分の本当の気持ちと対面できず、した後でさえ、ハルヒと普通の彼氏彼女な関係には至りません。さらには、長門の――長門有希という少女の想いに対しても、優しく残酷な鈍感さを無意識に演じているのだと思います。そして――やはり、キョンは、長門のことを、友人として好きではあっても、恋愛の対象とはしていないのでしょう。「以前のままのお前でいてくれ」というようなことを言っておきながら、「長門が朝倉みたいな性格ならこんなに苦労はしなかっただろうに」と考える。これは、矛盾ではなく、「友人としての心配」なのだと思うのです。一方で、キョンは、あの破天荒な性格をひっくるめて、ハルヒという少女に惹かれ、そして「渋々ながら付き合う」という形で彼女を受け入れています。さんざんボヤキながらも、根っ子の所では、ハルヒに性格を変えてほしいとは考えてません。つまり、あのシリーズは、愚痴に見せかけた壮大な惚気話なわけで……まあ、ここらへんは、すでに言い尽くされたところかもしれません。
 そして、長門が壊れてしまったのは、そんなキョンとハルヒの関係に対する羨望によるものではなかったでしょうか。キョンが言う「ハルヒの巻き起こす騒動に疲れてしまった」という理由は、(『エンドレスエイト』の件があるので断言は出来ませんが)長門の自分に対する想いに気付かないふりをするための韜晦であるような気がします。そう、さっきから自明のこととして論を展開していたのですが――やはり、長門有希は、キョンに恋をしていたのでしょう。そして、それは、いかにも少女らしい、恋に対する恋だったかもしれません。
 そんな、彼女の秘められていたはずの想いの、有りうべからざる顕現であった『消失』の長門は、他ならぬキョンの手によって矯正されてしまうことがラストで暗示されています。とても残酷な話だとは思いますが、でも、その後の長門は、それを受け入れるでしょう。壊れるほどにキョンに、恋に、普通の女の子に憧れていた自分。そして、その想いが叶わなかったこと。それら全てを受け入れ、成長した姿が、あの印象的なスタッフロール後の彼女――仲の良い女の子と男の子の姿に、自分の恋の想い出を重ねて、思わず口元に浮かんだ表情を本で隠す少女――だったのではないでしょうか。
 そういうわけで、本作を、奇をてらわずに表現するなら、「失恋を経験してちょっぴり大人になったある文学少女のお話」と、そういうことになるかと思います。むさい中年男が二人して観に行くアニメとしてはいかがなものかという感じですね。
 ところで、友人は「この騒ぎの時に喜緑さんはどうしてたんだろう?」という疑問を呈しておりましたが、私はそれに対し「むしろ長門は喜緑さんを素材にして朝倉を復活させたのではないか」との仮説を立てました。あ、でも、原作の描写や時系列的な矛盾があったときは速やかに引っ込めます。




2010年2月20日(土)
「コンロって日本語だったんだね」
「あ、ホントだ。“焜炉”って漢字変換できる!」
「まあ、もともとは中国の方の言葉だったんだろうけど……てっきり西洋の方の言葉だと思ってた」



2010年2月19日(金)
『ママははサキュバス/3』アップしました!」
「うーん、1ヶ月にに2回更新できたのは久しぶりだなあ」
「でも、先月の更新回数はゼロだったわけですから、今のところの年間ペースとしては月1回のままですよね」
「う……まあ、それはそうだけど……ともかく、今後も、できる範囲で頑張るよ。うん」



2010年2月14日(日)
「押入の中から出てきたHDDのデータをサルベージしたら、昔別サイトで公開してた漫画コラージュが出てきた」
「で、このサイトで公開するんですか?」
「うーん、著作権的な問題もあるしねえ……」
「今さら何を言ってるんですか」
「それに、ちょっと昔の漫画のコラージュばっかりで、旬を逃してるかなあ、と」



2010年2月12日(金)
「どうでもいいことだけど、いつのまにか俺の中でアイアイとメガネザルのイメージがごっちゃになってた」
「確かに、その、どーでもいーことですね」



2010年2月11日(木)
「あんまり寒かったんで一日中家の中にいてニコニコ動画見てた」
「それは……どうなんですか?」
「いや、だって、せっかくプレミアム会員になったわけだし」
「えーと、何だか主張がおかしい気がするんですが、どこがおかしいのか考えるのが面倒なんで、もういいです」



2010年2月10日(水)
「『ドラクエVI』買いたいんだけど、買うと時間が吸い取られることが目に見えている……」
「節度を持ってやればいいんじゃないでしょうか?」
「それはそうだけど……それだけの克己心があればもっと立派な大人になってたと思うんだよねー」
「まあ、大人はドラクエとかしないと思いますけど」
「いやいやいや、それは不見識だぞ、クニ子くん」



2010年2月9日(火)
「今日は暖かかったなぁ〜」
「この調子で、早く春になるといいですね」
「そう思うけど……まあ、あと1ヶ月以上は油断ならないんだろうなあ」



2010年2月6日(土)
「今も現役で使っているザウルスSL-C3000のバッテリーパックをメーカーの通販サイトで注文した瞬間に、在庫状況が“在庫切れ”になっちゃった……」
「ご主人様が最後の1個を買っちゃったってことですか?」
「そうかも……。うーん、ラッキーと言えばラッキーだったけど、他のザウルスユーザーさん達には悪いことしたかも」
「名前通りに絶滅してしまったPDAの使い手同士として、一方的な連帯感をお持ちなわけですね」
「そういうこと。うーん、うーん、ザウルスが復活するか、もしくは、ネットウォーカーがもう二回りほど小さくならないかなあ」
「むしろ、EM・ONEっていうのの方が近いような気がしますけどね」



2010年2月5日(金)
『ママははサキュバス/2』アップしました!」
「本当に久しぶりの更新ですねえ」
「うん。更新の仕方とか、ちょっと忘れてた……。何も漏れがないといいんだけど」



2010年2月4日(木)
「何とか、身辺が落ち着いてきた」
「だいじょーぶですか? 何があったか知りませんけど」
「いやまあ、ごくプライベートなことでちょっとね。しかし、本当はオレのこと心配でたまらないくせに、ツンデレだなあ」
「別にツンツンはしてないじゃないですか。だいじょーぶですか、って訊いてますし」



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