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Diary
クニ子の日記




2009年7月18日(土)
『ツンエロロリビッチゆーみちゃん/2』アップしました」
「このご時世にロリ物をシリーズ化ですか……」
「このご時世だからこそ、だよ」
「でも、正統派ロリの方には評判悪そうですよね、このお話」
「うっ……」



2009年7月11日(土)
「『ドラクエIX』買っちゃったよ……」
「あれ? やるヒマないとか言ってませんでしたっけ?」
「まあ、そうなんだけど、たまたま別件で行った電気屋さんで売り子のおにーさんが“まだ在庫有りますので予約してなくても買えま〜す”って言ってたのを聞いて、せっかくだから買おうかなあ、と……」
「…………」
「まあ、携帯ゲームだし大丈夫だろ」



2009年7月9日(木)
「オレ、音楽の授業が苦手だったし、楽器の演奏とか拷問以外の何ものでもなかったんで『けいおん!』はスルーしてたんだけど……『GA』は好きだなあ」
「でも、最近、ぜんぜん絵とか描いてないですよね」
「時間が有り余ってたら描きたい、くらいには考えてるんだけどねー。でも、そういうこと言うだけの人間は結局描かないんだよなー」
「ですよね」



2009年7月4日(土)
「ご主人様、お久しぶりですねえ」
「あ、そーだね」
「何ですか、その軽いノリは。実に3ヶ月と4日ぶりの日記なのに」
「いやまあホラ、オレは、君を始め各キャラとの妄想会話を毎日楽しんでいたから、あんまり感慨なくてね。忙しくて文章にはできてなかったけど」
「で、今日はどーいう風の吹き回しですか?」
「いや、、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』を観てきたんで、その感想でもと思って」
「そんなことだろうと思いました。では、例によってネタバレ感想どうぞ」

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』ネタバレ感想
 私はアスカ派でした。
 あ、いや、今でもアスカ派ですよ。もちろん。
 ただ、正直に申しますと、アスカ派でいることにちょっとした疲れみたいなものも感じていました。特に、『新世紀エヴァンゲリオン 劇場版 THE END OF EVANGELION Air/まごころを、君に』における彼女の扱いについては、表面上は「やっぱアスカは報われないキャラだよな」なんて強がって言ってましたが、心の中では「ひどい……! ひどすぎるっ……! こんな話があるかっ……! 命からがら……やっとの思いで……復活したのに……戦自を全滅させたのに……量産型っ……! あの量産型がもぎ取ってしまった……! せっかく手にしたアスカの未来……希望……人生を……!」とカイジ顔でボロボロ泣いてました。
 お話の中でどんなに報われなくても、もがき苦しんでも、心を病んでも、最後に笑えれば、ハッピーエンドを迎えることができたら、そう願っていました。なのに、『EOE』のあのラスト……だいたいよお、量産型に反撃され始めた辺りから、ぜんぜん顔を可愛く描いてくれてねえじゃねえかよ! シンジ君には首絞められてばっかりでよお! どういうことだよ畜生! 畜生! 畜生!
 まあ、そんな感じでアスカ派でいることに疲れていた私ですが……本作『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』のアスカはイイ! イイですよ! アリですよ! カワイイですよ!
 やたらシンジ君にツンツンしてたり、レイにキツくあたったりしてる辺りは旧作通りなんですが……旧作以上に「一人で戦うこと」にこだわるアスカ。レイとは違う意味でエヴァに搭乗することに依存しているアスカ。クラス内でも孤高の存在であり携帯ゲームをピコピコやってるアスカ。
 旧作よりもさらにさらに人との付き合いが苦手になってるっぽい“式波”アスカ・ラングレー大尉。そんな彼女が、ほんの少しだけクラスに溶け込み、シンジ君に淡い想いを向け、そしてレイの気持ちをレイ自身より早く理解するまでデレて成長していく。
 旧作での、剥き身の脆い刃物のような危うさが薄れ、肌の露出も多く(ここ重要)、すっごく可愛くなったアスカ。素晴らしいです。素晴らしいんですが……。
 まさか……『今日の日はさようなら』をBGMに初号機に噛み潰されるなんて……。
 いや、展開上、こういうことになることは、あの死亡フラグのバーゲンセール状態のミサトさんとの会話の辺りから分かっていたんですが、それでも……ひどい……! ひどすぎるっ……!(以下略)
 予告ラストの眼帯姿の彼女の姿がなければ今頃は胃を病んでたと思います。
 とはいえ、繰り返しになりますが、『新劇場版』のアスカは、旧作時代(?)に比べて、ますます魅力的なキャラになっているような気がします。特に、エレベーターの中でのやり取りで、レイのシンジ君への想いを知り、レイ主催・碇父子和解お食事会(字面だけみると冗談のようです)開催のために3号機のパイロットを引き受けるところとか……大人になったら、いい女になりそうだなあ、と思いました。アスカ派やっててよかった!
 その分、一命は取り留めたものの意識不明のままのアスカを“貴重なサンプル”呼ばわりしたリツコさんには軽く殺意を覚えましたです。『序』で「すべからく」の用法間違ってたくせに! またゲンドウに捨てられろババア! もう俺より年下だけど!
 一方、シンジ君ですが……ラストの、レイを助けるシンジ君! 彼女自身を象徴するセリフである「私が死んでも代わりはいるもの」というレイのセリフを真向否定するシンジ君! まさに(文字通り)一皮剥けたシンジ君の姿に、冗談抜きで目頭が熱くなりました。そう、おじさんはそういうシンジ君の姿が見たかったんだよ。でも、できれば、『EOE』の時にも、今回みたいにアスカを助けてほしかったな。
 それと、レイですけど、もう完全にラブコメヒロインポジションですよね。旧作ではあまりに神秘的過ぎて、特に中盤以降、何だかかえって近寄りがたく思えていた彼女ですが、『新劇場版』においては、一人の少女として見ることができました。『アルエ』の「君は人より少しだけ無器用なだけの女の子」という歌詞が、旧作以上にしっくりくる感じです。前述のお食事会を思いつく経緯も良エピソードだったと思います。そこまで成長してるんだから、そろそろアスカの名前、覚えてあげてください。
 さて、巷では、『新劇場版』は、旧作ラストから時間が巻き戻った世界なんじゃないかとか言われているようですが、上記三人の旧作からの変化を見ると、私も、何となくそんな印象を受けます。つまり、シンジ君も、レイも、そしてアスカも、旧作という前世で自分に欠けていた何かを(メタ的な意味で)意識し、今度こそはとハッピーエンドを迎えようとしているように思えるのです。まさかとは思いますが、これが今回の人類補完計画とか……いやいやいや。
 ところで、私、『新劇場版』におけるカヲル君が、『バイオレンスジャック』ラストにおける飛鳥了的なキャラなんではないかと疑ってますが、どうなんでしょう。
 あ、あと、新キャラのマリの立ち位置はまだちょっと分かりませんでした。





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