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Diary
クニ子の日記




2005年2月28日(月)
「しばらく旅に出るよ」
「はあ?」
「いや、本当のことなんだってば。明日から日曜日まで更新とかほとんどできないと思うんで、留守はよろしく」
「いやその、ご主人様がいないとあたしもどーしようもないんですけど……」
「そういやそうだな」
「前は出先にパソコン持ってって更新とかしてらしたじゃないですか」
「いやー環境が変わっちゃったから、そういうことはできないんだよねー」



2005年2月27日(日)
「今日、いろいろと必要なものを買うついでに、キーボードを買ってみた」
「またですか?」
「いや、やっぱEnterキーのすぐ横にPageUpやPageDownキーがある配列がガマンできなくてさ。それに、この新しいキーボードはブルーLEDなんだぜ」
「はあ……それはよかったですね」
「ただ、ちょっとキーがフワフワしすぎかな……。やっぱもっとフラットなタイプにすればよかった」
「なかなか理想のキーボードには巡り会えないものなんですねえ」
「うーん、そんなにヘンなことを要求してるわけじゃないと思うんだけどねー」



2005年2月26日(土)
「今日いちにち、買い溜めしていたマンガとかリプレイとかを読みながらだらだらだらだら過ごしてしまった」
「最近の土曜日はいつもそうですよね」
「普段寝不足だから一日中寝たくなるんだよ」



2005年2月25日(金)
「『Divers』第四話『最期の試練』第一章をアップしました」
「えーっと、全年齢向けのお話ですね」
「そう。ここんとこ更新サボってる上にこれなんで、夜のオカズを探してる方、誠にすいませんです」
「あと、おしらせの方も更新されたみたいですけど……」
「えーっと、これが、今まで色々忙しかった理由の一つです」
「他にも理由があるんですか?」
「それはまあ、ヒミツ」



2005年2月24日(木)
「うお、なんか急に寒くなってきたぞ!」
「雨が降ってきてますね。明日も天気悪いみたいですよ?」
「うお、そうなのか? アキバでいろいろ買物しようと思ってたのに」
「ここんとこ毎週そうじゃないですか」
「いや、先週は自粛してたんだよ。だから今週は楽しみにしてたのに……」
「まあ、厚着していってください」
「そうする」



2005年2月23日(水)
「今日の『K−1 WORLD MAX』は……あれはどうなんだろうなぁ……」
「つまんなかった、ですか?」
「正直……。いや、選手たちはすごく頑張ってたと思うんだけど、突然のルール変更とか、負傷欠場の直前発表とか、よく分からない代理選手選別基準とか、延長ラウンドの不透明なジャッジングとか、話題性重視かつ微妙に外してるマッチメイクとか、ワンデイ・トーナメントに付きものの選手の負傷とか、地上波特有のツボを心得てない編集とか、ピントはずれな解説とか……K−1の良くないところが何か一気に噴出したような感じだった」
「それだけ重なっちゃうのもすごいですねえ」
「うむ。そのせいで、決勝の鮮やかなKO勝利にも、はてなマークが付いちゃうんだよね。いや、もちろん八百長だとかじゃないとは思うけど、ノれなかったのは事実なわけで」
「会場の反応も今一つだったみたいですね。何か、優勝した小比類巻選手が可哀想です」
「うん。やっぱ一番の問題は、この“優勝者が同情される”ってことだと思うねー」



2005年2月22日(火)
「更新、滞ってますね」
「すんまそん。いや、色々忙しくて」
「でも、週末にはTRPGやったりPRIDE観てたりしてたじゃないですか」
「いや、あれはあれで必要なことだったんだよ!」
「充電、ってやつですか?」
「そうそう」



2005年2月21日(月)
「ハードディスクプレイヤーの容量、残り4GBを切ったか……」
「まだ半分も使ってないじゃないですか」
「まあ、そうなんだけどね。もともとオレってCDあまり持ってないし」
「ジャケ買いして全然シュミと違うアルバムを買うこともしばしばですよね」
「そーいうことが続いたからCDを買うことに臆病になっちゃってるんだよ」



2005年2月20日(日)
「例によって友人宅で『PRIDE29』をテレビ観戦してきました」
「ご主人様が贔屓のミルコ選手、勝ちましたね」
「うん。終わってみれば危なげのない試合といえるけど、それでもすごい緊張感だったなー」
「あの人の試合だと、いつもハラハラしてますよね」
「だってそういうファイトスタイルなんだもん。それはそれとして、タックルへの対応力とか、前よりさらに上がってるような気がする。まあ、ファンの欲目かもしれないけど」



2005年2月19日(土)
「ただいま」
「って、もう20日の午前4時ですよ」
「いやあ、友達の家でTRPGしてたら遅くなっちゃった」
「遅くなったっていう時間じゃないですけどね」
「うーん、開始が午後8時だったからねえ」



2005年2月18日(金)
 人体の表面に微弱な電気信号を伝わせることでデータをやり取りする「人体通信」
「……あれか。『逆シャア』か何かの小説版にあった“お肌の触れ合い会話”ってやつか」
「サイバーパンクなようなそうでないような、微妙な感じですね」



2005年2月17日(木)
“パソコンのブラインドタッチは脳に良くない”って記事を見付けた」
「何て言うか、最近の人間さんは“脳”を鍛えるのが好きですねえ」
「そうだね。しかし、“ブラインドタッチができる人は小脳だけで条件反射的に無意識で打つ”ってのはどうやって調べたのかね。感覚だけで言ってるんじゃないだろうな」
「どっちにしろ、問題なのはどうやって文章を書くかじゃなくて、どんな文章を書くかだと思いますけど」
「そうだろうね。いくら脳を刺激する書き方で書いても、ルーチンワークで愚にもつかない仕事の書類ばっかり書いてたんじゃ、頭が良くなるとは思えないしね」
「……ご主人様、自分の趣味を正当化させようとしてますね?」
「い、いや、別にオレは脳を鍛えようとしてエロ小説を書いてるんじゃないぞ。ただエロいのが好きだからエロ小説を書いてるんだ」
「それはそれでどうかと思いますけど」
「それに、エロ小説を書くことによって脳を刺激できたとしても、その刺激によって発達する脳細胞のネットワークが実生活で役に立つモノかどうかは疑問なわけでね」
「んー、それは、他の“脳の活性化”にも言えることですよね。そもそも、この話をしてる人は、どんな感じの頭のイイ人になりたいんでしょうね?」
「まあ、この話が載ってる本の名前が『脳を鍛えてお金とツキを呼ぶ金運ノート』とやらだから、推して知るべしじゃないの?」
「どうでもいいですけど、あんまり頭の良さそうなタイトルじゃないですよね」
「だからこそ頭が良くなりたいんだよ」



2005年2月16日(水)
「今朝の地震、すごかったですねえ」
「思わず飛び起きちまったよ。ここらへんは震度4だったそうな」
「けっこう色々なものが本棚の上から落っこちてますね」
「空間の有効利用の思わぬ落とし穴だな」
「えっと、フツーに予想できますよ」



2005年2月15日(火)
「奈良女児誘拐殺人事件における、マスコミのオタクバッシングまとめサイト『報道被害』にリンクを貼らせて頂きました」
「えーと、問題の事件が“フィギア萌えのオタクによる犯行”っていう決め付けに反論するサイトですね」
「うい。児ポ法改悪とちょっと関連があるんで、メニュー画面の“児ポ法改悪等反対関連リンク”の一つにいたしました」
「確かに、このサイトを見ると、オタクさんへの偏見って根強いものがあるなあ、って感じますね」
「分からない人には分かってもらえないだろうからねえ。まあ、無理に分かって欲しいとは思わないけど、分からないまま攻撃の対象にするのはやめてほしい」
「でも、攻撃する人は分かったつもりになってるんですよ」
「それが、いちばん痛くて辛いところだね。色々な意味で。まあ、このサイトは個人の誹謗中傷が目的ではないので武士の情けであえて実名は伏せてイニシャル表記にするけど、このO谷昭宏ってバカクリティカルに痛いヒトだな」
「まあまあ。人は自分の知能と品性に見あったことしか主張できないんですよ」
「しれっとした顔でオレよりひどいこと言うね。ところでこのバカ、例の寝屋川の事件はゲーム脳のせいにしてるらしいぞ」
「今どきそれですか……。って言うか、世間に浸透しちゃったんですかね、ゲーム脳って」
「ゲームばっかりしてれば勉強する時間は少なくなるし寝不足で授業中に居眠りすることもある。だからバカになっちゃうよ――と言えば済む話なのに、どうして脳なんか持ち出すのかねえ」
「たぶん、脳に何かものすごいことを期待してるんだと思いますよ」



2005年2月14日(月)
『ぐるぽん☆』管理人の結城和林さまからバレンタインCGをいただきました。ヒャッホー」
「可愛いですね〜♪ 犬つながりということで個人的にも親近感が湧いちゃいます」
「……で、オレは、キミからああいう感じでチョコを貰えないの?」
「欲しいですか?」
「それなりに」
「だったらそういうイラストとか描いてください。あたし一人の力じゃどうにもならないんで」
「なかなかトンチめいたことを言うじゃないか」



2005年2月13日(日)
「玉子丼に挑戦してみた」
「新レパートリー開拓ですか?」
「うん。と言っても、フライパンで適当に卵焼きを焼いて、だし汁を注いでから丼飯の上に移しただけだけど」
「……そんな簡単な料理なんですか? あれって」
「よく考えたらタマネギを入れてなかったなあ」
「それじゃただの“半熟卵焼きかけご飯”じゃないですか」
「あ、それから、玉子の量が少なかったな」
「つまりダメダメだったわけですね」
「食えなくはなかったよ」



2005年2月12日(土)
「後楽園ホールまでDEEPの観戦に行ってきました」
「総合格闘技の興行ですね。どうでした?」
「いやー、いい試合が多かったよ。特にファイナルの長南亮選手の試合は劇的で面白かったねー」
「それは何よりでした」
「それはそれとして、なぜか、リングサイドにいる関係者の人たちはホスト風の服装をしていることが多かったような気がするなあ」



2005年2月11日(金)
『ふたなりメイドさんとボク』アップいたしました」
「あれ? アリエルさんが出演してますね。『聖魔王国の予言』のアリエルさんとは同一人物なんですか?」
「基本的には。何かあってリリトさんのお屋敷から出て行って、んでもって『聖魔』の世界にお勤めに出たんだと思って」
「はあ……ところで、アリエルさんもふたなりさんなんですか?」
「だろうね。ただ、『聖魔』の世界では体内に収納してたんじゃないかなあ? まあ、ハリウスの趣味によってはあの後で生やさせてたかもしれないけど」
「ハリウスさんの趣味と言うよりご主人様の趣味によるんですよね」



2005年2月10日(木)
「なんか今の仕事をしてると色々な人の教育論をつい目にしてしまう機会が多いんだよね」
「そうですか。でも、ご主人様にとってはあんまり興味のもてない話題ですよね」
「分かってるじゃないか。何しろオレは健全という言葉を親の仇のように嫌ってるからな」
「そりゃもう、イヤというほど分かってます」
「まあ、それはさておき、きょう目にしたある人の教育論は、要約すると“子供にやりたいことをさせるなんてナンセンスであって教育というのはイヤなことを我慢してやりとげた喜びを味わわせるもんだ”っていうものだったんだよね」
「その人は、個性尊重とか自分らしさの発揮とかやりたいことを探させるとか、そういうのに反対なわけですね」
「そうそう。で、まあ、オレとしてはそれなりに一理あるなあと思ったわけ」
「あ、そうなんですか? ご主人様はそういう考え方を嫌いそうですけど」
「嫌いだよ。オレはこれでもリベラル派だし、そもそも我慢とか忍耐とか努力とかが好きなやつがいるわけないだろ?」
「えっと、一概には言えないと思いますけど」
「少なくとも、子供は嫌いなはずだね。でもまあ、教員なんてのはほとんどの場合、子供に嫌われるか舐められるかのどっちかなんだから、だったら舐められるよりも嫌われることを選択して、世間の厳しさを教えてやるのがスジだと思うわけ」
「それは悲観的過ぎる考えだと思いますよ。生徒さんに好かれてる先生だっていっぱいいると思いますけど」
「そうかねえ。でも、嫌われる覚悟無しには子供に言うこと聞かせるなんてできないでしょ」
「まあ、そうかもしれませんけど」
「だからこそ、大人は教員を“先生”と言って持ち上げてあげる必要があると思うんだよね。何しろ人に嫌われるってのは辛いことなんだから。なのに、最近は形だけでも教員を持ち上げてやろうって親が少ないように思えるんだよねー。おだてるだけならタダなのになあ」
「……ご主人様、なんだかんだ言って自分でも教育論を展開させてますよ」
「うわ、本当だ。これはなかなかに恥ずかしいな。まあ、つまり、教育論てのはこれくらい誰でも話題にしやすいものだということだ」



2005年2月9日(水)
「別にサッカーに特別の思い入れがあるわけじゃないけど、今日のワールドカップ最終予選はハラハラしたなあ」
「あ、対北朝鮮戦ですね。確かに劇的でしたねえ」
「ロスタイムの勝ち越しだったからねー。しかし、サッカーって一瞬で勝負が決まっちゃうなあ」
「そういうところが魅力なんじゃないですか?」
「あと、選手を交代してから目に見えて日本側の動きが良くなったように見えたんだけど、あれは、ジーコ監督の采配の勝利と取られるのかな? それとも、そもそもスタメンの選び方が良くなかったと言われちゃうんだろうか?」
「少なくともご主人様みたいな素人さんには分からない境地なんじゃないでしょうか」



2005年2月8日(火)
「うーん、このデジタルオーディオプレイヤー、アルバムごとに曲を聞くことができるのはいいんだけど……」
「さっそく何か問題ですか?」
「うん。これ、基本的にアルファベット順に再生するんだよね。だから、アルバムに入っていたときと同じ順番では再生されないわけ」
「プレイリスト作ればいいじゃないですか」
「アルバム1枚ごとに?」



2005年2月7日(月)
「ケータイを家に忘れてったからえらく苦労したよ」
「え? ご主人様、仕事でケータイ使いましたっけ?」
「いや、ほとんど使わないけど、腕時計してないからさ。ケータイが懐中時計代わりなんだよ」
「なるほどー」
「あと、ヒマ潰しに2ちゃんねるの速報headlineを見ることができなかった」



2005年2月6日(日)
「デジタルオーディオプレイヤーを買ったよー」
「ハードディスクのやつですね。容量はいくつのやつですか?」
「5GB」
「あ、ご主人様にしては控え目なスペックのを買ったんですね」
「そりゃあ、オレ、あんまりたくさんCDとか持ってないしね。その代わり、FMラジオチューナー内蔵のやつにしてみた」
「例によってオプション機能好きですねえ」
「あの、液晶ディスプレイ付きのリモコンがあるやつは敬遠してみた」
「え、どうしてですか? 便利だと思いますけど」
「いやだって、電車で聞いてる時に向かいの人に“あ、こいつ今エロゲの主題歌聞いてる”って曲名とかから気付かれたらイヤじゃん」
「気付く人も同類の方なんですからいいじゃないですか」
「まあ、そうじゃなくてもけっこう恥ずかしい題名の曲を聞くことが多いからさあ」
「自意識過剰ですよ」



2005年2月5日(土)
「というわけでエアコンを付け替えたんだけど、やっぱファンヒーターの方が暖かくなるのが早いんでつい使ってしまうのである」
「そーですか」
「それはそれとして、業者さんが邪魔な本棚を動かすために、そこに収まってた本を半分ほど床に置いてね、んでもって“どう並んでたか分からないので自分で入れてください”と言って帰っていったのには地味に腹が立ったなあ」
「まあ、仕方ないんじゃないですか?」



2005年2月4日(金)
「明日にはエアコンの取り付け業者が部屋に来るんだが、ぜんぜん片付かん」
「ここに業者さんを上げるんですかあ? 勇気ありますねえ」
「いや、業者だって色々な部屋を見慣れてるだろう。これくらい普通のはずだ」
「ガンプラをケースに入れて飾ってる時点でかなりのものだと思いますよ」
「いや、でも、塗装もろくにしてないし継ぎ目すら消してないんだぞ」
「そういう問題じゃありません」



2005年2月3日(木)
「今日は節分ですねえ」
「暦の上ではもう春なわけだけど……この“暦の上では”って言葉、はたして意味があるのか?」
「まあ、確かに、実際はぜんぜん春じゃないですもんね」
「だいたい一月はずれてるよな」



2005年2月2日(水)
「最近、つい一瞬前のことを忘れちゃったりするんだよねえ」
「年ですねえ」
「確かに、年齢を重ねると、長期記憶はきちんとしたまま、短期記憶のほうがダメになるって言うよね」
「ええ」
「まあ、俺の場合、昔のこともちっとも覚えてないんだけどさ」
「要するに単なる忘れんぼさんじゃないですか」



2005年2月1日(火)
「ファンヒーターを使うと空気が悪くなるんだよねえ」
「換気が必要ですね」
「でも、換気するとまた部屋が冷えてファンヒーターを使わざるを得なくなるわけで……これって悪循環のような気がする」
「少なくとも、灯油はどんどん使っちゃいますね」



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